080:スタリオン GSR−V (’87.09 A183A 3AT DM 05.10-06.08 0;10)
一度は乗ってみたいと長く待っていた珍しい一台です。なんと云っても「デジタルメーター」です。見てくださいこのメーターです。直定規だけでデザインされ、室内と同じ色で光ります。「019:アルシオーネVR」のメーターと似ており一度は見たいと思って長年チャンスを待っていました。デザイン・質感とも自分にとっては最高品と考えています。その代わり?車としては最低?かなぁ。当時としてはライバル車と同等なのかもしれませんが、エンジンは非力だしステアリングの操舵感が無い感じ、シートももう少ししっかりしていてほしいと思います。内外装とも綺麗で古い車のコレクションとしては価値があるかもしれません。さて、デジタルメーターですが、自分はスピードは数字で確認するのが一番確実だと思っています。よくアナログ派の方は針の位置で読まなくてもおおよそのスピードが分かると言いますが、自分も決してデジタルメーターの数字は読んではいません。数字の形を見ているだけですので、スピードを認識する時間や判断の時間はアナログメーターの針の位置を認識する場合と変わらないと思います。自分は、アナログメーターの場合は針の位置から数字を読み速度を判断しますので、たとえば70Kmのような場合は、メーターに書かれている6と8の中間だから70と判断しますので時間が掛かり、時には間違うこともあるわけです。自分の場合はスピードは絶対数字表示が確実であると考えています。しかし、タコメーターは数字表示の必要はありませんね!AT車ではエンジンが動いていることを表現してくれておれば良いだけで、具体的な回転数などは普通は知らなくても不都合はありません。この車は、しばらく使用していましたがやはり走りに不満が蓄積し、車検満了で車庫努めになってしまいました。やがてメーターだけのために車を眠らせておく余裕も無くなり、ほしいという人が現れたので譲りました。

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