062:レパード アルティマ・ターボ (’89.10 UF31 4AT 00.12-13.10 2;10)
レパードは「豹」の事だと思いますが、車の性格は豹の感じではなく、もっと優しい名称が似合うような気がします。どうもニッサンの車名はどれもずれていると思っています。この車はV6ツインカムターボエンジンを積んでおり文句無しに最強レパードです。しかし、自分としては魅力はエンジンのみで車としては並としか感じませんでした。推測ですが、このレパードは後期型で、前期型の弱点や反省点が改良されて出て来たはずです。が、自分としては良くも悪くも前期型の個性を捨てた無難な車にしてしまったと思っています。つまり、レパードを選ぶ理由がなにも無いと云うことです。ニッサンの方針はレパードにお金を掛けない方向へ舵を切ったようで、この後何年かして「レパード」は消えてしまいました。雑誌はトヨタの「ソアラ」対抗車と書きましたが相手にはならなかったと思います。この車はエンジンの他に純正のAVに本革シートなど充実した装備でしたが、自分としては税金が高く燃費の悪い車と云う印象が強く、しばらくして手放すことにしました。ところで、本革シートは憧れの高級車のアイテムですが、大変痛みやすくすぐにすれたりしわがよってみすぼらしくなります。この車も例外ではなく、運転席は使用感が強く、出来れば布シートに変えたいと思ったのですが、ドアトリムなどもシートと同じ革が貼られており、内装バランスが崩れてしまうため止めました。

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