081:スカイライン2HT GTS (’93.04 HR32 4AT 06.04-07.04 1;00)
ターボ無しのスカイラインです。部品取り用として安かったので購入しました。せめて内装が無事ならとの願いが外れて流用出来るものがほとんどありませんでした。この車を最後に部品取りを目的とした車の購入はやめることにしました。自分のだけの見方ですが、平成以降の車の品質は非常にバランスが良いというか、外見は良くても長距離走行した車は全体にまんべんなく消耗しており、樹脂パーツが多用されて多くはひび割れや変形くすみが進んでいます。金属の錆は少ないものの剛性不足で変形やへこみが有ったり取り外しでダメになることがあったりします。取り外して部品単独になると驚くほど薄かったり軽かったりして、保管場所に注意しないと形が保てないようなものもあります。過剰品質が無くなりたとえば20年20万キロ走行するとエンジンもボディもすべての部品の寿命が尽きるようになっているような気がします。これは非常に良いことだと思います。今後の車など工業製品はすべてこのようになるべきでしょう。生物と同じように。

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