マインドコントロールは、もはやサイエンスフィクションではない。１９９７年１２月１７日、ラーニングチャンネルの科学番組「異様な未来、自己、ロボット」は、ハン・モロヴェックを特集した。モロヴェック氏はロボット工学を研究する著名な科学者で、近い将来人間の人格をコンピュータに組み込み、コンピュータの人格を人間に組み込むことも可能になると予言した。また、その番組では、アメリカ政府は人間の機能を機械やコンピュータの部品に置き換える、高い機密のサイボーグ計画をもっていると報じた。
１９９７年１２月２９日、ディスカバリーチャンネルの番組「ノン・リーサル・ウエポン、殺さずに撃て」では、電磁気兵器によって、テロリストや群衆、包囲拠点をマヒさせたり偏向させたりできることを実証した。１９６０年代以来、アメリカや他国の政府によって、同意なしに人々が、電磁気技術により精神を操作する、高機密兵器実験計画の実験台にされているという訴えがなされてきた。こういった兵器は、外部からの電磁気信号が心や体の電磁気信号を模倣することができるという仮定に基づいている。訴えを支持する証拠は増加している。
大部分の科学者は、マインドコントロールは、現在、理論的に可能で、多くの人が、そういった分野の研究を議論しないという国家安全誓約書にサインしたことを認めた。しかし、彼らはマインドコントロールの研究に対する論理的な示唆を行っている。マインドコントロールに関する多くの記事のひとつとして、ニューヨークタイムスマガジン１９７０年１１月１５日から、「脳研究者ジョズ・デルガドが‘どんな人間を製造したいと思いますか’と尋ねている」を紹介する。
「人類は飛躍的な進化の曲がり角にさしかかっている。私たちは、遺伝子工学や行動の基になっている大脳のメカニズム知識を使って、自分たちの心の機能を設計できる力をまさに得ようとしている（私は、おそらく２５年以内に完成すると考えている）。」
同じ記事でエール大学の精神医学科長モートン・レイザー博士は次のように述べる。
デルガドの研究には恐ろしい可能性が含まれているだろう。「コンピュータを使って無人飛行物体を月まで送ることができることから、そのうちコンピュータが十分に洗練されて、人間の頭に考えを送り込むために使われることも、あながち不可能とは思えない。・・・例えば、もし、コントロールできない怒りの反応している人がいて、原因が神経系に発見することができたとする。発達したコンピュータは、反応を抑制するために刺激を送り返すことができる。これはサイエンスフィクションなどではない・・・。
アメリカ政府が、諜報目的の行動操作研究に出資しているという十分な証拠がある。「狂気への探訪、秘密CIAマインドコントロールと医療虐待の実話」、ゴードン・トーマス、バンタンブックス１９８９年からの関連した引用。元BBCのプロデューサでトーマス氏は、外国通信員のベテランで、調査ジャーナリストとして世界中の激戦地から報告の経験がある。
「ゴットリーブ博士とORD［CIA（中央諜報機関）の研究開発事務所］の行動学者らは、ジョズ・デルガド博士の、技術が完成され、動物だけでなく、人間が電気的に伝播された信号に反応する日が必ず訪れる、という意見を支持している。・・・「［エール大学の］ジョズ・デルガド博士のように、神経外科医（チュレーン大学のヒース博士）は、ESB［脳の電気刺激］が、記憶、衝動、感情を操作でき、恐怖や喜びから幻覚までを引き起こせることを結論した。人間の意志を、文字通り自在に操作することができた。」
１９４０年代から現在までの政府機関の行動は、軍事マインドコントロール研究の機密史を裏付けている。アラン・シェフリン「精神操作者」１９７８年２１４ページより。
１９６４年、CIAの企画副監督リチャード・ヘルムズは、ケネディー大統領暗殺についての大統領委員会の一般参考者、J・リー・ランキンによる、ソビエト洗脳技術についての質問に答えた。ヘルムズ氏は、ソビエトは「人の心を奪うための戦争」で膠着している。１９５３年４月１０日、アレン・デュルスは、新着したCIAの長官として、バージニアのホットスプリングスの、プリンストン大学同窓会の全国集会で演説を行った。ヘルムスは、その演説を、次のように繰り返した。過去数年間人間の心を争う戦い―イデオロギーの戦い―について多くのことを聞くのがあたりまえになってきた。実際に、政府は「冷戦」と呼んでいる国際的緊張によって心理学戦争を認識し、能動的な役割を与えることに前進した。しかし、私は、問題の深さが明確に理解してされているのか疑問である。ソビエトにおる人間の心を争奪する戦いが、いかに邪悪なものかを私たちは理解しているのか。「脳戦争」という新しい呼び方をした方がよいかもしれない。ヘルムズの手記は１９７４年に機密化され、Warren Commission documentの1131番にある。デュルスの演説はU.S. News and World Report(１９５３年５月８日)の５４ページに、「脳戦争−ロシアの秘密兵器」というタイトルで引用されている。
マインドコントロールの問題は複雑で、長い年月に渡って続いている。被害者の訴えを支える歴史的な根拠がある。冷戦のメンタリティーは５０年にもわたって盛んにいきわたっている。それは非人間的で必要のないものだ。この風潮は、まだ公表されていない、アメリカ市民への電磁気兵器実験計画をも作り出した。National Journal１９９４年１１月２６日の2806ページで、著者のデビッド・C・モリソンは「戦後時代のそのまた次の時代に否応なく到達しているのに、私たちは、冷戦の殺人的対立の余波に、大かれ少なかれ、幾千もの方法で苦闘している。このような結果の一つとして、あきらかなものは、疑いなく人間モルモットを量産している、完全戦争的メンタリティーである。
同じ論文で、900,000人を日本への恐ろしい爆撃で殺すことを命令した、アメリカ陸軍航空大尉キュルティス・E・ルメイは、「無実の市民はいない・・・、だから私は無実の傍観者を殺すことをためらわない。」と述べた。
政府の官僚主義が、否定することができないマインドコントロールの証拠を、公衆がまとめ上げることを望んでいない、多くの関連する事実がある。マインドコントロールは主流の出版には載せられていないけれども、反駁は不可能で大衆の常識になることは避けられない。ちょうど、放射線実験被害者の問題が今日あるように。
目次
問題: 人間の心と体を電磁気技術で操作する巨大国家同士の機密兵器競争
大きな枠組みは次のようなものだ。電磁気学神経学の技術を使って人間の行動を増強及び操作するための、巨大国家間の機密化された兵器競争がある。電磁気兵器についての国際協定の議論が、原子科学者紀要１９９４年９／１０月４４ページのサブセクション「ノンリーサルウエポンは条約違反の疑いがある」で、アメリカ科学者連合の化学生物兵器プログラム長、バーバラ・ハッチ・ローゼンバーグにより報告された。電磁気兵器について彼女は、「これらの兵器は、一時的もしくは恒久的な盲目、心理過程への干渉、行動や感情の反応の修正、発作、激しい痛み、めまい、吐き気、下痢などの内蔵の機能の様々な方法の混乱を起こすと言われる。・・・さらに、ある種の通常兵器の協定により、電磁気兵器を含む特別な新しい議定書の発展につながる国際的議論が行われている。・・・電磁気技術に対する現在の関心の急激な高まりによって、このような非人間的兵器の使用を明確に違法とする議定書の批准が緊急事である。
世界のメジャーな力、アメリカが、この技術を発展させている証拠はたくさんある。例えば次のような記事、アトランティク・マンスリー１９８７年３月２８ページより、チュク・デ・カロ、”The Zap Gap”、
スターウォーズが、映画から抜け出し兵器システムになってから、多くの途方もない架空の兵器がニュースにあがっている。防衛秘書官カスパル・ワインバーガーが、１９８３年の演説「ラジオ波兵器」で短いコメントをしたとき、反応はあまりに小さすぎるものであったことは、おそらく納得できるだろう。ほとんどの代議士や評論家が一番嫌うことは、新しい物理方程式の階層がお目見えすることである。ラジオ波(RF)兵器は、主要紙にはほとんど言及されることはなく、スターウォーズのスーパーミサイル、エネルギービームらを現実化するもっとも近い方法になっている。
