スーパーファミコンレビュー

※コメント、点数は管理者の独断と偏見よって書かれています。また 点数やコメントは定期的に変更される可能性があります。 (と言いますか、文才に自信がないのでよくコメントを修正しています。)

基本的に7年以上前のゲームばかりですので、今(2003年現在)のゲームに比べ映像や音質では圧倒的に劣 る作品がいくつもあります。ですが基本的な面白さは十分あるので点数は今のゲームとほとんど同等の評価 基準で付けています。
とは言ったものの、やはり当時の思い入れなどが介入してやや不当な点数になっているかもしれません。点 数はあまりあてにしないでください。

◇このページは「あ行〜た行」までのレビューがあります。
◇「な行〜わ行」のレビューはこちら

※フレームタイプのレビューはこちら

 

ゲーム名 : アレサ
メーカー : やのまん
ジャンル : RPG
10点満点中 : 8点 (★★★★★★★★☆☆)

〜コメント〜

GB版から続くシリーズですが、SFC版に移りストーリーも一新。でもシリーズでおなじみとなった魔法人形 「ドール」はちゃんと出てきます。

主人公「アリエル」を操り世界を冒険していく典型的なファンタジーRPGですが、冒険中にキャラクターが 表示され色々な会話が見れる会話機能や、流れるように音楽が途切れることなく変化していったり(この音 楽の使い方は個人的に凄く気にいってます)、戦闘では敵に与えたダメージが表示されない、
そして本作から登場した新システムの「ミクストフォーム」は、モンスターを倒したときに手に入る、火、 水、風、土、光の5種類の「ソウル」を掛け合わせ武具を作り出す事が可能で、ミクストフォームでしか入 手できない武具がある、
などなど独自のシステムが取り組まれたいます。
でもダメージが表示されないのは敵の状況が分り辛くなってて嫌ですね。一応、敵はダメージにより状態が 変化しますが、やはり解り辛い。これが凄く残念です。

個人的にこのゲームのほのぼのさと個性豊かなキャラクター達が凄くお気に入りです。絵本を読んでる感覚 で遊べるので子供や女の人にも遊んでもらいたいゲームですね。
戦闘のダメージ表示やバランスを改善したのをGBA辺り(今だとDSやPSP)で出してくれないかな。


 

ゲーム名 : アレサ2 アリエルの不思議な旅
メーカー : やのまん
ジャンル : RPG
10点満点中 : 7点 (★★★★★★★☆☆☆)

〜コメント〜

人気シリーズアレサの続編。アリエルと個性的なキャラクター達が繰り広げる王道ファンタジー。
好評だった会話システムも健在。前作でおなじみのキャラクターから個性的な新キャラ達も多数出てきます。
また前作で不満だったダメージの表示もされるようになったので安心。
今回はストーリーが前作に比べちょっといまいちと感じるのが唯一の不満点。エンディング後元の世界に 帰れたか謎ですし。

特別凄いゲームではないですが、丁寧に作られた良作なので興味があるならお勧めです。
心が癒されるような旅に、さぁ出発!


 

ゲーム名 : RPGツクール2
メーカー : アスキー
ジャンル : RPG作成
10点満点中 : 7点 (★★★★★★★☆☆☆)

〜コメント〜

自分でRPGが作りたい!って人の夢をかなえてくれたRPG作成ソフト。そしてゲーム開発の苦労がいかなるも のか、ほんの少し垣間見れる貴重な作品。マップパターンや敵キャラ、音楽、演出、など、素材がそこそこ 用意されていて、頑張れば「ドラゴンクエスト2」ぐらいの本格的なRPGが作れるそうです。

ところで、例外なく自分も壮大なファンタジーを描いた作品を作ろうと意気込んでいましたが、実際出来上 がったものは愚にも似つかぬつまらなさ。今やると多分あまりの駄目っぷりに赤面してしまいそう。(笑)


 

ゲーム名 : いただきストリート2 ネオンサインはバラ色に
メーカー : エニックス
ジャンル : ボードゲーム
10点満点中 : 9点 (★★★★★★★★★☆)

〜コメント〜

ボードゲームには、「桃太郎電鉄」、「人生ゲーム」、「人生劇場」、「モノポリー」など名作は多くあり ますが、そんな中でもこの「いただきストリート2」(略して「いたスト2」)は群を抜いて面白く中毒性があ ります。

