てぬぐいの雑記


 思ったり、思わなかったり。
思ったことを記す。


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10    饂飩
更新日時:
2004.04.18 Sun.
「ほうとう」
昨日久しぶりに作ってみた。たまに食べると旨いなぁと思う。
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この食べ物の存在を知ったのは、数年前山梨に来てからのこと。
最初、ほうとう専門店で食べたときはそれほどの感慨もなかったが、その後自分で作るようになり旨さがやっと解った。
店のものは野菜が麺の上に整えて並べられ、あたかもカメラに向かってポーズをとるかのようにおすまし。
それに対し家のほうとうは、なんてお行儀の悪いこと。ちょっと煮込めばかぼちゃはドロドロと汁に溶け出し、麺はグタグタ。そのカオスの中に埋没する芋や葱。フォトジェニックとは決して呼べぬ鍋の中。
「かぼちゃのポタージュ(味噌仕立て)」、ドロリとなってしまうと食べるというよりむしろすする感覚。温かくしあわせな旨さは、なぜか懐かしさにむすびついてくる。
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「一晩おけば味が馴染みもっと美味しくなる。本当は二日ぐらい経ったのがたまらない……」というのは身近の甲州人の弁。
私は二日間も置いておいたことはないが、想像するにそのカオスやいかばかり、既にゲル状に近い物体?
 
中に入れる具。かぼちゃは必須として、あと何を入れるか。県外出身者としてはいつも悩んでいる。
昨日はかぼちゃ、じゃがいも、にんじん、油揚げ、しいたけ、大根、豚肉で作ってみた。(山梨県人はこの取り合わせにきっと一言あるだろう)
聞き及ぶに「小豆」ってのもあるらしいが、これはちょっと想像できない(う〜ん甘いうどん?)。
 
体を温める冬の食べ物のイメージしかなかったが、今年は是非夏に大汗かいて食べてみたい。
 
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「仲良きことは美しき哉」
 
 

かぼちゃ




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