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昔のシルビア・ハッチバック（ＨＢ）が忘れられず、Ｓ１３シルビアのＨＢ版であるこの１８０ＳＸを購入しました。しかし、なぜかオートマ（ＡＴ）の１８０ＳＸはなかなか見つからず、ようやく見つかったのがこれで、九州から運んできました。オークションでしたので自分としては高価な買い物になり、前オーナーには悪いですが質が悪かったです。エンジン周りからのオイル漏れがひどく、駐車床には黒々とオイルがたまります。まあ、楽しいエンジンオーバーホールの機会が得られたと思っています。しかしながら、「００８：シルビア」とは同じ３ドアＨＢでありながら、全く違う車に見えます。ＨＢ型の美しさは後ろ姿にあると思います。Ｓ１１０シルビアは屋根からと左右のドアから後ろへは自然なカーブでつながっていますが、１８０ＳＸはドア後方のリヤフェンダー上に平地があり、尻つぼみなデザインになっています。今風のハイデッキスタイルにするためこのような形態になると思われ、その後のＺ３３フェアレディＺやＲ３５スカイラインも似た後ろ姿に見えます。トヨタのＡ７０スープラが同じデザインですね！こちらは大きなリヤスポイラーを張り付けて、隠しているように思います（「０２４：スープラ」を見て下さい）。どうせＨＢ車のリヤ後方は利用が少ないデッドスペースになると思いますので、デザイン優先で優美な姿にしてほしいものです。さて、この車は少ないＡＴ車ですが更にデジタルメーターにサンルーフが付いており、自分の好きな装備でお気に入りです。前述の通り内装の劣化が酷かったため、ダッシュボード、ステアリング、コンソールボックス、運転席シートなどを取り換えて今は何とか普通の車内になっています。ガソリンが腐りタンクやポンプがダメになったため、自作ミニタンクで何とかエンジン始動が出来る状態です。でも本格的な再生のメドは立っていません。
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