どんなゲームか簡単に説明すると、各マップでお店や株を買って資金を増やしていき、総資産1位を目指すの が大まかなルールと目的です。
お店は「エリア」という大体4件で一つのグループとなっていて、また各エリア用の株があり株は銀行で買え ます。エリアのお店を揃えると多く投資できるようになり、投資していけばそのマスに止まった相手からよ り多くの資金を取ることができます。逆に1件や2件ではあまり投資ができず店も大きくなりません。
株について、基本的に自分の所持しているエリアで投資して儲けられそうな株を買うものですが、株は何も 自分の店の株だけを買わなくても他人の成長しそうなエリアの株を買えば、その人が店を大きくすると株価 も上がり儲けることができます。
あとマップ上には空き地と言う特殊な土地があり、通行すると強制的にお金を取られたり、自分が止まると 好きなところに移動できる、などの特殊な建物を建設する事ができます。他にカジノや何が起こるか分らな い一発逆転可能なチャンスカードと言ったイベントもあります。
これらの要素が上手く溶け込んでおり、バランスも絶妙で対戦は盛り上がる事間違い無し。白熱しすぎて喧 嘩にならないよう注意が必要。

また人との駆け引きだけのゲームと思ったら大間違い。コンピュータのキャラクターが相手でも各キャラク ターの設定が上手くいかされていて巧みに店や株を買うなど個性的で人間臭く、それに途中途中の会話も面 白い。ここが他のボードゲームとの大きな違いです。このおかげで人との対戦もちろん、一人でコンピュー タ相手に対戦しても非常に面白いです。逆にコンピュータ相手に本気で腹を立てて、思わずコントローラー を投げつけたくなることもあります。(笑)

難点は中盤以降大差がつくとほぼ逆転不可能に陥る所。土地も手放し、他人の株に寄生して巻き返しを計ろう にも、収入源がサラリー以外ないのでのでジリ貧に落ちいるだけですからね…。

余談ですがPSで「いただきストリート ゴージャスキング」が出ていますが、2と比べあまり変化はありませ ん。買うならいたスト2を買ったほうが断然良いと思います。


 

ゲーム名 : 海腹川背
メーカー : TNN
ジャンル : ラバーリングアクションゲーム
10点満点中 : 8点 (★★★★★★★★☆☆)

〜コメント〜

伸び縮みするルアーを使う独自のパズルアクションゲーム。ルアーの使い方によってステージの攻略方がい くつもあり何度でも楽しめる内容となっています。
ゲーム中に流れるほのぼのテイストな雰囲気と音楽が妙に作品と合っていてグー。

何気にパズルゲームとしてもアクションゲームとしても非常に完成度が高く、トップクラスの面白さを誇る 埋もれた名作。謎解きメインのアクションRPGが好きな人にも相性がいいと思いますのでおすすめ。

何故か主役の女の子、海腹川背さんに乾杯! (実はこんな設定だったそうで)


 

ゲーム名 : SDガンダムGX
メーカー : バンダイ
ジャンル : シミュレーション
10点満点中 : 6点 (★★★★★★☆☆☆☆)

〜コメント〜

いわゆる「ガチャポン戦士 カプセル戦記」シリーズです。
ガンダムシリーズに登場するモビルスーツを操りマップ上に配置して進めていくウォーシミュレーション。
戦闘時はカプセル戦記同様アクションゲームとなりますが、一度に戦うモビルスーツの数が多くごちゃご ちゃしすぎで消化不良。FC版の方があっさりしていて良い。


 

ゲーム名 : SDガンダムGNEXT
メーカー : バンダイ
ジャンル : シミュレーション
10点満点中 : 6点 (★★★★★★☆☆☆☆)

〜コメント〜

ガチャポン戦士シリーズで前作GXのマイナーチェンジ版。サテラビュー対応だったようですが新ユニット とマップが少々増えただけの様です。
そもそも一般ユーザーはサテラビューなど持っている訳がなく、結局GXから新化がまるでない状態。マン ネリを通り越していていいかげん飽きます。


 

ゲーム名 : SDガンダム V作戦始動
メーカー : エンジェル
ジャンル : シューティング
10点満点中 : 7点 (★★★★★★★☆☆☆)

