森岡正博さんの「脳死・臓器移植」専用掲示板過去ログハウス 2000年03月06日〜03月07日

過去ログハウス入り口


反対バナー 投稿者:カエル  投稿日:03月07日(火)22時58分03秒

森岡さん、バナー紹介ありがとうございます。力作だなんて・・、てへ、うれしいです。
てるてるさん、さっそくありがとうございます。
みなさん、どうぞ使ってやってください。

http://www.geocities.co.jp/CollegeLife/4728/
http://www.kinokopress.com/inko/jp/kael-index.html


自殺のこと 投稿者:てるてる  投稿日:03月07日(火)20時41分15秒

自殺する人には、ほんとうに覚悟しての自殺というのもありますけど、実は、生きていたいのに、自殺する人もたくさんいます。鬱状態で自殺する人もいます。そういう人たちは、自殺というかたちで死を受け入れているように見えるけど、実は、なかなか、死ということを受け入れにくいんじゃないか、と思います。

そんなことを言っても、交通事故で脳死状態になる人もとても生きたかったはずで、自殺
(未遂)だろうが交通事故だろうが脳死状態になれば一緒だ、といえばそうなんですけれど。
「脳死」を人の死とはっきり定義してしまえば、自殺でも交通事故でも一緒、ということでいいのかもしれません。しかし、脳死状態を、死ではなくて、生きている状態、ととらえるなら、それはまだ自殺じゃなくて、自殺未遂ということになると思います。

自殺未遂に到るほどのことがあった、その人の「死ぬ」という意思をそのまま認めてはいけないような気がします。「死ぬ」という意思をはっきり行動に示している人の場合、かえって、そう簡単にその人が死にたかったんだ、とは、言えないような気がするのです。


間違ってました。 投稿者:生徒  投稿日:03月07日(火)19時30分40秒

すいません自分で間違いに気づきました。
投稿者と題名が反対になってました。
すいません(謝)
僕はまだよく分かりませんので僕の
意見は見なかったつもりでいてください。

バナー&自己決定& etc. 投稿者:てるてる  投稿日:03月07日(火)19時18分06秒

カエルさんが作られた「臓器移植法改正案・反対バナー」をさっそくホームページにはりました。といっても、全然関係のない漫画のサイトなので、変かもしれない…

> 翠さん
> 「本人の意思を尊重する」ことに重きを置くのであれば、自殺者の意思も
> 尊重されるべき(=人が自ら命を断つ権利も、その人が脳死になった場合
> に臓器を提供する権利も、法として尊重すべき)では?

普通は、そうだろうな、と思います。
ただ、臓器を提供するために自殺するという人はいないと思うのですが、絶対にありえない話というわけでもないので、そういうことを防ぐ必要があると思いました。それこそ、本人が望んで自殺までしたのだから、臓器を貰えばいいじゃないか、いや、臓器を摘出するべきだ、ということになりそうなものですけれど、でも、それはだめなんだ、と思うのです。

先に、めったにないと書きましたが、それでも、もし、誰かがそんなことをしたら、まねをする人もでてきます。まねでなくても、同じようなことを考える人間は、ひとりやふたりではないと思います。実行できるかどうかは別として。それが、実行した人がいるとわかったら、まねするだろうと思います。それなら、ますます臓器不足を解消するのに少しでも役に立つから、余計いいじゃないか、ということになるかというと、そういうものでもないと思います。

> 子供
カエルさんの作られた「ケロケロ脳死臓器移植ページ」で、読売On-Line の時典を読んで知ったのですが、6歳未満は、脳が障害に対して強いので、脳死判定のやりかたが6歳以上と異なっているのですね。それを知って、私の対案を修正したくなりました。

子供用のドナーカードを13歳未満が使えることにして、下限は設けないが、自筆記入を条件とする、ただし7歳未満で自筆記入できない人については、「臓器を提供しない意思を表示している」ものとして、親が、「子供の意思に反して」臓器提供に同意するカードを作る、

という内容を、

6歳未満で自筆記入できない人については、「臓器を提供しない意思を表示している」ものとして、親が、「子供の意思に反して」臓器提供に同意するカードを作る、

<に変えたいと思うのです。

> 脳死判定を始めるまでの期間
脳死状態になったら、早めに臓器を摘出したほうが移植するのにはいいのだと思います。しかし、死に逝く人を見取る人にとっては、人工呼吸器をつけた状態で回復の見込みがほとんどなくても、気が済むまで脳死の人のそばにいたいという気持ちがあると思います。
柳田邦男が何日間か脳死状態の息子と一緒にいて、それから、臓器提供に同意した、と聞いています。

