bk1インタビュー 投稿者:森岡正博 投稿日:10月16日(月)20時41分47秒
オンラインブックストアーのbk1に、私の脳死移植問題についてのインタビューがアップされています↓。あわただしく、六本木全日空ホテルで話をしたものですが、いかがざんしょ。
Re:佐川さん 投稿者:佐川 投稿日:10月15日(日)21時55分43秒
御返事ありがとうございます。>いえ、全部、キーボードで書いていますが・・・・・
なるほど。雑誌に論文が掲載されるまでには、そういう裏事情があるのですね。
「脳死の人」情報特設コーナーでもそうだったのですが、「本屋さん」や「出版」
の裏側を知ることができて、面白いですね。
佐川さん 投稿者:森岡正博 投稿日:10月15日(日)20時50分19秒
いえ、全部、キーボードで書いていますが、論文になると、雑誌校正の段階で、とてもた
くさん修正してしまうんです。つまり、雑誌社から送られてくるあのレイアウトのままの
ものに、ボールペンで修正して、送り返すわけです。なので、ハードディスクに残ってい
る最終原稿とはずいぶん違ったものが、印刷されるのです。だから、再入力をお願いしな
いと、アップできないわけなのです。(例外としては無痛文明論などがあって、これは、
いちいち修正個所をすべて自分でハードディスクに反映しています。なぜならこれはされ
に手を入れて本にするからです。)
Re:アップ 投稿者:佐川 投稿日:10月15日(日)20時45分00秒
>佐川さん、入力ありがとうございましたm(_ _)m。機会がありましたら、また、お手伝いしたいと思っています。
ふと、思ったのですが、森岡さんは、手書きとキーボード入力を使い分けているんですよね。
何か重み付けに違いがあるのでしょうか?
エッセイよみました 投稿者:てるてる 投稿日:10月15日(日)17時44分02秒
「カードキャプターさくら」すきなんだよね…(^_^;)
ケロちゃん。ケロベロス。
アップ 投稿者:森岡正博 投稿日:10月15日(日)15時44分33秒
私の「世界」論文、移植法ページにアップしました。まだお読みでなかった方は、ぜひ読
んでみてください。佐川さん、入力ありがとうございましたm(_ _)m。あと、エッセイもアップじゃ。
http://member.nifty.ne.jp/lifestudies/library01/noshi04.htm
http://www.lifestudies.org/jp/noshi04.htm
みなさん 投稿者:森岡正博 投稿日:10月15日(日)02時36分28秒
私の講演内容とかは、そのうち、講演主体から記録として発表されるんじゃないでしょう
か?
私は自分のしゃべったことって、あんまり覚えてないから。。。その場のノリで、けっこ
うしゃべってます。
きのうの朝日新聞 投稿者:てるてる 投稿日:10月14日(土)19時36分44秒
10/13(金)付朝刊より
「臓器提供 病院の2割は消極的 機器や人員 重い負担 救命の質に不安残す」
「『有資格』看板と実態に差」
「設備やスタッフ、力量を検討して絞り込んだ移植側の病院に比べると、
『臓器提供可能施設』は『提供者が現われない』という理由だけで、その
枠組みが広げられてきた経緯がある」
「医療の質を評価することが定着していない日本では仕方がないのでは
ないか。質を追求するならば、行政や医療の関係者だけでなく、もっと
社会全体で議論すべきだと思う」(臓器移植専門委員会の黒川委員長)「声」欄より
「迷ってやめたドナーカード」
結婚する前に、自分が力になれるのならと思ってドナーカードにサインした。
しかし、結婚して姓が変わったのでドナーカードを書き直そうと思ったとき、
迷って、夫婦で話し合った。
父親ががんの闘病をするのを見て、寿命を受け容れるという考え方になった。
夫婦とも、たとえ逆の立場になっても臓器提供を望まずに受け容れることに
決めて、ドナーカードにサインするのをやめた。
(以上、20代の主婦の方)
NHKのニュース 投稿者:てるてる 投稿日:10月14日(土)19時25分15秒
NHKの電話による世論調査では、
こどもも臓器移植が出来るようにするべきという人が80%
法律を見直すべき 30%ぐらい
特例を設けるべき 30%ぐらい臓器提供の条件として
本人の意思表示が必要 25〜30%ぐらいのところ
ドナーカードでなくてもなんらかの意思表示を本人がしていて
家族も承諾 40〜50%ぐらい
家族の承諾のみ 20%近く上智大学の町野朔教授へのインタビュー
「こどももおとなも、生前にNOと言っていなければ家族の承諾だけで提供できる
ようにすべきです」中島みち氏へのインタビュー
「こどもの臓器を残したという親御さんもいるのですから、医療現場で、
こどもの臓器を提供してくれしてくれという説得がないように罰則を設けて
おいて、臓器提供を可能にするべき」<数字についての記憶が曖昧ですみません。m(_ _)m
高岡での講演について 投稿者:にんにん 投稿日:10月13日(金)20時35分23秒
はじめまして。私は北海道に在住している浄土真宗本願寺派の一僧侶です。朝日の書評
「いじめられている君へ」を読んで以来の森岡ファンです。
先日、森岡先生が本願寺の高岡別院で講演されたという記事を、『本願寺新報』(本願寺
の機関紙)で知りました。どんな話をされたのか、とても興味があります。
教団内でも脳死による臓器移植を「菩薩行だ」などといっている人もいるわけで、そんな
なか先生の議論に学びたいと思っている教団人は多いのではないか、と思います。
一度、直接お話をお聞きしたいと思っています。
不自然なことは社会を破滅する 投稿者:samantha 投稿日:10月13日(金)10時56分57秒
人間と言うのはとても欲深いですから、不自然なことでも、自分の得になることなら何でも
ありがとうございましたぁ 投稿者:cherie 投稿日:10月13日(金)02時08分15秒
はじめましてぇ〜〜!