〜コメント〜

2人同時プレイ可能の横スクロールのシューティングゲーム。アーケードに似たゲームがありましたがそれとは別物。
SDだけど一年戦争の各名場面を忠実に再現されている所がニクイ。たとえばジャブローでシャア専用ズゴッ クにジムが倒されるシーンとか。
今ではギレンの野望と言うゲームがありますが、当時では武者やナイトが流行っていたので本作の様な 原作再現タイプとしては貴重なゲームなのかもしれませんね。

ちなみに本作には当時の対戦格闘ゲームのブームに乗っかり一応対戦モードが用意されています。 まぁ、「バランスなんてクソ喰らえ」な感じの本当におまけ程度の存在ですが。


 

ゲーム名 : かまいたちの夜
メーカー : チュンソフト
ジャンル : サウンドノベル
10点満点中 : 10点 (★★★★★★★★★★)

〜コメント〜

前作「弟切草」で確立した、映像と効果音のある電子小説「サウンドノベル」の第2弾。
前作の弟切草では選択肢によってストーリーは変化するも全編ホラーテイストでしたか、本作は主人公の透とフィアンセ(?)の真理 が長野県の雪山にあるペンション「シュプール」で次々と起こる殺人事件に巻き込まれるメインのミステリー編、ある選択肢に よって舞台と登場人物はそのままで設定・内容がガラリと変わるスパイ編、幽霊編等が用意されています。また一定のエンドを見る と前作でおなじみの「ピンクのしおり」となり、更に新たな話が…。
各編には多数の選択肢・エンディングが十数パターンも用意されていて、例えばミステリー編なら選択肢及び犯人推理の結果によっ て単発ギャクや非推理エンド、数名の犠牲者が出るルート、全員生還ルート、そして皆殺しへのサバイバルルートなど、ボリューム はまさに圧巻。

スキー客として宿泊したペンションという日常的背景から在りそうで在りえない非日常な展開という舞台設定の扱い、各人物の 一挙手一投足の心理描写、それらの巧妙さから透に100%感情移入。食事のシーンでは涎が出て、殺人現場では息を飲む等、何度やってもどっぷりとこの世界に引き込まれ、 何度サバイバルゲームに突入しても毎回恐怖を感じさせてくれます。ここまでハマった後何度も繰り返し遊ぶゲームは他に無い!

おっと、音楽も忘れてはいけない重要な要素です。これほどまでに場面場面に合うBGMに効果音は他には無い位で、感情移入のし易さ に一役どころか何役も買ってくれていますね。

 

ほとんどパーフェクトな完成度で、不満点を挙げるとするなら推理シーンの誘導的な選択肢ぐらいでしょうか。 一見人を選びそうなジャンルでは有りますが、極度の怖がりさん以外万人にオススメできる名作。超オススメ。
(※PS、GBA、Windowasに移植されていますが、音源はSFC版が一番愛着がありますね。)


 

ゲーム名 : 餓狼伝説スペシャル
メーカー : タカラ
ジャンル : 対戦格闘
10点満点中 : 3点 (★★★☆☆☆☆☆☆☆)

〜コメント〜

同名のアーケードゲームの移植版。
移植具合はそこそこのようですがなんだかイマイチな印象を受けました。なんと言いますか、地味なんです よ。全体的に。音楽はへぼへぼだし。対戦していても全然盛り上がらず面白くなかったのですぐ売りました。


 

ゲーム名 : がんばれゴエモン3 獅子重禄兵のからくり卍固め
メーカー : コナミ
ジャンル : アクション
10点満点中 : 6点 (★★★★★★☆☆☆☆)

〜コメント〜

人気のアクションゲーム、ゴエモンシリーズの第3弾。
どこかサイバーな雰囲気を漂わす江戸時代、おなじみゴエモン、エビス丸、ヤエちゃん、サスケを操り、 今度の敵、獅子重禄兵の野望を阻止しするのが目的。

今作もギャグ満載な展開はおやくそくですが何故かいまいち笑えない。上手く説明できないんですが、切れ が無いんですよね。
前作から登場のゴエモンインパクト、操作する時前作では横スクロールアクションでしたが、今回はゴジラ のごとくゆっくりと自動で前に進んでいき、プレイヤーは攻撃するだけとなってしまいました。迫力はあり ますが勢いが無くなってしまって残念です。

シリーズのファンならどうぞって感じですかね。


ゲーム名 : カービーボール
メーカー : 任天堂
ジャンル : パズルアクション
10点満点中 : 6点 (★★★★★★☆☆☆☆)