巨大な力がこの技術の発展をはじめて以来、１９７０年代から１９９０年代にかけて、ロシアで２５の記事が書かれた。１９９７年フォート・ブラッグ、カリフォルニア、フラットランドブックス、ロシアマインドコントロールと電磁気技術の記事を参照。１９７８年の、ウォルター・ボワート「マインドコントロール作戦」では、ベトナム退役兵のマインドコントロール技術の使用に関する証言が議論されている。デビッド・グイアットは１９９６年２月、赤十字の国際委員会のシンポジウムの向けに記事を書いた。そのシンポジウムは、「医療職と兵器の影響」というタイトルだった。グイアットは１９８９年、国防省の医学工学者が、パレスチア人を偏向させる目的で、マイクロ波やそのほかの様式が使い続けられていると主張する話を持ち出した。
新しい兵器は革命的で全ての市民の未来を左右する。ニューヨークタイムス１９６５年１２月２９日２８ページで、科学進歩アメリカ委員会の会合の演説者が掲載された。「心をコントロールする」というタイトル。カリフォルニア大学、デビッド・クレッチ教授は、人間の心を操作する将来の能力が、おそらく原子物理学者の成功よりもまして、深刻な影響をもたらすという意見を述べた。・・・時間を無駄にしてはいけない、もしこれらの新しい能力が、市民の破壊や奴隷化といった邪悪な目的ではなく、自由な社会の利益のために装備されたのならば。新しい兵器とその使い道について、公衆による学習と議論が遅ればせながら必要になっている。
ふたつの点をしっかり理解しなければならない。一つは、政府がアメリカ市民をこの技術で拷問していること、二つめは、アメリカの大衆は、この技術の使用と発展について、物言いする権利があるということである。これは、アメリカ政府が能動的に覆い隠している、甚大な人権違反である。過去５０年の間、電磁気兵器と神経兵器の実験計画は、国家安全活動と政府の政策によって機密化されてきた。アメリカ市民は、断固として機密解除を求める必要がある。それにはアメリカ大衆は、政府政策の事実と文書に目を通し、自らのために決議しなければならない。
目次
犠牲者たちが国家安全活動を避けて通ることができないひとつの例を示す。１９９７年３月１９日、NSA(国家安全機関)から、チェリル・ウェルシュへの手紙。
「１９９６年１０月２１日、DIA(防衛諜報機関)は、NSAに源がある問題文書を参照した。この機関を標的としたソビエトマインドコントロールシステムについてのもので、吟味してあなたに返信するために。・・・この情報は、公開が国家安全に重大なダメージを与えうると予測されるため、機密扱いとされた。」
犠牲者たちが、どうしてこの人権問題を主流出版に載せることができないかを示す例をここに挙げる。１９９２年４月２７日、５月３日、ワシントンポストの記事、週末版３４ページ、「スパイが私をもてあそぶ、CIAに新しい公開性を要求する」ジョージ・ラードナー・Jr。
CIA公衆問題監督ジョゼフ・デトラニが率いたこの作業は、エージェントによる既存メディア番組の完全な支配状態をしつこく迫り強要した。報告書によると、「PAO(公衆問題事務所)は、国内にある全ての主要な有線サービス、新聞、週刊誌、テレビネットワークのレポーターたちに関係を持っている。これは、諜報機関の失敗を、諜報機関の成功話に変え、数え切れない他の物事の正確さを左右している。」さらに報告書がいうには、「様々な場面において、国家安全の意向と逆の影響を及ぼすものや、情報源や手法を危険にさらすものに対しては、レポーターたちを説得して、変化を延期させたり、手元に差し控えさせたり、破棄させることさえやってきた」という。
政府による虐待を擁護するため、国家安全と個人の権利・自由とのバランスが、いちじるしくゆがめられている（CAHRA[現マインドジャスティス]ホームページ、国家安全という前科を参照のこと）。機密文書を法廷に出すことが、重要な解決策ではないだろうか。違法実験や違法諜報作戦計画の訴えに関する法学的証明の基準は、５０年来政府が隠蔽してきた、電磁気技術とその身体にたいする効果を考慮に入れなければならない（CAHRA[現・マインドジャスティス]ホームページ、ルイス・スレシンによる事実年表を参照）。
電磁気の身体への効果について、ロシアの重要な研究がある。”Zapping of America（アメリカの電撃）” （ポール・ブロデュール、１９７７年）は参考になる。この本は、さらに、政治が電磁気兵器プログラムに関与していることを扱っている。決して主要なメディアの一面を飾ることのない多くの記事のひとつとして、「生物電磁気学、どのようにしてラジオ周期波が生命系と相互作用するのか」という題名の、ジェームズ・W・フラザー博士と、ジョイス・E・フラザーによる記事がある（21 Century「２１世紀」１９８８年３−４月号５０ページ）。副題は、「生命細胞に対する電磁放射のノン・リーサル効果が、生命とは一体何なのかという問いと、ソビエトにおける人間の思想や感情経験を操作する可能性の研究にたいして手がかりを与えている。」というものだった。
ロシアにおける研究の例をもう一つあげる。機密解除されたDIA（国防情報局）の文書。
記録の備忘録、タイトル「NSC(国家安全議会)のNIEMR(非イオン化電磁気放射)による生命効果ついての即席委員会からの簡潔な報告・・・１．１９７５年２月２６日水曜日、ソビエトによる非イオン化電磁気放射の生命にたいする効果の研究についての疑惑を調査する目的の、国家安全議会［黒塗り（人名）］が招集した即席委員会において、私は手短な報告を行った。内容は、諜報機関の最近のレポート、このテーマにおけるソビエトと主要ヨーロッパ国による研究について。２・大統領の執行機関である、海軍医学研究所の[黒塗り]と、遠距離通信政策事務所の[黒塗り]から、報告にたいする援助を受けた。
遅くとも１９５０年代から、ソビエトは軍事利用のために、電磁気技術を探求してきた。ポール・ブロデュールによる「アメリカの電撃」、１９７７年、ISBN0 393 064271、301ページに、ミルトン・ザレット博士からの引用がある。博士は、１９６５年CIAのパンドラ計画という、１９６２年にロシア人がはじめた、ソビエトの大使館へのマイクロ波爆撃の目的を確かめる計画に従事した。ジャク・アンダーソンによって打ち明けられた話。ザレット博士は、「６０年代、私が、パンドラ計画のソビエト書籍を解析したとき、使用される周期の伝達波に記録されているコードが、CNS(中心神経系)に影響を及ぼし得ることは極めて明確になった。」
エージェント・オレンジの集団訴訟裁判では、長年にわたる司法闘争が正義をもたらさなかった。化学製造者らには、資金的な優位性があり、エージェント・オレンジからの損害賠償を勝ち取るために法が要求する裁判証拠は、入手することが極めて困難であった。「GI人間モルモット・ペンタゴンはいかにして、私たちの兵士を、戦争よりも高い死の危険にさらしたのか：エージェント・オレンジと原子放射」（マイケル・ウール、トッド・アンザイン、１９８０年）を参照のこと。現在進行中の電磁気兵器実験計画は、エージェント・オレンジの裁判と同じ、正義の不均衡にある。実例はいくらでも挙げられる。答えは分かり切っているのに、犠牲者たちには問題を主要メディアにのせ、大衆に問題を気づかせ、疑惑を一掃し、反対を起こさせることができない。
エキスパートと職業専門家、いくつかの独立した記事や情報源は、明らかに政府のマインドコントロールは本物であることを支持している。それでも、大衆の認知からは完全に除外されてきた。電磁気技術についての、ニュース番組やシリーズ、会議、軍事文書、書籍、政府発表、国際規約の論議がある。「新しい対人兵器の発展」ルイス・ドスワルド−ベック、赤十字国際レビュー１９９０年１１月１日は、最も優れた記事の一つである。「この問題についての出版の希薄さ、通常は厳密に機密情報とされていることにもかかわらず・・・極めて少量の電磁放射が生命細胞の機能を飛躍的に変化させうる。」さらには、「この分野の研究は、現象を対物質や対人兵器としての使用を目的として、ほとんど全ての工業国、特に巨大国家において、成し遂げられてきた。」
アメリカニュース、ワールドレポート１９９７年６月７日は、行動を変化させる電磁気兵器について、一面記事において論じている。ディフェンスニュース１９９３年は、ロシアマインドコントロール兵器、特に兵士の脳にビームされた電磁気信号について、詳細な議論をしている。アメリカ空軍科学諮問会議１９９６年新世界展望は、電磁気技術の将来の利用や、テロリストに対するマイクロ波の使用した声が送り込まれる精神病理現象の発生について記述している。
電磁気の身体効果について話すための政府資金を多くの科学者は失っている(CAHRA[現・マインドジャスティス]ホームページ、事実年表を参照)。このタイプの情報検閲は、電磁気の身体効果にたいするバランスのとれた理解、ゆがんだ実態の裁判訴訟への反映を妨げ続けている。
目次
