●プロローグ●
時は今から30数年前、釣りと野球にしか興味を持てない少年が東京は中野で育まれていた。
その少年は、釣りキチ三平のように釣り三昧の生活をおくりながら、尚且つ、巨人軍のエースになる事は出来ないものかと日夜真剣に考えていたのである。
そんな少年もいつしか分別というモノを身につけ現実に目覚めた結果、親となって歳月を重ねた。そしていつの間にやら周囲の人々から「釣りパパ」と呼ばれていたのである。
釣りパパとは誉め言葉なのか、単なる暇人の呼称なのか、全くもって良くわからん本人であるが、そこまで言われるからには「自分の釣り人生は記録に留める価値あり!」と勘違いを元に作成した自叙伝ページが「釣りパパの穴」の始まりである。
一つ事前に言っておきますが、その辺で浮きを浮かべてノンビリやってる釣りとは違いますから・・・・・。
山形県寒河江川での一コマ。この後、魚にラインをブッちぎられました。逃がした魚は大きいと言うが・・・・果たして! |