〜コメント〜

カービーを操りゴールに向かって転がしていくパズルゲーム。
マップの障害物を考慮しカービーの転がし方の調整をするのはパズルゲームと言うよりゴルフゲームと言っ た方が当てはまるかも。なかなかに難しく、頭の体操にちょうどいいかもしれません。


ゲーム名 : グランヒストリア 幻史世界記
メーカー : バンプレスト
ジャンル : RPG
10点満点中 : 7点 (★★★★★★★☆☆☆)

〜コメント〜

ある夜、結婚を明日に控えた男女がいた。互いの気持ちを少しばかり話した後、明日の結婚式を思いながら 一旦別れたその時、偶然遭遇した盗賊にその男性は殺されてしまう。その時、この悲劇の男性の前に光り輝 く二つの球体が現れた。その球体の一つがこの男性の体に入り、再び起き上がったのだ。これから行われよ うとしている悲劇の歴史を変えるために・・・。

主人公は歴史年表表に記載されている事実を塗り替えるべく旅に出ます。途中、様々な選択肢が出てき、回 答によって歴史が変わっていきます。正しい歴史を導いて世界を救うのが目的です。
ゲームの出来はRPGとしては合格ライン。魅力あるキャラクター達やその独特の世界観から先へ先へと見たく なってしまいます。戦闘システムも独特で、ドラクエ風+360度敵がいる、と言う風な戦闘シーンになってい ます。ただ、ちょっとバランスが悪く、序盤から厳しい戦いになってしまうのが難点。ウリの360度戦闘も四 方八歩から敵が出てくるわけではないので、そんなにスリリングな戦闘にはならないですね。
画像や音楽はやや地味。

ストーリーの独自性が目立つ作品ですので、王道ファンタジーに物足りなくなっている人におすすめ。
個人的にお気に入りの一作です。


ゲーム名 : クロノトリガー
メーカー : スクウェア
ジャンル : RPG
10点満点中 : 9点 (★★★★★★★★★☆)

〜コメント〜

FFの坂口さん、ドラクエの堀井さん、キャラクターデザインはドラゴンボールでおなじみの鳥山さんと大変豪華な顔ぶれで作られた、 現代から中世、原始、未来など行き来する時空を越えた冒険を繰り広げる壮大なファンタジーRPG。
スクウェアサイドで作られただけあってフィールドや街などの移動画面、音楽、戦闘などゲームシステムはFFよりで、 ストーリーとキャラの個性と良い意味で無個性の主人公はドラクエ、というより堀井テイスト全快。どちらも違和感一つ無く見事 融和した傑作。
またマルチエンドを採用、さらに2週目以降はレベル・能力値・装備・道具を殆どそのまま持ち込めるモードが追加されるなど、 ユーザーに何度でも楽しんでもらおうという心配りが随所に滲み出ています。まさしく至れり尽せりな豪華さに大満足。 ちなみに私、軽く5〜6回はクリアしました。

もう本当のホントに不満点らしきものは見当らず、それでもあえて挙げるとするなら敵のザコキャラクターがあまりいい味を出して いない点くらい。SFC時代のRPGの集大成、また象徴の一つともいえる完成度の高い名作なので一度遊んでみてもらいたいですね。 次世代機以降の音と画像といった表面的な部分が強調され中身が疎かになっているRPGなんぞより100倍は面白い!

※PSに移植されていますが追加要素より音源やロードなどの問題から個人的にはSFC版をおすすめします。


ゲーム名 : 決戦!ドカポンランド4
メーカー : アスミック
ジャンル : ボードゲーム
10点満点中 : 7点 (★★★★★★★☆☆☆)

〜コメント〜

友情破壊ゲーム型ボードゲームの続編。4人同時プレイ可能。
戦士タイプ、剣士タイプ、魔法使いタイプ、盗賊タイプの4つの職業から選び、マップ上にはモンスターと の戦闘やアイテムなどがもらえたり、何らかのイベント、そして領土のマスがあり、ルーレットを回して それらのマスに進んでいきます。武器やアイテム、魔法などを駆使してメインの目的である各地の村を支 配しているモンスターを倒し、自分の領土にしていきます。領土からお金をもらったり、マップ上でのイ ベントでお金をもらったたりして、武防具や道具を買い、またまた領土を増やしていきます。最終的にお 金を多く稼いだ人が勝ち。