政府によるこの技術の発展についての例を挙げる。未来についての将来討議計画国会議員センター、議長アルベルト・ゴア・Jr.１９８２年、３５ページより、
兵器類の潮流。緊急問題とはいえないが、遠い将来において、大規模破壊をもたらす、完全に新しい兵器が作られるという洞察がある。そのなかには、気候兵器、高エネルギー直射ビームやマインドコントロール機構などの新しい電子装置が含まれるだろう。こういった兵器を開発することができるか、開発すべきかという問題、敵の配備に対する防衛手段については、今後数年の論議の的になるかもしれない。
ジャク・アンダーソンの提携レポーター、ロン・マクレーによる、「マインド・ウォーズ」１９８４年などの書籍がある。マクレーは６２ページに、
「１９７７年、開発研究のための海軍秘書補佐サミュエル・コスロフは、海軍とスタンフォード研究所が、ELF[極低周期]とマインドコントロールについての研究のために契約をかわしたことを知った。・・・ELFの人間の脳への効果についての現在の研究は、豊富に予算づけされていて、高い機密におかれている。」
ケーブルテレビ番組「戦争兵器」ラーニング・チャンネル１９９７年９月２１日は、カナダにあるローレンチアン大学の、マイケル・パージンガー博士を特集した。博士は、心理学戦争のための、「精神破壊または影響技術」と人々の思考を操作する電磁気周波を使った兵器を解説した。
「９０年代の医療装置についての連邦法規」（１９９４年１１月５日）などの会議が開かれている。基調演説者、ジョン・H・ギボンズ博士は、科学と技術に関する大統領補佐および科学と技術政策監査局ホワイトハウス科学アドバイザーとして、１９９３年２月２日、局の誓約書を受け入れた。戦場のための遠隔モニター、外科手術もしくは「テレポート」手術についての論議。最近の進展、高精細情報収集技術、演算技術、離れた戦線状況からの伝送を解説があった。
軍事文献のひとつ「低強度戦争と現代技術」Lt.コル・ディーン、１９８６年６月。ポール・チラー大佐がこの部分を書いた、
「電磁波の軍事的応用の可能性。人工電磁場が、広い範囲の応用可能性を持ち、多くの軍事的、擬軍事的状況で利用できる。可能性の一部として、テログループの扱い、大衆操作、軍事施設の砲尾の操作、戦略戦争における対人技術がある。これら全ての場合に、電磁システムは使用され、穏和なものから激しい生理学的妨害または感覚の歪みや偏向を起こす。
目次
この技術による政府の虐待事例はすでに存在している。電磁波と神経学の研究には、長い未出版の歴史がある。その研究の次のような、現実の応用がある。イギリスにあるグリーンハム・コモンの軍事基地におけるピースキャンプの女性反対者たちは、The Nation２４４号、１９８７年３月１４日、３１３ページで報告されているとおり、１９８５年電磁放射と対人兵器の標的にされた。彼女たちは、イギリス南部にある、アメリカ空軍基地の巡航ミサイルに反対していた。報告された症状は「マイクロ波による病気」と一致する。ロザリー・ベレール博士と、元レーダー技術者かつ平和のためのエレクトロニクスのメンバーのキム・ベスレーは、グリーンハムで計測を行い、周辺地区の１００倍以上の強度に上る、強い電磁波放射レベルを探知した。これは出版物、Peace and Freedom（平和と自由）１９８９年１／２月号２４ページで報告された。
雑誌Science for the People（人々のための科学）の、１９８７年９／１０月２３ページにある記事で、次のように報告している。The City Limits新聞は、イギリス防衛省が、新しい侵略者探知システムCLASSIC(侵略者分類のための秘密局所地域センサーシステム)を、グリーンハムでおそらく使用していると主張した。The Manchester Guardian新聞は、「アメリカはBISS(基地施設安全システム)と呼ばれる、侵入者探知システムを採用している。それは・・・レーダー波が軍事基地周辺のフェンス近辺を物体に跳ね返って回るのに「十分高い周波数」で作動する。１９７２年、アメリカ陸軍装備と研究センターは、バリア戦争のためのマイクロ波解析というタイトルの研究を出版した。他の多くの同様な情報源が列記されていた。
Connexions ２９号、１９８９年、３ページで報告されたとおり、セネカ女性のニューヨーク平和キャンプの女性たちは、１９８５年、同様の症状を被りはじめた。１９８８年１月、ニューベリー地方裁判所で差し止め命令の書類を提出したあと、原告と名を連ねた女性たちが、家と車を強制侵入され、書類が盗まれ手紙を開封された。しかし電磁波の襲撃は止まった。Peace and Freedomは、電磁波兵器の、モレスワース (USAFE)、Peace Farm(パンテックス爆弾工場、テキサス)、アメリカ中部とその他の場所での使用について報告した。格式高い団体Women’s International League for Peace and Freedomが、ニューヨークの即席電磁波兵器委員会をかけずり回った。
二つめの例を挙げる。「電磁気学と生命」R.O.ベッカー博士、２２７ページより。「ソビエトが電磁兵器でアメリカの先を行っている可能性は、おそらく１９５３年、モスクワアメリカ大使館の電磁波放撃の発見以来続いている。」ワシントン・タイムス、１９７２年１１月１５日、「アメリカ公式筋によると、ロシア政府は、モスクワのアメリカ大使館を、マイクロ波放射で爆撃し続けている。通りの向かいに隣接するビルから発生している「パルス」の放射は、ロシア秘密政府機関によるものと信じられている。」１９７６年、the Globeは、Walter Stoessel大使が「白血病に似た希有な血液病を進行させており、頭痛や目の出血を被っている。放射被害を受けた二人の前任者、チャールズ・ボーレン大使と、ルウェリン・トンプソン大使が、ガンで死亡した。」と報告した。この技術の巨大権力による使用には、まだまだ、たくさんの例がある。
目次
この技術の政治利用について、数え切れない事例がある。必要な文書が機密化されているから、もちろん反駁できないわけではないが、調査を要求する十分な証拠がある。１９７７年９月２１日、行動修正研究におけるCIAのプログラム、MKULTRAについての議員公聴会で、CIAマインドコントロール実験監督を務めたゴットリーブ博士は、ロシア議会のアメリカ政府にたいする現在の諜報兵器使用について、次のように警告した。ニクソン大統領は、アメリカ政府に影響させるため、ある種の諜報ツールによってロシア人の標的にされた可能性が高い。１９７２年ロシアを訪問した際、ニクソン大統領とその職員は、怒らせる理由もなしに叫び出すなどといった不適切な行動を報告している。同じ議員公聴会で、ゴットリーブは、CIAはラジオ波が行動にどのような影響を与えるかについて興味を持っていると述べた。UPIニュースレポータでThe Power の著者、ジェームズ・ミルズは、ロシアの研究所を訪れ、マインドコントロールについて、架空の説明による研究本を書き上げている。異常な戦争についてのテレビインタビュー、秘密軍事力？ラリー・キングライブ１９９０年９月１２日、複写１２７番で、ミルズは、ゴットリーブ博士が報告した事件で、電磁気兵器がニクソン大統領に使われたことを、多くの人々が信じていると述べた。
主要新聞によるもう一つの例。１９９２年２月１４日USA Todayは、サダム・フセインによる訴えを載せた。CIAが私をマインドコントロールのターゲットにしている。「CIAはサイコトロニックス、バイオコミュニケーションを使い、脳や心臓に血のかたまりを作った・・・。」心臓発作、自殺、暗殺、脅迫文が、すべて遠方から、犯罪者に結びつく何の痕跡も残さずに遂行できる。
サンフランシスコ・クロニクル１９９６年９月３０日、「自然法則の一部がほとんどわかっていない、しかし、それは、投票や自由主義者の理想、科学、超越的瞑想にかかっている」というタイトルの記事。「・・・どのような表現も不適ではなくして「科学の光」を政治にもたらす道を探し求める−例えば、危機における諜報、想像力と安定性を類別するため、政治家の脳を『磁気解析する』など」という論議をしている。この言明は、「アンドヴァーとハーバードで教育を受け、『人間開発』のコンサルタントとして、健康ケア、教育と矯正の分野で働いた」、Natural Law Partyの副党首候補、マイク・トンプキンスが行った。このうわさは、さらに調査が必要であり、すでに使用されているはずなのに、大衆が誤って導かれている一例である。