あたしは 東京在住 30代の看護婦です。
今日 明治大学の公開講座で 先生のお話しを聞いてきました。
先天奇形児の遺伝子操作や 選択的中絶など 興味深いお話しでした。
それらは ほんとに奥深い問題で それこそ地球の生態系などを
考えると 医療そのものの存在すら 疑問が出てきたりして
(あたしが医療に疑問持っちゃまずいのかもしれませんが。。。)
実に袋小路です。。。 (ーー;)
また 時々 ここにも寄らせて頂きたいと思いますので
よろしくお願いしますぅ <(_ _)>
yukikoさん 投稿者:森岡正博 投稿日:10月12日(木)07時03分59秒
情報ありがとうございます。
下の東京新聞の報告ですが、ドイツについて、粛々と進められてきて反対などなかったかのように書かれていますが、これは片側情報ですね。すでに掲示板で紹介されているように、中山研一論文を読むと、国会の1/3は、脳死を死としない法案に賛成しています。かつ、92年(だっけ)にドイツのマスコミで大きな論争になった、脳死の妊婦は死んでいるのかという論争もありました。緑の党も脳死反対だったんですよね。ということで、東京新聞は、きちんと調べずにドイツの移植関係者ひとりだけの意見を聞いて記事にしてしまっています。あと、二つ下のTruogの説についての紹介も、ちょっとニュアンスがヘンだと思うな。結果的にそういうことは言ってるんだけどね。
臓器移植の世界事情 投稿者:yukiko 投稿日:10月11日(水)22時48分02秒
簡単ですが、東京新聞系の、特派員の報告のようです。http://www.tokyo-np.co.jp/toku/new_world/nw990311/nw990311top.htm
下の 投稿者:yukiko 投稿日:10月11日(水)22時34分00秒
「留学ものがたり」を読んだ新聞記者(?)さんのネットコラムです。
医者が傲慢でなかったら、結果がちがったかもしれない、という主旨の一文がありますが、そうかしら…?ちなみに、一部の新聞記者は、わたしが知っている人類の中でもっとも傲慢ですけれど…
http://www.geocities.co.jp/Technopolis/5331/backno/990520.htm
Trougなど 投稿者:yukiko 投稿日:10月11日(水)21時15分46秒
ハーバード大学メディカルスクールに留学したTBSマルチメディアセンターのインターネット編集長が、trougの大脳死説について言及しています。パーソン論が少しずつ浸透しつつある、と書かれていますが、何を根拠にしてそう判断されたのか書かれておらず、ちょっと物足りないな、と思いました。
情報ありがとうございます 投稿者:森岡正博 投稿日:10月11日(水)20時17分20秒
>てるてるさん声欄は、各地で違うんですよね。関西版になにか載っていたかなあ?