はて?どこが友情破壊ゲームなの?と思われた方。このゲームでは、魔法を使い他人の行動を妨害できるは 他の人の領土を強奪できるは、わざと他の人のいるマスに止まり戦闘を仕掛け勝った暁には武防具、金、領 土のどれかを奪い取る他、プレイヤーの名前を変更させる事が可能。また全財産を貢く事で悪魔に魂を売り 数ターン凄まじい能力を手に入れ相手を邪魔しまくれるなどの嫌がらせが満載。やりたい放題、弱肉強食の 世界なのでヒートアップしまくり。
ただしゲーム後半はダレてくるのがマイナスポイント。

このゲーム、ぜひネット対戦バージョンを出して欲しい。顔が見えない相手だと本性現れ余計邪魔したくなり、 白熱した展開が繰り広げられるでしょうから。(笑


ゲーム名 : サムライスピリッツ
メーカー : タカラ
ジャンル : 対戦格闘
10点満点中 : 6点 (★★★★★★☆☆☆☆)

〜コメント〜

SNKの人気格闘ゲームの移植版。格闘技ではなく刀を使った武士たちと言った世界観は新鮮。
そこそこの移植度で普通に対戦できます。残念ながら拡大縮小はありません。可でもなく不可でもないでき だと思います。


ゲーム名 : ジョジョの奇妙な冒険
メーカー : コブラチーム
ジャンル : RPG
10点満点中 : 5点 (★★★★★☆☆☆☆☆)

〜コメント〜

ジョジョ第3部の話。RPGというよりアドベンチャーゲームに近く、各地を移動し敵のスタンド使いを倒していく原作再現(?)タイプ のキャラゲー。当時としては一部声付きだったりアニメーションが凝っていたりと頑張っている部分もありますが、それでも全体的 な地味さは拭えない。


ゲーム名 : スーパーファミコンウォーズ
メーカー : 任天堂
ジャンル : シミュレーション
10点満点中 : 8点 (★★★★★★★★☆☆)

〜コメント〜

ニンテンドウパワー書き換え専用タイトル。名作ファミコンウォーズをスーファミ用にリメイクし、 新たなマップや、詳細なルール設定、キャラクター等が追加された他、最大4人まで対戦可能。
シンプルながら奥が深く、その面白さは今でも十分通用します。

難点は4人対戦時の待ち時間の長さでだれてくる点。ユニット使用回数制限や時間制限の選択があれば よかったのですが。

ファミコンウォーズが好きな人、戦略シミュレーション初心者には文句無くオススメ。
ローソンの書き換えサービスが終了してしまっていますが、任天堂にSFメモリカセットと お金を送れば書き換えしてくれるとの事。またゲームボーイアドバンスでそっくりな ゲームが出ています。評判もよろしい様なので興味のある方はそちらをどうぞ。


ゲーム名 : スーパー桃太郎電鉄2
メーカー : ハドソン
ジャンル : ボードゲーム
10点満点中 : 6点 (★★★★★★☆☆☆☆)

〜コメント〜

FCやPCエンジンで大人気を誇った、桃太郎伝説のキャラクターたち電車で日本各地の駅に向かい物件を買い あさるボードゲーム。
始めに目的地が決まり、そこに一番乗りすると高額の賞金が手に入ります。そのお金を元に物件を買い、利 益をあげていき終了時に一番利益が高くなった人が優勝となります。
一ターン一月でその月の始めにイベントが起こったり、また突然イベントが起こったり、キングボンビーや 貧乏神、ミニビンボーなど邪魔しまくるキャラに取り付かれたり、色々な効果をもったカードなど、プレイ ヤーの予定を見事に崩してくれますのでそこから大逆転の可能性有り。一人勝ちを防いでくれるので白けず に済むのが良いですね。

4人で遊ぶと燃えますが、コンピューターと遊ぶと作業的になり非常につまらなくなるので、接待用のゲーム として遊びましょう。

個人的にあまりにもマイナーチェンジが多すぎてお腹いっぱいです。


ゲーム名 : スーパーロボット大戦EX
メーカー : バンプレスト
ジャンル : シミュレーションRPG
10点満点中 : 7点 (★★★★★★★☆☆☆)

〜コメント〜

第三次スーパーロボット大戦の続編。
SFC成熟期に出た作品だけあってグラフィックがパワーアップしていて戦闘アニメーションで武器のグラフィ ックがほぼ再現されているのは感激もの。