マインドコントロール技術のロシアによる政治利用の例。１９８１年６月１６日、デビッド・ブリンクレーニュースプログラム４７５９２番、デビッドブリンクレーは、「ロシアが、電子工学的方法による遠方から人間の心を操作することを熱心に研究している」と述べた。同じ番組で、彼は、１９７０年代アメリカ合衆国に渡って放送された、ロシアによるキツツキラジオ信号を調査したラジオエンジニア、ウィリアム・ファン・バイズ博士にインタビューした。バン・バイズ博士は、ロシアのラジオ信号は「１０ヘルツという人間の身体が動作する、生物学的周波数帯のちょうど真ん中に位置している。」最も容易に精神プロセスを妨害する方法は、マイクロ波使うことであると、バイス博士は質問に答えた。
アメリカ大衆は、多くの一見無関係な事柄が、政府隠蔽工作のために使われていることを知らなければならない。ハイテク諜報機器・兵器は、公衆認知や説明のないまま長い年月利用され続け、今日も稼働している。
目次
進化した電磁気諜報ツール−Cointelpro以降いまだ現存する新しい機密プログラム
犠牲者のひとりデロール・ヘジャジや調査報告者アレックス・コンスタンティンらは、CIAやIRSといった機関に苦情を言ったり、異議を唱えるとき、Cointelpro（FBIの諜報計画）の戦略が使われていることを報告している。ヘジャジは、IRSに手紙で苦情を訴えてから、身の回りに問題が起こった。系統的に彼女の信用を傷つけられ、自殺傾向になり、のどのガン治療さえも拒絶した。彼女は最近死亡し、９１年６月２８日Cleveland Plains Dealer新聞で報道された、「ビーム兵器類とレーザー技術により、政府機関により継続的に攻撃され拷問を受けた。」という彼女の主張は、調査することができなくなった。
Los Angeles誌のレポーター、アレックス・コンスタンティンは、McMartinの児童虐待訴訟の調査をはじめてから、電磁波諜報機器の標的にされるようになった。不信と混乱の技術にもかかわらず、彼は、今日まで耐え延びている、Constantine誌のレポートは、今や、政府マインドコントロールの二冊の本を作り上げた。
ブリタニカ百科事典に記述されているように、Cointelproは、１９６０年代におけるFBIの対敵スパイプログラムで、諜報監視収集技術を使った、ターゲットに対する不信及び迫害により、集団を混乱させ、国内安全に脅威となりうる個人を中性化するというものだ。マーティン・ルザー・キングにたいして、激しい使用が行われた。今日諜報機関は、ハイテク電磁気機器を、同様な不法な目標を達成するために使っている。
１９７０年代に、FBIが、反ベトナムグループと労働組合を標的にしたことは、国会報告でしっかりと文書化されている。下院審議委員会、市民と憲法の権利についての分会、１９７５年１１月公聴会pp 9,44は、FBIの「対敵スパイ計画」について報告している。実にひどい不適切な扱いの例があげられたにも関わらず、FBIの膨大な数の計画は、明確に合法とされた。１２の合法な目標が列挙された。その中には、集団の活動を混乱させる密告者の利用、混乱を目的とした詐欺組織の設立などがあった。FBIの不法な活動として、報告書には、新聞で言いふらすための、グループリーダーの恋愛関係の調査などか記されていた。The Berkeley Barb新聞で報告されたとおり、労働委員会国家幹部会で、１９７４年１１月１７日、CIAとソビエトによる潜入のための心理-性的洗脳計略が報告された。あまりに奇妙な主張であったので、「狂っている」とこけにされた。これは、真剣な調査が全く行われていない、数え切れない主張の一つである。
今日、”the Militia”は、政府の迫害を訴えている。いくつかの新聞記事がこの主張を取り上げた。「政府が私を殺したがっている」”Associated Press”９５年５月１４日の報告。裁判記録によると、インドの国家民兵リーダーと弁護士Linda Thompsonは、「政府が彼女をラジオ波兵器で殺そうとしていると、マリオン地区検事事務所の検事に訴えた」という。ディスカバリーチャンネルのテレビ番組によれば、これは見込みの高いことである。１９９７年１２月２９日放送の「サイ・トレック、殺さない銃、ノン・リーサル・ウエポン」。反対者を止めるために、電磁気兵器で腹部の痛みを起こし、音響波兵器が、デモグループを偏向させるために使われている。国中にある多くの警察署は、ノン・リーサル・ウエポンを持っている。１９９７年７月７日のU.S. NewsとWorld Reportの電磁気兵器についての記事によると、「ゆうに４０年もの間、アメリカ軍はこの種の兵器を隠密に追求し続けてきた。大部分の成果は現在も秘密のままである・・・。」
１９９５年６月２６日の「タイム・マガジン」は、「マイクロチップの埋め込みによって、奴隷化されているアメリカ人がいる」と信じている、ミシガン民兵マーク・コエルネケについて報告した。政府は、１９７０年代に、ハーバード医学学校教授その他による、電極インプラントによる暴動を操作するためのなどについての行動操作研究に出資していることから、この主張には信憑性がある。
政府によるインプラントとマイクロチップについての、正しいと見込まれる証拠はまだまだたくさんある。Southern California Law Review、１９７４年２月、４７号の２、マイケル・シャピロは、「行動操作を統制ための法律制定」という記事を著した。２３９ページに、彼は、「行動操作」４−５、１９６９年の、P. Londonによる記事を引用している。
正確に大部分の人々の個人的行動、思考、感情、気質、意志を正確に操作することを近いうちに可能にするための方法が、全ての工業技術と人間・社会・生命の科学にみつけられる。
・・・様々な行動機能を司る精密な脳の部位の発見が、電子工業的小型化と外科技術の進歩によって急速に利用されはじめている、
・・・てんかん発作、性衝動、会話パターンにたいする遠隔ラジオ操作が、すでに稼働している。
アメリカ大衆は、意志をもつために事実しらなければならない。残念ながら、アメリカ政府は違法な活動や機密研究について話そうとしていない。アメリカ大衆は、革命分子、社会の反政府要素とよばれるもの統制するため、アメリカ政府が長年使い、今も続けられている、電磁気兵器の使用についての、数え切れない訴えを認識しなければならない。不運なことに、CIAその他の政府研究所は、虐待の訴えにたいする責任を持っていなかった。政府公式は、法律を超える存在であってはならず、機密研究国家安全法のもと、異なったルールで、違法な行動を隠しておくことが許されてはならない。
目次
サンフランシスコ・クロニクルは、１９８８年４月１０日、「連邦政府の役人のための秘密機関が、政府の脅威を受けながら生きている」という記事を報じた。レックス・ニールスはFBIの告発者で、彼の「前例のない協力」によって、１９の産業の仕入れ屋や監督が、脱税やリベートといった詐欺をやっているという確信をもたらした。政府公式は、ニールスは電子機器の契約で何百万もの裏取引をしていたとの見解を述べた。ニールス氏は、連邦目撃者保護計画に参加し、現在、政府と裁判で闘っている。「マイクロ波とエックス線による襲撃」を訴え、高い強度の電磁放射の証拠文書を作成した。彼は、睡眠の略奪、騒音キャンペーンなど、「意識や潜在意識までもを煮えくらせる」数多くの迫害を受けた。
さらに事実を紹介する。電磁気技術の知識は、民間レベルでも高い機密源においても流布されている。ちょうど次のような例がそうだ。１９８６年CNNニュース特別レポート番組、チャック・デカロは、マイクロ波兵器についてペンタゴンに繰り返し尋ねた。何ヶ月も待たされた後、ペンタゴンは次のように答えた。「ラジオ波兵器は、論議するにはあまりに微妙な問題である。」NSA, FBI, CIAなどの諜報機関による、いわゆる反政府型人間に対する、違法国内監視や迫害について、ごく最近の議員レポート文書がある。
加えて、政府の嘘や偽装は日常茶飯事になっている。イラン−コントラの裁判（イランへの不法に武器を輸出した問題）や湾岸戦争シンドロームがその実例である。マイロン・ペレツ・グラザーとペニナ・ミグダル・グラザーによる本、「政府と産業における腐敗を暴露する告発者たち」（１９８９年）は、告発者たちの失業や迫害の歴史を著した。有名な告発者の一人、カレン・シルクウッドは、ニュースレポータに会いに行く途中、奇妙な交通事故で殺された。放射線労働者の危険な環境関する重要文書が、なぜか失われていた。レックス・ニールスは、成功したやり手のビジネスマンで、ラジオ波の高いレベルについて物理的証拠を持っている。それにもかかわらず、彼は精神病と判定され、主張は調査されなかった。
