MR10050系
■概要
沿線の人口が増えたことによりストレート車体ではこの先捌き切れないと予見したことから、裾絞りワイド車体の検討も兼ねて2001年から畠山車両製作所6連2本、4連4本で製造された。
■車体
MR10000系から引き続きアルミダブルスキン車体を採用、種別・行き先表示機は海神高速鉄道初の白色LED式で正面は助士側窓上部に列車番号表示機、運転台側窓上部に行き先表示機、貫通扉上に列車種別表示機をそれぞれ設置している。
側面はMR10000系列から続く種別・行先表示一体型である。
閑散期ではそのワイド車体を持て余してしまうものの、ラッシュ時には従来車よりも詰め込める点が評価され、この形式以降の車輌開発に大きな影響を与えた。
■スペック
制御装置:IGBT3レベルVVVFインバーター制御、加速度3.0km/h/s、減速度3.7km/h/s(非常制動時4.5km/h/s)、最高時速130km/h
MT比:(6連)3M3T・(4連)2M2T、ユニット制御1C4Mとなった
保安装置:CS-ATCとナナ快ATS-P(2010年よりGPS機能追加のATS-P+に更新)、その他はMR10000系と変わらない。
■運用と最近の動向
岩崎・一宮線とナナ快電鉄線の乗り入れ運用以外を除く運用をこなしているが、今後MR30000系の増備によってはワンマン運転対応工事を施して岩崎・一宮線運用のみに
限定する可能性が出ている。
■編成表
←高速萌原・山比坂 高城町・七郷国際空港→
14451+14351+14251+14151(14151F)
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14454+14354+14254+14154(14104F)
16651+16551+16451+16351+16251+16151(16151F)
16652+16552+16452+16352+16252+16152(16152F)