今作では第三次の原作キャラが主役ではなく、「マサキ」「リューネ」「シュウ」のバンプレストオリジナ ルキャラ三人が主役となっています。マサキ達の住む異世界ラ=ギアスに召還されたスーパーロボット達が その世界での戦乱に巻き込まれていくなどと、今までの参戦作品重視とは一味違ったストーリーが繰り広げ られていきます。オリジナルが舞台故、各アニメの登場作品達のスポットは控え目ですが、オリジナルのス トーリーに登場作品がどう対応していくのかと言うのが面白く演出されてGOOD。なので自分みたいに原作派 でも十分楽しめますぞ。
また今作では第三次の様な一つの話が選択肢によって幾つか分岐していくのではなく、各主人公ごとに別々 のショートストーリーが展開され、難易度は左から順に「やさしい」「普通」「難しい」と分けられていま す。ショートストーリーとはいえ話の途中にちゃんと選択肢はありますが、第三次ほど細かに分岐するので はなく、話の途中にこころもち変化がある程度。やや物足りなくも無いですが、各章の繋がりを持たすため にはこれで良かったと思います。

舞台設定がガラリと変わったのに対し、システム面では大きな変化は無し。第三次で不満だった反撃時の行 動が選択出来ない点がそのままで改善されていなかったのは不満ですが、他は第三次でほぼ完成されている ので下手にいじる必要は無かったのでしょう。
音楽も第三次の使いまわしが多いのですが、第三次の曲ほとんど全てが名曲なのでこれも文句ありません。 それに今回追加された曲、特に味方フェイズ時に流れる曲はお気に入りなので満足しています。

シリーズの異端で実験作としてのイメージが強い今作ですが、オリジナル中心だからこそ出来た野心作でも あります。(ネオグランゾンとかもね。)
その試みは成功したと言えるのではないでしょうか。


ゲーム名 : 聖剣伝説3
メーカー : スクウェア
ジャンル : アクションRPG
10点満点中 : 4点 (★★★★☆☆☆☆☆☆)

〜コメント〜

前作2がアクションRPGとして人気を誇っていたのですが、今作3はアクション部分が大幅に退化。戦闘中の攻 撃アクションが恐ろしく少ない上、こちらが攻撃した後は決まって敵が攻撃してくる、これではターン制のR PGじゃないですか。何処がアクションRPGやねん!この時点でアウト。
さらに重度のお使いゲーで、あっちに行け→目的地に到着するもほんの少しのイベントがある程度→こっち に行け、そんな単調な行動の繰り返し。まったく面白みが感じられない。

自分に言わせればブランド名とキャラクター人気、綺麗なグラフィックで押し切ったようなもの。同時期に 出たアクションRPGの「天地創造」と比べると、まさに天と地の差。

今作のおかげで当時ハズレ無しと思われたスクウェア神話に疑問を持つことができました。そう言う意味で は貴重なソフトだったのかもしれません。


ゲーム名 : 第三次スーパーロボット大戦
メーカー : バンプレスト
ジャンル : シミュレーションRPG
10点満点中 : 9点 (★★★★★★★★★☆)

〜コメント〜

ガンダム、マジンガーZ、ゲッターロボなど人気ロボットが一堂に集結したウォーシミュレーションゲーム。

前作第二次スーパーロボット大戦(FC)後の話で、プレイヤーは地球圏支配を目論む各アニメの敵が集まった組織「DC」と 謎の異星人組織の襲撃で窮地に陥った地球圏を救うべく、ガンダム(初代からF91)、マジンガーZ(初代からグレンダイザー)、 ゲッターロボ(初代とG)、そして今作で新たに参戦する、0083、コンバトラーV、ライディーン、ダイターン3等スーパーロボット 所属のロンドベル隊を指揮して行きます。