１９８６年に投資の詐欺をFBIに報告した、４０才の女性専門家が、その後標的にされた。彼女は、環境・健康・安全エンジニアで、監視の標的におかれ、高レベルの放射や水銀汚染、仕事の記録が盗難など様々な被害を公表している。彼女は、告発活動を止めさせるために、系統的に信用をけがされ、迫害を受けていると信じている。
悲しいもう一つの事例。ある看護婦が１９９６年に、ゴムグローブのアレルギーとの診断されたため、労働者にたいする補償の要求を書類にした。２、３ヶ月後、電子的迫害が開始された。看護婦は、知られている諜報機関の迫害テクニックと合致する、一群の症状を報告した。車や邸宅への数え切れない強制侵入をされ物が移動される、電話の故障、説明不能な電子装置の問題、睡眠を妨害する騒音キャンペーン、物理的電磁波迫害にたいする不信のテクニック。症状について平然と論じると、音に対する偏執病とこじつけられ「狂人」あつかいされる。物理的証拠が黙殺され、病人のたわごととして訴えが無視される。数多くの事例を、深く調査しなければならない。決して、うわべで払いのけてはならない。
目次
監獄実験のレポート
１９６０年代以来、アメリカの囚人たちは、遠隔電磁気技術による肉体的・心理学的拷問を訴えてきた。ジョン・ジンターや他の多くの囚人は、電磁気技術の発展と描写と合致する、顕わに共通した一群の拷問技術を説明している。
囚人に対する行動操作実験には、長い歴史がある。例えば、１９７４年に開かれた、「個人権利と行動修正における連邦の役割について」というタイトルの議員公聴会、１９７０年代初期におけるカリフォルニア・ヴァカヴィール監獄における虐待は、脳手術やアネクティンと呼ばれるマヒ薬を使用した、行動操作薬品実験。アネクティンは、「殺された方がまだましだ」ともいわれる、呼吸系の持続的な発作を引き起こす。研究者らは、「危ない行動を抑制する方法（例えば繰り返しの襲撃、自殺未遂）」として、忌まわしい治療プログラムの試験を行ったと主張した。１９７４年、南カリフォルニアLaw Review４７巻247、「行動操作の統制するための法律の制定」というタイトルの記事、マイケル・H.・シャピロは、違法なヴァカヴィール監獄での実験について意見を述べた。
「個人の自治権にたいするこういった甚大な襲撃についてのあらゆる考えを急いで表明し、行動の操作をなす目的の人間精神の活動への介入について、特に官公庁一般や医療職は、安全な状況におかれ、自分たちの手段で国の関与や事件を判定できるようにしなければならない。」
UCLA神経精神医学研究所長、L.J. West博士は、暴力的行動についての新しい研究センターを提案した。ヴァカヴィールやそのほかの監獄の囚人を、おそらく利用するつもりでいた。ゴヴェナー・レーガンは、提案を熱烈に支持した。１９７３年４月１日付けサン・フランシスコ・クロニクルの記事によると、「脳手術法を行うつもりかどうか明確には表現していないが、ウエスト博士は暴力的行動をコントロールする方法のひとつの可能性と発言している。・・・最も物議を醸す可能性が高い計画は、「暴力の予測と脳波」と呼ばれている。」
ロサンジェルス・タイムス７３年４月１６日の記事、ウエスト博士は精神外科手術がセンターで施工されることを否定した。しかし、別に表明した計画書のコピーが漏れだしていた。公衆の激しい反対のかいもあって、センターは許可されなかった。
ウエスト博士は、行動操作研究の長い経緯がある。１９５３年１月１４日付けの「対話技術」というタイトルの政府メモによると、「もし、アメリカ空軍（戦功十字章）Louis J. West少佐のような訓練を積んだ催眠術師による軍務を手中にして、伝統的な心理学対話に精通した人物をもうひとり用意できたら・・・とてもバランスのとれた対話研究センターが設立できる・・・。」ニューヨークタイムスによると、ウエスト博士はCIAの資金によってLSD研究に従事したことがある。
ウエスト博士は、まだカリフォルニア大学ロサンジェルスにいて、１９９６年「新しい世界USAF展望」報告の科学諮問ボードの一員に加えられた。彼は、報告書の「生物学的過程操作」という題名の論文を、匿名で著したと信じられている。その論文は、将来的に電磁気技術を人間系にたいして使用し、「敵を操作して、高いモーター技術（例えば、兵器の使用、追尾システムの稼働）などの、どんな有意な行動をとれないようにさせる」ことを記述している、
誰もが認めることを好まないが、拷問は社会的人間行動として古来から高く確立された制度である。ニューヨークタイムスマガジン１９９７年１２月２８日「To Hell and Back」という記事。「拷問の第一の目的は自白ではなく―たいていは真実より嘘が出るものだ―犠牲者の人格を破壊することである。拷問はこの点で荒々しく効果を上げている。」拷問が現在ハイテクになっていること、刑務所で利用されていること、告発者に使われていること、「反対者」を操作していることにかかわらず、拷問行為の形態が変化しているだけであり、常に目を光らせて防がなければならない人間の性質の一つに他ならない。
目次
サクラメントでカリフォルニア州立大学政治学を専攻する、チェリル・ウェルシュは、自らの経験を「電子的監獄のようなもの」と表現した。「周囲の環境にある、脳を含むあらゆる電子システムが、標的にされ、コントロールされ、一日２４時間いじり回された。刺激の技術、心理学実験のような応接が、弱点や破壊目標を見つけるために使われた。」CIAのLSD実験と軍の人間破壊実験では、同じような方法で極限のストレス加害が行われた。ウエルシュの話は、病院に行って実験台にされたうかつな放射線犠牲者たちと似ている。アメリカ政府がうかつな犠牲者を軍事目的のための基礎研究を確立するために探している、間違ったときに間違った場所に居合わせてしまった。
ウエルシュは、科学者が彼女の脳を研究に使って、技術の限界を確立しようとしていると訴えた。１９４０年代、プルトニウムビタミンの放射線服薬が及ぼす効果は知られていなかった。同様に、科学は、軍事利用によるマイクロ波や他の電磁周波数が、身体にどのような効果を及ぼすか解明していない。かつての放射線被害者のように、電磁気被害者は現在黙認されている。乗り越えなければならない大きな障害があるにもかかわらず、チェリルは継続中の実験を停止させ、たとえ目に見えず機密であったとしても、これは現実に起きていることを証明すると決意した。
彼女の訴えを支持する、書籍からの抜粋。「マインド・ウォーズ」ロン・マクレー、セント・マーティン誌、１９８４年から。マクレー氏は、海軍に５年間従事し、後に、コラムニストのジャック・アンダーソンとともに、１９７９年に本を出版した。アンダーソンは「エコノミスト」の通信員である。
人間の心を電磁気操作する真の脅威に直面しているという、極めて信頼の高い情報が伝えられている。電磁気的にテレパシーを説明しようという研究から、可能性がもたらされた。研究者たちが探していた、思考が長距離電磁波放射を生む現象は見つからなかったが、不運にも、長距離電磁気放射が心に影響を与えうることが発見されてしまった。バーバラ・ホネガー[かつてのレーガン大統領時のホワイトハウス職員]によると、サイキック戦争への急激な関心の高まりと、ペンタゴンが年間６００万ドルと推定される予算のほとんどを超能力とその関連の研究分野に費やした「根本的理由」は、「アメリカとカナダの研究所からの初期の結果によって、ある種の振幅と周波数を組み合わせた脳波の周波数範囲にある外部電磁放射が、人間を含んだ生命体の外部感覚機構を迂回して、高いレベルの脳の神経機構を間接的に刺激するひとがわかったからだ。この電子的刺激は、遠方から、様々な感覚（特に聴覚）の混乱など、精神的変化を起こさせることが知られている。
この問題の資料を作成している人権グループの一つである、人権虐待に反対する市民の会（ＣＡＨＲＡ）によると、１０００人以上の犠牲者たちが連絡をとりあっている。犠牲者たちの訴えはみな拷問の様子を描いている。アメリカ政府は、殺人のための電磁気兵器を開発していることから、これは十分に考えられる。犠牲者たちは、いくつかのパターンの組み合わせや、一群の症状を説明していることから、今日、異なった多くの機密政府実験な似通った計画が行われており、様々な訴えが起こっているのだという結論が支持される。心と体の全ての神経が遠距離からねらわれ、いじくられ操作される。痛みが加えられ、行動修正技術が併用してもちいられる。
次の引用は、犠牲者の訴状を確かにする多くの事実のひとつ。「精神操作者」、アラン・W・シェフリンとエドワード・M・オプトン・Jr.、パディングトンプレス１９７８年より。シェフリン氏は、ジョージタウン大学で教鞭を執り、オプトン氏は、エール、デューク、カリフォルニア大学バークレー校を卒業している。本のカバーには、次のように書かれている。