朝日新聞の投書欄 投稿者:てるてる 投稿日:10月11日(水)19時09分18秒
東京本社版の「声」欄に、10月に入ってから2回、臓器移植法についての投書が載っています。10/6「宗教家も交え移植の議論を」歯科医師の方の投稿。町野改正案のことを、臓器不足解消のためのような気がする、と指摘し、人間は物ではないのだから、倫理観、宗教観に基づいた議論も必要だし、法学者による研究班ではなく、医療関係者、宗教家も交えてほしい、と述べています。
10/11「『脳死』に疑問 解けぬままに」看護婦の方の投稿。これは10/6の投書に同感の意を表わすもので、かつてクラスメートが脳死に近い状態で亡くなっているので、「脳死が人の死だ」という概念に疑問を感じており、本人の意思が尊重されないまま、家族が同意すれば移植出来ることを法で定めるということは、法律による圧力ではないだろうか、と述べています。
そのようなところ? 投稿者:le pissenlit 投稿日:10月11日(水)17時57分11秒
脳死状態と植物状態の区別を解からない人でドナーカードを持っている人が60%であるとのこと良く解かりますね。
ですから意識化が必要です。
ですから私折があれば口込みで「脳死の人」を読むことをお薦めしている次第です。議員さんが丁寧な議論ができる雰囲気づくりに乗り出されることを念じます。
先日も議員さんのモミクシャ風景がTVに映し出されて今の時代にと思うほどでしたよ。
星の王子(さま)さん 投稿者:森岡正博 投稿日:10月10日(火)23時18分28秒
なるほど、それが政府案ですね。それは前回の国会で流れちゃったものですが、それとほぼ同一の案が、今回、提出されたようです。よーく比較検討しないといけないですね。
ヒト胚性幹細胞を中心としたヒト胚研究に関する基本的考え方(案) 投稿者:星の王子(さま) 投稿日:10月10日(火)23時00分18秒
こちら↓が政府案の方だと思いますが、科学技術会議生命倫理委員会ヒト胚研究小委員会報告(平成12年2月2日付け)として、「ヒト胚性幹細胞を中心としたヒト胚研究に関する基本的考え方(案)」が公表され、意見募集もされていたみたいです(もう終わっている・・・(^^;))。
クローン禁止法 投稿者:森岡正博 投稿日:10月10日(火)18時32分20秒
民主党の下の↓ページを見ると、政府案と民主党案の違いとかがきっちりと示されています。
こういう問題について、国会で議論しようという姿勢があらわれていて、とても好感がもてます。
日本の政治も、ようやく「議論」で動くような時代になるのか!? 大注目です。
民主党案は、「人間の胚の尊厳と保護」を基本理念においていて、ドイツの胚保護法のような路線に見えます。いずれにせよ、一政党が、公開されたきちんとした議論でもって法律を提出するというこのやり方には、賛同したいと思います。(私はべつに民主党員じゃないけどね)
民主党のヒト胚についての法律への意見募集 投稿者:森岡正博 投稿日:10月10日(火)18時26分08秒
が、下の↓HPにあります。みなさんも、どんどん意見を言いましょう。秋の国会に、
政府案が提出されましたが、それに対抗するために、民主党案も提出される予定のようです。
そのための、意見募集だとのこと。脳死もたいへんですが、クローン規制法案のほうが、先に国会での論戦になりそうですね。ともあれ、インターネットを通じて、意見を募集するというやり方は、大賛成です。
ぜひ、みなさんもご覧になって、議論していきましょう。
これについては、また情報を書き込みますね。
↓の意味するもの 投稿者:森岡正博 投稿日:10月10日(火)00時53分41秒
って、ひょっとしたら、60%は、本気で、植物状態の人から臓器取っちゃっていいって思ってるのかも。そうだとしたら、日本で「大脳死」が立法化されても通っちゃうかもしれない。もしそうではないとしたら、この60%の回答者は、そもそも「植物状態」ってどんな状態かまったく知らないのではないのだろうか? 「植物状態」の人のほとんどが自力呼吸しているとか、知ってるのかなあ。
なんと、脳死と植物状態の違いが分からずにドナーカードをもっている人60%! 投稿者:森岡正博 投稿日:10月10日(火)00時50分43秒
大本教が調査した結果が送られてきました。↓のページ。
驚くべき結果が出ています。
この状況下で、移植を推進していいのでしょうか??http://member.nifty.ne.jp/lifestudies/oomoto01.htm
http://www.lifestudies.org/jp/oomoto01.htm
ゆうさん 投稿者:森岡正博 投稿日:10月10日(火)00時46分21秒
その話、すごいですが、真実味があります。先進国アメリカでさえ、脳死の判定を1回ですませたとか、そういう事件が複数起きているようです。
裁判沙汰にもなっているらしい。
第一、アメリカでは医師・看護婦のかなりが、脳死と植物状態の区別を知らなかったりしています。日本では、ここまでのことは、考えられません。そのあたりのことは、移植法ページで紹介した、ALLの論文に紹介されています。
ニュースステーション 投稿者:ゆう 投稿日:10月 9日(月)23時16分54秒
今日のニュースステーションで、タイの脳死移植問題についてやっていました。
