013:セリカ2000LB ST (’75.02 RA25 3AT 92.03-01-09 9;06)
昭和50年式の「セリカ・リフトバックST」2000CCの18R型エンジンに2速トヨグライドオートマチックを積んだ珍しい車です。文句なしに自分が所有した最も古い車で、トヨタがセリカとしてスタイル優先・装備フルチョイスでほぼ完成した時期の車てはないかと思います。当時セリカの価格はDOHCエンジンを積んだGTがバカ高く、この車のようなグレードでは普通のファミリーカーと変わらない価格で、希少な車だと思いますが安く買えました。しかし、知り合いの整備工場に車検を依頼したところ断られてしまいました。整備部品が手に入らないし古い車のため整備できる技術者もいないとの理由です。まだ、自分の技術ではユーザー車検クリヤは無理だし、ということで長い間車庫で眠ることになった次第です。一時期はエンジン不動になりましたが、キャブレターを分解清掃して復活しました。キャブのクリーニングにはトイレ掃除の薬品に似たにおいのする試薬を使うと良いことを知りました。少しずつ勉強して見ると、たしかにこの車を安心して乗れるように整備するには、ほぼ全般にわたってメカや電気系統の整備が必要だということが分かってくるし、外からは見えないところに錆や腐りが起きて、お荷物状態になってきました。それでも自分のフラグシップとしてコレクションの頂点にいましたが、買ってくれる人が出てきたため格安でしたが譲ることにしました。

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