一万ページのアメリカトップシークレット陸軍とCIA文書により、２５年の間アメリカ政府機関が、歴史上かつてない精力さで、集中的に、精神操作計画を行ったことが証明された。心を鋳造するために、考えられる全ての方法が、探求され改良を加えられた。その多くは、何も知らないアメリカ市民にテストされた。
心理学者、精神科医、医師、刑務官、科学者、弁護士、政治家は、何十年もの間、病院、研究所、大学、心理研究機関、医療機関、刑務所、学校において、マインドコントロール研究に携わってきた。
思考は遠方から読みとられ再生することができる。他人によって被害者が今思いついたことが正確に反復される。洗脳と人格破壊技術が利用されている。犠牲者の頭にマイクロ波をビームし音声を聞かせる、マイクロ波音声が、多くの場合報告されている。「マイクロ波音声」は、多くの出版物の記事で議論されている。ベッカー博士は、「身体電気」という書籍を１９８５年に著した。その中で、「１９７３年に、ウォルター・リード軍事研究所のジョセフ・C・シャープ博士が、遮蔽された無音響室で、音声波形のパルスマイクロ波の脳へのビームによって、脳に送られた話し言葉を聞き理解した。そのような装置によっては、標的者を「声」もしくは感知不可能な命令によって狂わせ、暗殺者に仕立て上げる」など、機密作戦に明らかな使い道がある。
犠牲者らは、夢や記憶が操作されているとも訴えている。動きや意識、心拍数、多くの身体機能の監視や操作が、報告されている。これらやその他の症状は、過去の出版されているマインドコントロール研究との類似が見られ、マインドコントロール研究は続いていて、まさにマンハッタン計画のように機密化されている見込みがきわめて高い。マインドコントロール研究についての歴史書の一例として、「The Search for the Manchurian Candidate」ジョン・マークス、タイムスブックス、１９７９年、１６４ページから引用する。
１０章The Gittinger Assessment
System。CIAに従事し、人々を操作する方法を探ることに苦心していたジッティンガーは、人格を評価し未来の行動を予測する独自のシステムを作り上げた。彼はその方法を、人格評価システム(PAS)というように呼んだ・・・機関による違法な秘密作戦に係わる、皮肉なトリック破りの検察官にPASシステムを売り渡したのは、職業心理学者のジッティンガーであった。キューバのミサイル危機において、クルシェフがいかにアメリカの圧力にたいして反応するかを助言するため、ホワイトハウスに招集されたのもジッティンガーである。・・・彼は、人間の全ての行動を収集する独自のデータベースを建造中であり、可能な限り多くの特徴あるグループのサンプルを必要としていた。・・・莫大な数のWechslers[人格テスト]結果が、一人一人の履歴データ付きで−１９７０年代初期までに２９０００セット−流用された。・・・１９６２年、ジッティンガーと彼の同僚は、作戦基地をニューヨークの人間環境本部から、ワシントンに特別にあつらえられたCIAの所有する会社に移し、そこは心理評価法協会と呼ばれた。・・・１９７３年、ジョン・ジッティンガーと長い間の同僚ジョン・ウインは、・・・PASの基礎的な解説を専門誌に公表した。・・・１９７４年、ジッティンガーの仕事について、私は、ローリング・ストーン・マガジンに寄稿した。CIAのコネを公表すれば職業名声は傷つけられると、ジッティンガーは苛立った。・・・やつは、人々の弱点を探るのに何の倫理問題もないと考えていた・・・。・・・１９７７年８月、ジッティンガーは下院公聴会で公開証言を行った。
The Mind Control Papers、ISBN 0-915509-35-3, 1980からもう一つの例を挙げる。フリーダムニュースジャーナルに掲載された、CIAの公開文書に基づく内容。
１９６３年１２月１７日、CIA副長官のためのメモ。タイトル、精神化学物質と関連する材料のテスト。脳−コンピュータラジオ通信によって、思考や視覚的印象もしくは感情、行動などの認知的な発現、ならびに、心理学的反応を連続的に記録することができる。それは、秘密警察権力、医療科学者、国が、個人をより深く完全な包括的に観察しすることを可能にさせる。観察に遭った人は、自分自身を害するかもしれない。私たちが確認できる限りでは、このぞっとする科学の発展の跡を残している文書は、遅くとも１９５１年、CIAが陸軍、海軍、空軍の努力を結合することを決意した時、そしてアーティチョーク計画が生まれた時、すでに起草されている。１９５２年のメモは、任務を次のように記述している。人から意志に反して気づかれることなく情報を探り出す、あらゆる方法の評価と発展。私たちは個人の操作を発展し、私たちの命令により、意志に反する行動をとらせたり、個体の保存といった自然法則にさえ逆行させたりすることができるだろうか。そのような測定法が私たちに向かって使われたとしたら、いったいどうやって対抗したらよいのだろう。
目次
ほとんどの犠牲者は精神病のレッテルを貼られているが、犠牲者らは一群の同様な症状を実際に訴えていて、病気が原因ではないという物理学的証拠も持っている。たいてい、技術についての知識を持っていない親戚や警察、弁護士らが、精神科医の評価を要求し、犠牲者にとって正当な訴えの機会にピリオドを打つ。通例、精神科医の診断は、患者の説明と医師またはセラピストの訓練に基づいている。強力もしくは不自然な電磁放射活動や、新聞に掲載されている衛星による囚人監視の風習についての説明、機密電磁気兵器についての科学論文、非機密ノン・リーサル・ウエポンの４０年にわたる発展の報告などを持参することもあるが、精神病という診断は繰り返されている。長い期間心理的な健康を保っていていたとしても、精神科医は統合失調症と診断し続けてきた。「マイクロ波音声」や「合成テレパシー」が、文献にある軍事兵器だという事実は意味がないと判断されている。
「FBIはマインドコントロール装置をコレシュに使おうとした」といった１９９４年３月３日の新聞協会ニュースファイルの見出しなどは、現在の犠牲者の状況とは関連づけられていない。アメリカ政府が今日電磁気兵器を目の前の犠牲者にたいしてテストしているとは、たいていの精神科医が考慮してこなかった。訴えられているこの実験は、冷戦期のメンタリティーに深く根ざし、捕まえられたくない有罪科学者や抗議の声を聞きたくないアメリカ政府のために、横暴な違法実験は、機密保持され止むことを知らない。「The Search for the Manchurian Candidate」ジョン・マークス、５９ページより、
CIAの秘密作戦は、明らかに家に帰った人々まで標的にしている。１９６３年の調査長官報告で言及されているとおり、「人間の行動を操作する研究は、多くの医学と関連する領域の権威によって、職業的に非倫理的と考えられている」、ゆえに、開かれた研究は外部の研究者にたいする名誉を「危うくする」。さらに、CIA調査長官は、MKULTRA活動のある部分を公表すれば、アメリカ大衆による「深刻な反対行動」を招きうる公言した。
科学者たちは、電磁気兵器の人間に対する効果を知る必要があったから、訴える犠牲者らがいるのはもっともである。現在政府はこの技術を利用したいと考え、部分的に機密解除をはじめていることから、証拠は増大している。犠牲者の症状に適合する兵器に関する、記事の記述を挙げる。「いまだラップの包まれたまま」Aviation Week & Space Technology、１９９３年６月７日３５ページ。
最近、テキサス州ワコーで起きたブランチ・デイヴィディアンの立てこもりをきっかけに、新しいノン・リーサル、不能化兵器配備について機関を越えた論議が、議会の援助によって促進されている。陸軍、空軍、CIAは、みな特殊化された兵器を開発している。ひとつは、高輝度レーザー光を発生し、一時的な盲目をもたらす光学軍需品。低周波音響ビームは、痛みによって敵を不能にすることができる。ハイテクエネルギー発生器は、通信手段を含む、電子機器を破壊することができる。結局、兵器に関する情報は、潜在的な敵にどの程度技術が進んでいるか、漏洩を避けるため、包みにくるんだままにしておくと決定された。
アメリカ政府が、違法行動操作の歴史について、多くのドキュメントがあるという事実は、湾岸戦争シンドロームといった、最近のアメリカ市民に対する豊富な実験や政府による虐待の事例には関係づけられていない。湾岸戦争では、虐待の犠牲になった帰還兵たちがストレスに関連する病気と誤診されている。現在の犠牲者とは、またもや、政府の動機や技術は出版され現存するにもかかわらず無関係とされており、患者が政府の監視について論じた場合精神病や妄想と診断されている。