家族の同意がとれれば脳死移植が可能、というタイで起きた、移植目的の殺人疑惑についてでした。脳死移植の同意書と知らされずに、とにかく治療費が安くなるからとかいわれて、サインさせられたのだそうです。しかも、その病院の院長がタイの脳死判定に関する基準を作った人だったのが驚きでした。「三人の医師による二回の脳死判定を行うこと」と決めた張本人が、さんざんしらを切ったあげく、最後に、「医師一人による一回の脳死判定くらい、どこの病院でもやってるよ」
と鼻で笑っていたのが、信じられませんでした。
脳死移植が開始されて、十三年たったタイで、このような事件が起きるというのは、絶対に深く受け止めるべきだと思います。一番やってはならないのは、「これは外国の話で、日本では起きない」と切り捨ててしまうことだと思います。
法庫 投稿者:星の王子(さま) 投稿日:10月 9日(月)22時30分50秒
法律関係のURLみたいです。
利用は一部有料のようですが・・・
何かのご参考までです。
RE:障害者の人から見たら 投稿者:てるてる 投稿日:10月 8日(日)23時19分29秒
>人の生は役に立つから尊いのではないこの一行に、ぐんとひかれました。
きょう、帰省先から戻ってきました。
また、近いうちに、帰省するかもしれませんが。ところで、9月9日神戸新聞に、神戸で、アジア各国の移植医療関係者が集まって会議を開いたことが載っていました。ベトナムの代表は、移植法の草案を作っているけれども、死体を傷付けないという伝統を克服することが必要だ、と述べていたそうです。日本移植者協議会も参加していたようです。
障害者の人から見たら 投稿者:yukiko 投稿日:10月 7日(土)21時49分47秒
臓器移植法見直し論議は、こんな風に聞こえるのですね。http://www.kikiweb.net/backnumber/1999_1to9/column/honda/9906_2.html
てるてるさん 投稿者:森岡正博 投稿日:10月 6日(金)07時08分25秒
添付ファイルとどきましたよん。ご心配なく。
…あの…その… 投稿者:てるてる 投稿日:10月 5日(木)07時52分28秒
ほんとはきのう帰省するはずだったのがきょうになっちゃったんですが(実はほんとはおととい帰省する予定だったのがきのうにのびてきのうになったらからだがのびてきょう、やっと帰ることに)
森岡さんに添付ファイルつきメールを送りました。無事に届いたかな…
ありがとう 投稿者:てるてる 投稿日:10月 2日(月)16時52分46秒
なおみさん。
よろこんでもらえて、うれしいー。
すばらしい 投稿者:なおみ 投稿日:10月 2日(月)16時27分27秒
2ヶ月ばかり冬眠してたら、てるてるさんの過去ログハウスがさらに充実しているぞ。
ありがと〜 助かるよ〜
ゆっくり読ませていただきます。
見出しがついてるってすばらしい!
RE:Truogの説 投稿者:てるてる 投稿日:10月 2日(月)06時55分01秒
同じく中山研一論文で言及されていたドイツの二人の説では、Truog の説を引用しながらも、植物状態の人・無脳児からの臓器摘出OKとせず、本人意思の尊重の原則を貫くほうへと論調が変わっています。これは、ドイツでは、「死者の人格権」を認めているからではないでしょうか。
植物状態の人・無脳児は、むろん、生きていますが、「死者の人格権」を認めるとはすなわち、生前の意思表示を尊重する、ということです。
だから、意思表示をしなかった人からは、臓器をとらない。USA は、もともと、「人格権」という発想が乏しいのではないでしょうか。
著作権法でも、著作者人格権を1989年まで認めていなかったんだから。ちなみに、Truog が引用しているyoungnerらの研究、医師や看護婦が「脳死」概念に混乱をきたしやすいという調査は、「臓器交換社会」(青木書店)でも引用されています。そのくだりだけでも、日本語訳で読むと楽かも。
Truogの説 投稿者:森岡正博 投稿日:10月 2日(月)03時51分35秒
中山研一論文で言及されていた、Truogの論文を読みました。Robert D.Truog "Is It Time to Abandon Brain Death?" Hastings Center Report Jan.-Feb. 1997:29-37 です。要するに、脳死概念・判定基準には問題が多い。脳死概念は、すでに時代遅れである。だから脳死を人間の死とするのはやめたらどうか。著者の結論。(1)人間の死の定義は伝統的定義、つまり呼吸と循環の不可逆的停止に戻す、(2)脳死判定されることへの拒否権を認める、(3)脳死・植物状態・無脳児の場合は、生きている人間から臓器を取り出してもよいことにする。
ということは、日本でずっと議論してきた「違法性阻却論」ですね、基本的に。それに、植物状態・無脳児からの摘出もOKというのを加えている。
読んで思ったこと(1)1997年にアメリカ生命倫理学ではようやく「違法性阻却論」かよ、遅れてるんじゃないのかあ? それもこの雑誌のメイン論文だしね。日本での議論への言及なし。
違法性阻却論は、日本では90年代はじめからやってましたよーん。(2)植物状態・無脳児からの臓器摘出OKって、そんなに簡単に書くなよと言いたい。だが、アメリカの生命倫理学では、これに賛成する学者はとても多いのです。
日本では考えられませんが。。。以上、ご報告まで。
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