035:ローレル4HT ターボメダリスト (’88.03 HC32 4AT DM SR 96.08-04.10 8;02)
ニッサンの歴代のローレルは良い車だと思います。コンセプトも多分「上質なオーナーカー」となっていて運転しても、また持つことにも喜びがあるように思います。先代のローレル「C31型」は直6の2リッターエンジンでしたが、「C32」はV6でスタートしました。なぜかマイナーチェンジで直6エンジンが追加となり、この車は直6のRB20DETです。あのスカイラインにも積まれているやつで、元気良く走ることが出来ます。ツインカム全盛になり、V6のツインカムエンジンが間に合わず急遽の策ではないかと思っています。そういえばZ31型フェアレデイも同じようなエンジン選択になっています。この車は、10万キロ超と云うことで購入しましたが、オドメーターが10万キロを示して壊れていて、その後どれほど走っていたのか分かりませんが、特に不具合もなく快調に走りました。何よりも自分の好きなデジタルメーターが着いており得した気分です。少しずつ気付いたところを修理し完調にしましたが、長く使うことによる劣化は防ぎようが無く、シートのヘタリや外装のクスミなどで、継続車検の意欲を失い保管車両の仲間入りとなってしまいました。好きで面白いけど、あまり役立たない装備を一つ、写真のボンネット後端フロントガラスの下に黒い突起がありますがこれは「雨滴センサー」です。降る雨の強さに応じてワイパーの動作を制御してくれます。詳しくは「040:レパード」で説明していますが、この車の装備ではなく他車からの移植です。ついでに、写真の場所は中部山岳国立公園の「安房峠」です。まだ、この真下でトンネル工事が行われている頃です。

BACK HOME NEXT