たいがいの犠牲者にとって、ラジオ波兵器の証拠を自力で提出するには、甚大な経済的・実際的問題が立ちはだかっている。マイクロ波による弱体化は、いまだ物議を醸すため、アメリカの医療書籍ではあまり書かれていない。犠牲者が、スペクトル解析器というとても高価な装置を使って、信号をモニターしようとしたとき、犯人が容易に信号を止めてしまえるというように、他にも多くの困難が存在する。
拷問やトラウマ的体験の犠牲者は、経験を他人に説明するのがたいへんである。しばしば、「狂った」ように聞こえる、詳しく話すことはとても苦痛だ。次の例にみられるように、これは決して小さな問題ではない。ニューヨークタイムス、１９９７年１２月２１日の記事、「拷問の説明にたいする評価を学ぶ」は、移入管理官らが、「難民が本当に拷問の犠牲者か、政府の保護に値するかをよりよく判断する」ため、拷問のサインを確証するための講義を受けていると報じた。移入管理官は、なぜアメリカに滞在しなければならないのか、難民からの説明を聞き入る時、「難民の猛烈なラウマ的記憶を忌諱しないように」と教えられた。・・・「拷問の生存者たちのは、はっきり理解するのがますます困難な症状を呈してやってきている。」・・・「悲惨なことに、世界中の拷問は急速に利用手段が進歩している。」とアレン・S・ケラー博士はいった。訓練では、睡眠の剥奪や暴力的嘲笑、その他の証拠を残さない心理学的拷問の形態について論議がなされた。
医師たちは徐々に技術が存在し、犠牲者の訴えは現実に即していることに気づきはじめている。１９９７年１１月２４日、スポットライト誌、USAFの軍赤十字予備大佐を引退した医者、バイロン・Tウィークス博士は、州警察による６週間の包囲を受けているイリノイの女性、シャーリー・アレンを援護する著述をした。親戚が、メンタルヘルスの検査に行かせようとするのを、彼女は拒否した。アレンさんは、５１才未亡人のナースは、「・・・社会に対して罪を起こしたことはない、模範的な経歴を持つ市民で・・・。彼女が近所に脅威を与えているという根拠はなく、立派な市民として、だれからも尊敬される存在だった。」水、ガス、電気、暖房を、包囲が強制的に終わるまで、権威によって遮断された。イリノイ・サン−タイムス、１９９７年１０月３１日の記事によって、警察にたいするおおきな批判が国内レベルで広まった。アレンさんは、何者かが彼女に「レーダー波を照射している」と訴えた。ウィークス博士は、「人間の脳波と同調し視覚や聴覚の混乱を起こさせる、極低周電磁波の使用の報告を考慮すれば、これは見た目ほど合理なことではない。」といった。
ある弁護士と精神科医が、二人のマインドコントロール被害者を支持する手紙を提出した。手紙は、予備情報とともに複写された。「子供にたいするアメリカ政府マインドコントロール実験」ジョン・ラッパポート編集、TEL.(213) 243 9005。著者ノート：もともとは、バレリー・ウォルフと
その患者は、マインドコントロールの実行に関わっていると名指しした医師たちが、放射線被害者によって大量の放射を与えた医師として、以前にも名指しされたことがあったため、委員会の前、証言するために招かれるはずだった。放射線人体実験諮問委員会、１７２６ M ST. N. W., SUITE 600 WASHINGTON D.C.
放射線人体実験についての諮問委員は、生命倫理、科学史、放射線生物学、腫瘍学、疫学、法、核医学の、国家的に認知されたエキスパートによる、１４名の委員からなる。委員会には、一般代表も参加した。１９９４年４月大統領によって指名されたメンバーらは、イオン化放射線を利用した連邦資金による研究における人間の実験台としての利用について、１９９５年までに報告書を準備することになっていた。
セラピスト、ヴァレリー・ウォルフ：「１９４０年代に起源をもつ、放射とマインドコントロール実験法の可能性の高い関係について、ここで話したい。マインドコントロール研究をとりあげる第一の理由は、人々が子供時代に被ったと訴える、マインドコントロール、放射、薬、化学物質実験法が、放射とマインドコントロール双方の推進に携わったと知られている、同一の医師によって実行されていたからである。研究者や研究プロジェクトをあきらかにする、国中の人々からの声明によって、この書類文書が作成された。マインドコントロール技術と、大人にするまでのフォローが継続され、こういった特定の研究対象者を、政府研究による犠牲について話さないよう、脅していたことを知っておくことが重要である。」
精神科医で解離性同一障害についての書籍の著者、コリン・ロス博士：「DID患者が、軍事基地や病院施設におけるマインドコントロール研究との関わりを話はじめたとき、私は、CIAと軍のマインドコントロールに興味を持つようになった。・・・マインドコントロールについての予備読書と研究を１９９２年に開始した。・・・オルン博士とウェスト博士(UCLA)は、いまだに生きている。・・・彼らと他の多くの生存する個人を、公聴会に呼び証言させられるだろう。・・・研究の存在についての文書はないけれども、存在についての甚大な可能性があり、公式の調査を保証しなければならない。何人か、もしくは、多くのDID患者の記憶がゆがめられ正確でなかったとしても、CIAや軍事諜報機関が主張するように、１９７３年にすっぱり研究を止めたとは考えにくい。・・・CIAや軍事マインドコントロールについての公聴会には、いつでも私はすすんで長い証言に立つつもりである。医師コリン・ロス、敬具。
１９９５年３月９日、関連する方々へ：私はアラン・W・シェフリン。私は、サンタ・クララ大学法学校の法学教授で、心と行動の操作についてのエキスパートと裁判所に認められている。私は、「心の操作者」というタイトルの、何十もの国々で出版されている、政府マインドコントロール計画についてのノン・フィクションの共著者になった。・・・私は、クローディア・S・ミュレンの証言にたいする支持と、放射とマインドコントロールについての政府の機密ファイルを公開するよう勇気づけるために、筆を取っている。・・・私は、目撃者の語る多くの話が信じがたく響くことを知っている。お願いだから彼らの訴えを手から放り出さないでくれ。・・・秘密政府実験についての残りの文書を公開することが、大衆の期待であり、国家安全を脅かすことはない。・・・情報の追加供給のリクエストには喜んで応じたい。アラン・W・シェフリン、法学教授、敬具。
外科医で、赤十字国際委員会のSIrUS計画編集者、ロブリン・M・クープランドによる、イギリス医学雑誌３１５巻、１９９７年６月１２日、７２ページの記事。「ノン・リーサル・ウエポン、新しい兵器競争の急進により、医学は兵器発展に使われている知識について備えを固めなければならない」というタイトル。彼は、「・・・低周音波や電磁波を生成する装置、謀反者の操作するための装置」について書いた。さらに言うことには、「縫い合わされた傷跡や皮膚の接ぎ、切断より、未来の戦場を生き残った兵士たちは、むしろ、そうさせるために精密に設計された兵器によって引き起こされる、精神失調やてんかん、盲目を伴って帰還するのだろうか。」内科医や精神科医がこの問題を認識することは決定的に重要である、調査し声を上げよ。
目次
犠牲者たちの救護は進まない：現在のシステムはどのように健康人権問題を扱っているのか
なぜ犠牲者たちが救助を得られていないのか、どういった問題がかかわっているのかということについてのよいアナロジーが、喫煙とたばこ会社の歴史に見つけられる。１９６０年代以来、たばこ喫煙の健康に有害な効果が知られていた。しかし、たばこ会社のたばこによる搾取や利益は、５０年間止めさせられなかった。人間気質の影の部分とがちがちの政府の官僚主義が、背景にある理由の一部だ。同様に、電磁気技術を使った非同意政府実験も、ほぼ５０年間にわたって解決されていない。
１９９７年８月３１日、ニューヨークタイムスマガジンのマイケル・D・アントニオによる記事、タイトルは「原子のモルモットたち」は次のように述べる、
何十年もの間、アメリカ政府が主導した隠匿放射線実験の被害者と訴える人々は、偏執病であると無視されつづけてきた。アメリカの核兵器実験を監督するエネルギー省では、これらの人々をまとめて「狂人たち」と参照していた。しかし、冷戦の書庫が開かれ、狂人たちが辺境から復帰した。
