050:MR−2 1600G S/C Tバー (’88.05 AW11 4AT SR 98.01-04.10 6;05)
なぜか当時「オートエアコン」のMR2がほしくて瀬戸内海の島まで引き取りに行った車です。AW11のMR2はエアコンの効きが悪く壊れることが多いのが欠点です。素人目には車の構造上どうしても配管が長くなり、熱効率が低下する事が原因に思えるのですが、本当のことは分かりません。このオートエアコンもあまり効かなかったと思いますが、そのうちMR2のエアコンはあきらめてしまい、使用しなくなってしまいました。この初代MR2は車としては未完成な感じが良かったように思います。雑誌などには操作性がピーキーでたとえば高速で曲がると突然足周りの限界が現れるなど煮詰めが不十分と書かれていましたが自分はそんな限界に近づくような運転機会は無かったので走行に不満はありませんでした。とにかく車内がうるさかったと思います。4AGエンジンは名器と云われますが、結構メカ音は大きく年数と共に増幅していくように感じられました。シートの後ろに毛布などを置いてみてもあまり効果は無く小細工ではどうにもならないと悟りました。まあ、このスタイルと、動力性能/軽さで楽しいドライブが出来ることが欠点よりずっと大きいので本当に楽しい一台です。今思い出してももったいないと思うのですが、この車も“リサイクル法騒動”で廃車してしまいました。

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