敵味方のターンに分かれたオーソドックスなシミュレーションですが、戦闘シーンは各ロボットの武器が原作さながらに再現 されていたり、キャラクターの名セリフもキッチリ収録されおり、制作側のこだわりを感じられます。
また今作からガンダム系同士やマジンガー系同士などでパイロットの乗り換えができたり、ロボットを強化 できるようになりました。機種がスーパーファミコンになった事でグラフィック、音楽が大幅にパワーアッ プ。シナリオも当然パワーアップし、多数の分岐がありマルチエンディングとなっています。(この後のスパ ロボは分岐が単純で少なくなっているのが残念。)
ゲーム中に登場するキャラクターやロボットは多種些細で、中には知る人ぞ知るマニアックな機体もあり ファンも思わずニヤリとなるかもしれません。
難易度は現在(2006年)までのシリーズ中最も高いと噂されていますが、決して無理なバランスではなく、 程よい難しさで歯ごたえがあります。ビームを完全無効化するIフィールド、おまけにビームライフルだろうが ゲッタービームだろうがビームっぽい兵器は問答無用で全て吸収・回復してしまうビーム吸収を味わえるのは本作のみですぞ。(笑)

反撃時に攻撃や防御、回避など選べないは少々厳しいかもしれませんが、当時のゲームの中でも画像、音楽、ストーリ、 演出、難易度、どれを取っても非常に完成度が高く、既に現シリーズの基本がほぼ出来上がっている状態。 個人的に今でも楽しめるシリーズ最高の作品だと思ってます。
残念な点はガンダム系の優遇さとスーパーロボット系の不遇さ、この露骨過ぎる差でしょうか。


ゲーム名 : 大戦略エキスパート
メーカー : アスキー
ジャンル : シミュレーション
10点満点中 : 6点 (★★★★★★☆☆☆☆)

〜コメント〜

PCでも有名な本格派ウォーシミュレーションゲーム。
小難しいと思いきや以外と敷居が低く、戦略シミュレーション素人の自分にも楽しめました。 最大4人対戦可能でこれが結構面白いですぞ。


ゲーム名 : 第四次スーパーロボット大戦
メーカー : バンプレスト
ジャンル : シミュレーションRPG
10点満点中 : 8点 (★★★★★★★★☆☆)

〜コメント〜

第〜次ロボット大戦シリーズの完結作。
音楽やグラフィックのパワーアップもさることながら、第三次やEXで不満だった反撃時の行動を選択できるよ うになったのが一番嬉しい。
逆に第三次に比べるとストーリーに盛り上がりが欠けていたり、分岐が地上と宇宙に分かれてまた戻ると言っ た単純な分岐になってしまった点、各作品の扱いが相変わらずガンダム系>その他リアル系>スーパーロボッ ト系となっている点が不満ですね。今回初参戦のダンクーガなど居るだけ参戦に加え、空は飛べない、適応に Aがない、火力がMS以下と散々ですし、同じく初参戦のダイモスも宇宙で必殺技が使えないなど目に余る酷さ でした。

SSとPSにリメイク作のFが有りますが、ごてごてし過ぎてイマイチ。こちらの方があっさりとまとまっていて 好印象。


ゲーム名 : 天地創造
メーカー : エニックス
ジャンル : アクションRPG
10点満点中 : 10点 (★★★★★★★★★★)

〜コメント〜

アクトレイザーやガイア幻想記など独創的な作品を作る事で有名なクインテット制ゲームで、これまでの集大成となる傑作。
クインテットの作品には「創造と破壊」、「光と闇」、というコンセプトがあり、本作もそのテーマにそっています。

主人公アークは「クリスタルホルム」という町で生まれ育ったわんぱくボーズ。ある日絶対に開けては ならない扉に入ってしまい、その地下奥深くに封印されていた「箱」を開けたため町の人々が凍りついたよ うに止まってしまう。元に戻すには「地裏」という現在の世界から「地表」を(地球)を復活させなければい けない。「箱」に入っていた、ヨミという奇妙な生物と共に世界を復活させていくアークは次第に 地裏と地表の関係に気付いていくことになる。光と闇、地裏と地表。そして「英雄」とされているもう一人 の自分と出会い・・・。
奥深いストーリーとゲーム中盤のどんでん返しにあっと驚かされるはず。そしてゲームを進めエンディングを迎えた時、 きっと感動される事でしょう。

ストーリーもさることながら、システム面、音楽、グラフィック等全体的に非常に丁重に作られており、SFC後期としても 高水準に仕上がっています。
そしてアクションRPGの核となるアクション部分についてですが、攻撃パターンが豊富なのに加え、攻撃アクションに ダンジョンの謎を解くヒントが有るなど謎解きにもリンクしていて面白い。
難易度は同ジャンルのゲームと比べるとやや高い方ですが、理不尽な程難しくはありません。試行錯誤で先に進む事が出 来た時の達成感は歯ごたえのあるゲームならではの勝利の美酒。

