034:サニーRZ−1 1500 Type-B (’87.10 FB12 4AT DM 96.05-00.05 4;00)
自分の集める車にはキャブレター車は無い。いや過去に「013:セリカLB」があったので実は2台目のキャブレター車です。今時キャブレターを持つエンジンの車は概して高性能車とは云えず、ラインナップでは大概低グレード車に並べられており「信号グランプリ」が好きな者には用が無いのである。なぜこの車がやって来たかは、この車が新発売の時「レビン」と比較して最後までどちらにしようかと迷った車種だからです。もちろん比較した車はもう少しグレードの高いインジェクション車で、デジタルメーター仕様です。自分にとって、この車の魅力はなんといってもそのスタイルです。 好き嫌いはあると思いますが、この直定規だけで創ったような思い切りの良さがいいのです。初代ソアラの魅力と同じでしょう。そして、小柄な車体も好感が持てニッサンのデザインの良いところだけを残したように思います。しかし、この車の営業成績は悪くほしいグレードが中古車としては全く出てきません。しびれを切らして手に入れたのがこれです。覚悟はしていましたが10年落ち10万キロ走行ですので錆と腐りでグサグサ、エンジンルームを開けると燃料の臭いが?!。キャブレターの下の燃料ホースがひび割れてポトポトと漏れていました。100キロほど走って気付いたのですがゾーーとしました。久しぶりにキャブレターをオーバーホール、周辺のパーツも交換して安全確認しエンジンは普通に回るようになりました。でも錆と腐りには勝てず「デジタルメーター」を取り外して残し、車体は廃棄となりました。

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