犠牲者たちを狂人と呼ぶのは、決まり切ったパターン化した人間の性質である。これは、何百もの電磁気犠牲者たちに繰り返されている。また、ロシアなどの政府は、例えばアレクサンドル・ソルツェニシンとアンドレ・サカロフなど、「国家の敵」の骨組みを作るために精神病を利用した。程度としてはまだ低いが、アメリカは対敵諜報活動において、「革命分子」に悪評をたてた、（ウォーターゲートの強盗が、ペンタゴン・ペーパーで有名な、ダニエル・エルスバーグの精神科医事務所を、記録を盗むために襲った。損害の証拠さがす目的のようではある。）人間の性質と政治的抑圧のこういった事実を知っているのなら、この問題を修正する協力をしなければならない。高く尊敬されている調査ジャーナリスト、セイムール・ハーシュが、１９６０年代の生物学戦争についての本と記事を書いている。「洗脳とマインドコントロール、フランケンシュタイン技術、UFO怪物との陰謀といった驚愕のCIAベンチャーをうったえる様々な人々から、２０ページのレポートを定期的に受け取った。」と彼は言われている。これは、「超能力戦争」、ジョン・ホワイト、１９８８年に書かれている。マイケル・ロスマンのエッセイ、１４２−３ページ、彼もまた、軍事心理学者が主導するテレパシー操作実験の犠牲者についての手紙を受けとった。超心理学的方法によるスパイ謀略について報告する犠牲者もいた。ロスマンはこう締めくくった、「あんたは狂っているのかと思ったよ。・・・CIA等の機関が本当にあんたたち[犠牲者]がいう方法と目的を持っていることが、正しいと示すデータを今まで収集しようとは思わなかった。」
国連、ACLU(アメリカ市民自由連合)、FBI、法務省、FCC(通信監査局)、議員、弁護士、その他から助けを得る試みをしている、被害者たちの説明数え切れない説明を付け加えることしかできない。何人かの電磁気学者UCLAのロス・アデイ博士とロバート・ベッカーなどの著述家（「電磁気人間」）と「アメリカの電撃」の著者ポール・ブロデュールらは、皆、１９６０年代以来、犠牲者たちから何百もの手紙を受け取ったことを報告している。マインドコントロール研究者、マーティン・キャノンが、ブリティッシュ・マガジンとロブスターに、「マインドコントロールとアメリカ政府」というタイトルの記事を１９９３年に書いた。多くの上院・下院・国家代表者らが、’ウエイヴィー’ファイル（非イオン化放射線物質もしくはマイクロ波による爆撃の秘密陰謀の犠牲者からの訴えと救済の嘆願書）を持っている。上院議員グレン事務所のメアリー・アン・デュフレスンは、違法実験を訴える犠牲者からの膨大な手紙を受け取った(１９９７年１１月の電話による)。グレン上院議員は、１９９７年の人体研究被実験者の保護運動S193の発起人で、それは労働と厚生の委員会において暗礁に乗り上げた。
かなりの長期間、助けを得られていない人々の大群がいる。このために今こそ動き出さなければならない。
ブライアン・ウロンジは、救助を得ていない典型的なインプラント被害者である。シティー・サン新聞のマイテファ・アンガザが、１９９３年１２月２１日の記事「科学事実−フィクションにあらず：これがハイテク奴隷だ」において、ウロンジによる実験の訴えと、万一攻撃にさらされ痛めつけられることに対する、彼の恐怖について報告した。ウロンジは「犯罪と精神病の経歴を埋めつけ、そして将来起こしうるどんな非難についても、悪い評判をたてるために、いくつもの監獄と精神医学施設をたらいまわしにされたと信じている。」
人権のための医師会(PHR)のロジャー・フッチョンは、ウロンジの話をシティー・サンの記事、「人間主義的医師にたちから救済を拒絶されているインプラント犠牲者たち」フォローした。「PHRのボストン支部は、先月、何人かのメンバーの抗議にもかかわらず、政府インプラント犠牲者ブリアン・ウロンジの検査と診療を拒否した。」ともにニューヨークにある、MRI-CT Scanning Inc.によるCTスキャンの報告と、映像診断協会によるMRIの報告では、１９９１年頭と胸の中に「金属磁性体の異物」が存在することを確認した。
「連邦東部地区裁判所判事、レーナ・ラッジは、ウロンジのニューヨーク州を相手取る係争中の裁判を審議している。ウロンジに外科医を見つけてインプラントを取り除くよう命令を出した。しかし、１９９１年５月の研究レポートから３年の間、外科医たちは、たいていFBIの報復を理由として引っぱり、誰もインプラントを取り除こうとしなかった。」「監督エリック・ストヴァーによると、PHRボードは、６月中旬の会議でウロンジへの協力を拒否する決定をしていた。」PHRは１９８６年に設立され、多数のメンバーをもち、グループの任務は、１．政府が犯している拷問を止める、書いてある。
またもや、これは政府マインドコントロール実験の歴史と一致した。ワシントンポスト１９７７年８月７日、ジョン・ヴィルヘルムによる記事は、アンドレア・プハリチ博士は、ミニ歯形ラジオを発明した。１９５０年代、CIAのために作られたと言われる。彼は、１９５２年「心理学戦争におけるESPの利用可能性について」というタイトルの論文を、ペンタゴン会議に提出した
国家安全運動が、犠牲者の救助を得ようとする努力に及ぼしているマイナスの衝撃は、いくら強調ししても足りない。５０年もの機密研究のあと、企業がマインドコントロールに関わっているという圧倒的な証拠が存在している。電磁気技術虐待の繰り返しを止める監視機構は存在しない。ここに注視すべき例がある。ニック・ベギッチ博士とジーン・マニングによる、「天使はこのハープ(HAARP)を弾かない、テスラ技術の進歩」アースパルスプレス１９９５年より。
５ページ、HAARP(高周波動的オーロラ研究計画)の話を、限られた外部視点からはじめて眺めたとき、害のない研究計画だと思われた。しかし、より広い視野から眺めてみると、HAARPは秘密を持っていて、原子爆弾をもたらしたマンハッタン計画とまさに似通ったものだと気づいた。
１０４−６ページ、Eシステムは、ワシントンポストの専属記者ジョン・ミンツによる長い記事につけられた題目（１９９４年１０月２４日、Ａ１、Ａ１０ページ）。Eシステムの技術は、「国家諜報集団のための中心神経系の一部」だと明かした。総益２１億ドル中１８億ドルが、機密計画のためにあてられた。計画の大部分は、国家安全機構(N.S.A.)と中央諜報機構(CIA)その他の諜報組織によって作成された。多くの企業従業員は、元N.S.A., C.I.A.の元職員および軍の退職者からなる。ワシントンポストの記事によると、高度な技術背景を持ち、政府諜報関連の仕事の経歴がある人々が、その会社にほとんど自動的に雇われた。リンドン・B.・ジョンソンの下でC.I.A.局長を務め、長い年月局長ボード１３９に参加した、海軍大将退役者ウィリアム・ラボーン「C.I.A.の好みの契約者と世界のハイテク発信者らは、HAARPプログラムに参加したか？」
Eシステムは、１９９５年２月２６日に放映された６０分間の、CBSの特集シリーズの一つだった。ワシントンポストに掲載された記事の主張が、特集の中で繰り返された。その企業は、「暗黒世界」で活動している組織と表現され、高く秘密にされていて、従業員は、公式に「要求される」機密知識を持っていない限り、仕事についての法律論議は一切許可されていない。企業の年間セールスは、８５パーセントが機密業務により、８億ドルが政府は計画の存在すら否定している、かなりきわどい計画に関連していると見られている。その話から、C.I.A.とN.S.A.および軍事諜報組織１４０によって繁盛している、組織についての素描ができあがった
(Eシステム、６０分、CBSニュース、ニューヨーク、ニューヨーク州、１９９５年２月２６日)。
１０６ページ、これらの企業の技術を結合して、身を切らない諜報戦争、精神機能の操作において想定されている、この種の利用能力を作り上げることができただろうか？Eシステムは、ほとんどの国内秘密組織から、巨大な能力を結集し、HAARP技術の操作を可能にした。(著者によると、現在レイソン社がEシステムを所有している。)
政府マインドコントロール問題には、複合した要素が寄与している。主要なポイントの概観を終える。
目次
証拠は増加している。政府マインドコントロールはもはや空想科学ではない。この問題は、とても深刻で、全てのアメリカ国民の未来に関わる。これは、諜報機関、軍事、警察機関が、たゆむことなく追求してきた兵器であり、敵を完全にコントロールすることができる。世界のスーパーパワーは、この強力な技術を機密扱いして、犠牲者たちが手にしていない資料を所有している。電磁気学、神経科学の技術を利用した非同意実験、不法国内諜報計画が食い止められるかどうかは、アメリカ大衆自身の手にかかっている。
目次