臓器提供に同意するにしても、判定はしばらく待って欲しいとか、何日間か待って欲しいとか、そういう意思も尊重してほしい。


移植法反対です 投稿者:777  投稿日:03月07日(火)16時39分55秒

反対です。
私個人は臓器移植自体まだ納得できないと思っています。
加えて、子供であっても一個の命だと思いますし、一個人の命をただ「私たちの子供だから」「私が親だから」という理由だけで、別の人間が決めてよいとは思えないからです。
親といわれている大人にそれだけの決定権を与えても大丈夫だとは思えません。まず自分の足元を固める事が必要なのではないでしょうか。
臓器が足りない=待ってる人が居る のですが。
これを考えるとキレイ事じゃ済まされないのですが・・
人間が入ってはいけない領域のような気がして仕方ないのです。

臓器移植法改正案・反対バナー 投稿者:森岡正博  投稿日:03月07日(火)10時38分46秒
カエルさんのページで、「臓器移植法改正案・反対バナー」が公開されているようです。
カエルさんが作成された、力作です。カエルさんも、自由に使っていいとおっしゃってますので、ネット上でアピールしていくときに、ぜひ使っていきませんか? 自分のHPに貼り付けるとか、メールにくっつけるとかいろんな使い方がありそうです。私も近々、HPに貼り付けます。ぜひ下のカエルさんのページをごらんください。

>カエルさん
ありがとうございました。

http://www.geocities.co.jp/CollegeLife/4728/
http://www.kinokopress.com/inko/jp/kael-index.html


濱西さん 投稿者:森岡正博  投稿日:03月07日(火)10時31分09秒

8つ下の書き込みは、私、森岡でした。間違えてしまってすみませんm(_ _)m。
単純入力ミスです、はい。

>生徒 投稿者:匿名  投稿日:03月07日(火)09時06分24秒<

中学1年生の方へ
そうそう,私も自分の中学生までの時期は親の意見をかなり取り入れる傾向を持っていました。もちろん,反抗もしました。でも,よく考えると,両親の言うことにも納得できることがあり・・・。知らないうちに親の意見を取り入れていたり・・。でもやっぱり違うと思い直したり・・・と十代は試行錯誤が今の年齢の自分より多かったと思います。

ドナーカードのサイン=意思表示? 投稿者:濱西栄司  投稿日:03月07日(火)06時16分58秒

という、まあ、根本的な疑問があってもふしぎじゃあないでしょう。
まあ、無視される可能性がたかいでしょうが。

下記のアドレスの掲示板や
http://www64.tcup.com/6408/eiji.html?
さらに下記のアドレスの日記HPで、かんたんな思考実験してます。

http://www1.plala.or.jp/hidek/hide/181.html


5つ下の書きこみ 投稿者:濱西栄司  投稿日:03月07日(火)06時11分58秒

の「投稿者」はどなたでしょうかな?
わたしではありませんよ。ねんのため。

http://www1.odn.ne.jp/~cbt25360


自己決定 投稿者:らら  投稿日:03月07日(火)03時44分44秒

てるてるさん、対案づくりお疲れさまです。
おっしゃるとおり、みんなが対案をつくってみればいいんですよね。
これで一つ授業ができちゃうじゃないですか、ねえ。
チェックリストは私も良いアイデアだと思いました。
法的な面からもチェックリストを仕上げて行くことが必要ですね。
友達にたずねてみます。
ところで、翠さんの自己決定のことですが、そのことを私もずっと考えています。
しかし、この改正案は「あまりにも臓器不足だから何とか手を打たねば」という隠れたもくろみ(良い心なんですが)が法を操作することによって、逆に、自己決定する意志の働きを鈍らせることになる、ところに問題点があるのではないか、と思うのです。
つまり、本人の意志が十全に働き得ない状態になってしまうのではないかという、そういう危惧を感じるわけです。
その点でもチェックリストはいいと思います。
少なくとも考えさせられることになりますね。知った上での意志ですから。
だから意志表示がなければOKとみなす、というやりかた(欧州の)には最も反対です。
とくに日本人がこれをしてしまったら、ものすごい混乱すると思います。
あるいは自分を感じさせられなくしてしまうか…。

