057:シルビア Ks (’88.11 KS13 4AT 00.01-04.09 4;08)
購入して持ち帰っただけの悲しいシルビアです。持ち帰る途中に峠越えの上り坂のトンネルがあったのですが、その中で今にもエンストしそうな時速20キロほどに落ちてどんなにアクセルを踏んでも加速してくれなくなったのです。後ろには多数の車が続いて来ておりクラクションこそ鳴りませんでしたが生きた心地がしませんでした。どうやら4気筒のうちの1気筒の火花が飛ばなくなったようで、トンネルを出てしばらく冷やしたら生き返り、なんとか戻れたのです。当時S13型シルビアの中古車は玉数が多く上級グレードのツインカムターボ車でも安価でした。しかしその分多走行でメンテナンス不足、荒い乗り方がされた感じが内外に残っています。この車もその見本みたいで、乗りっぱなしに車検切れと同時に廃棄されたようです。
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