060:フェアレディZ ZR−U (’86.xx PGZ31 4AT 00.06-04.09 4;03)
解体屋さんちの近くのある駐車場にずーと放置されているように見える「フェアレディ」が気になっていました。そのことを解体屋の社長に話題として話をして何日もしないうちに、この車が廃車として解体車やさんへ持ち込まれ電話が掛かってきました。でも残念ながら「書類が無いよ」と云われてしまい、自分としては珍しい乗り出せない部品取り車を買ってしまいました。実はそろそろZ31型フェアレディZの中古車が安くなり、手に届きそうになってきましたので部品取り車でも良いかと思ったのです。結果はやはり部品取り車でした。このZ31型フェアレディZの後継がZ32になるのですが、前にさかのぼると「Z30」にはならず「S130」となり、Z31の顔かたちはS130と似ています。また、Z31にも前期型と後期型があり、この車は後期型です。前後の出っ張り部分が丸っこく変化したので、自分は後期型が好きです。変わっていないのが内装で、コンソールのデザインは最悪。ニッサンの内装デザインセンスをあきらめていました。「絶壁型」と車雑誌などで揶揄されていた代表格の一つでしょう。シートは良かったです。形が有名なレカロに似ているせいばかりではないと思います。大きめでサイドサポートがしっかりしていて固さも良く身体にフィットしました。部品取り車として立派に役を果たしてくれたと思っています。今はホイールのみしか残っていません。
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