自己決定 投稿者:翠  投稿日:03月07日(火)01時44分26秒

>てるてるさん
改正私案(てるてる案)、興味深く読ませていただきました。
とても分かりやすいと思うし、専門的なことなどはコメントできませんが、
チェックカードというのはよいアイデアだなと感心しました。

ところで、自己決定といえば、ここでの議論とはちょっと外れるかも知れませんが、気に掛かったのでお訊ねします。私案の最後に
「自殺(正確には自殺未遂)で脳死状態になった場合は…(略)…移植してはならない」
とありますが、いわゆる‘死の自己決定権’についてはどのようにお考えですか?
成年・未成年にかかわらず、「本人の意思を(最大限にか否かはひとまずおいて)尊重すべき」というのが改正案に反対する大きなポイントであり、その点については私も全面的に賛同します。が、「本人の意思を尊重する」ことに重きを置くのであれば、自殺者の意思も尊重されるべき(=人が自ら命を断つ権利も、その人が脳死になった場合に臓器を提供する権利も、法として尊重すべき)では?
…と、私などは単純に考えてしまうのですが。


生徒 投稿者:趣旨について。  投稿日:03月07日(火)01時06分33秒

趣旨について。
僕は中学一年生です。
またはっきりした事は言えませんが、一言書こうと思います。 
趣旨について。
(1)については反対です。
ドナーカードを持っていないことが
本人の(移植拒否)意思だと思います。
(2)については分かりません。
15歳未満の子供に意思表示が出来るのだろうか?
大人の一言により意思が変わってしまう子供。
そんな子供たちにが理解できるのだろうか?
僕はそう思います。
中学一年生(13歳)の考えでした。
意見ありましたらページまで。

てるてるさん 投稿者:森岡正博  投稿日:03月06日(月)15時38分07秒

脳死になるはずの人数と、臓器を待っている人の人数には、10倍くらいのひらきがあるんじゃないのかな。国によってぜんぜん違いますが、先進国アメリカでも、かなりのひらきがあって、大問題です。検索すると、たぶん、具体的な数字が出てくると思いますよ。
私も新聞の資料をどこかにもっていたと思う。授業で配ったんだっけ(^^;)。

よろしく 投稿者:濱西さん  投稿日:03月06日(月)15時35分59秒

では、手を結べるところでのみ協力してください。教育関係のHPで、ここには絶対書き込むべしというのがあったら、教えてください。

死の教育うんぬんについては、私もさらに考えるところあり。いずれ議論したいものです。


臓器不足は解消しない? 投稿者:てるてる  投稿日:03月06日(月)14時10分26秒

今さら基本的なことをきくようで申し訳ないんですけど…
脳死する人の数と脳死後の臓器移植を必要とする人の数との差はどれくらいあるのでしょうか。脳死後の臓器移植とは、たとえ脳死者全員が臓器を提供してもなお、不足することが初めからわかっている医療なのではないかしら、と思います。まあ、だからこそ、人工臓器の開発もしているのでしょうけれど。移植以外の治療法が見つかればいいのですが。

> 濱西栄司さんへ
さっそくホームページにお邪魔しました。
>「自己決定」権が発達段階にそって制限されること
については何も書けませんでしたけど、掲示板で取り上げられていることには興味を持ちました。


厚生省の改正案に反対します。 投稿者:濱西栄司  投稿日:03月06日(月)05時06分45秒

わたしは、厚生省の改正案に反対します。

ですが、私は発達てきなものの見方がいやですし、
教育範囲が今以上に拡大されることも、問題があると考える人間です。
ですから、てるてるさんの改正案のように、「自己決定」権が発達段階にそって制限されることや、森岡さんの改正案のなかで提示されたように、「死の準備教育」を実施することなどには反対します。

ですが、基本的に、厚生省の改正案に反対します。そして、そのために、とくに森岡さんの改正案を、大学のともだちに紹介したり、教育関係にHPの掲示板に、そのアドレスを書きこんだりしています。また、これからも機会があればしていきます。しかし、それ以上のことはしません。

http://www1.odn.ne.jp/~cbt25360


Kael Studies Homepage

森岡正博さんの「臓器移植法改正を考える」