アクションRPGの最高峰と言っても過言ではない本作、興味があるなら是非とも遊んでみてください。管理者オススメの逸品ですぞ。


ゲーム名 : ドカポン3・2・1
メーカー : アスミック
ジャンル : ボードゲーム
10点満点中 : 7点 (★★★★★★★☆☆☆)

〜コメント〜

友情破壊ゲームとして一躍有名(?)となった人気ボードゲームの続編。もちろん4人同時プレイ可能。
マップとイベントが一新され、各章ごとに分けられストーリー性が追加された他、キャラクターデザインが何とあの柴田亜美。 基本的にシステムは前作と同様で多少バランスが改善され魔法やアイテムにも変化がチラホラ。
今回もゲーム後半のダルさが解消されていないのはマイナスポイント。

まぁ、前作が楽しめた人は文句無くオススメ。くれぐれも喧嘩にならないようにしましょう。


ゲーム名 : ときめきメモリアル 伝説の樹の下で
メーカー : コナミ
ジャンル : 恋愛シミュレーション
10点満点中 : 9点 (★★★★★★★★★☆)

〜コメント〜

恋愛シミュレーションの今日を築き上げた金字塔。社会現象にまでなったあまりに有名なゲーム。
何を隠そう初めての遊んだ恋愛シミュレーションゲームはこのSFC版ときメモです。

10人を超える個性豊なヒロインたちを巡る青春の日々。高校生活を疑似体験できる感情移入の高いゲーム。
日々古臭さを感じない今でも十分に通用する絶妙なバランスのパラメーター上げ、四季折々や学校、平時の 多種なイベント、ややボリュームにかけるものの何度も繰り返し続けるのに合ったデート、豊富なミニゲー ム、ゲームの雰囲気に合った名曲の数々。残念ながら音声はありませんが、その分妄想も膨らみます。
いや〜、見事にハマりました。日々ときメモの妄想をしていたりと、やや危ない世界まで漬かりかけていた位です。(笑)
後日に特集ページでも組もうかと検討していますので、詳しい事はそこで語ろうかと思います。

あえて今スーファミ版をする必要はないですが、スーファミの性能を考えると良く移植できてますので、機 会があれば試してみてはどうでしょうか?(BGMに定評のあるコナミのSFCのソフトの中でも本作のBGMは一二 を争うくらい良く出来ていると思いますし、他機種より絵が柔らかい感じがして可愛いですよ。)
付属のおまけCDもファンなら必見、もとい必聴。


ゲーム名 : ドラゴンクエスト5 天空の花嫁
メーカー : エニックス
ジャンル : RPG
10点満点中 : 9点 (★★★★★★★★★☆)

〜コメント〜

国民的RPG第5弾。主人公は波乱万丈な人生を送る、ドラクエ史上もっとも印象的な主人公かもしれない。ド ラマチックあふれるストーリーにドラクエファンの中でも特に人気があります。自分もお気に入り。

そして5の注目すべき点は、モンスターを仲間にすることができる事でしょう。(仲間にできるモンスターは ある程度決められていて全種類のモンスターを仲間にする事はではできません。)
これで旅がよりいっそう面白くなる事間違いなし。

グラフィックが少々ショボイのが残念でしたが他に不満点は無く、全体通して誰でも安心して遊べる逸品。
余談ですが、結婚イベントにはかなり悩みました。(笑

※PS2でリメイクされています。


ゲーム名 : ドラゴンクエスト6 幻の大地
メーカー : エニックス
ジャンル : RPG
10点満点中 : 7点 (★★★★★★★☆☆☆)

〜コメント〜

国民的RPGドラクエシリーズの第6作目。
3で好評だった転職システムをさらに発展させ職業ごとの熟練度によって技を覚えるようになっています。た だ、この熟練度は賛否両論で「やり込み甲斐がある」と言う意見と「こんなのドラクエじゃない」と言う意 見に分かれています。自分はと言いますと、後者です。
これまでのシリーズのような、途中で強敵が倒せず行き詰まった場合でも、レベルが上げだけでは解決でき なく、熟練度を上げ、特技や呪文を身に付け上級職に転職しないと進めないようなバランスになっています。 ところが熟練度一つを上げるにも何度もモンスターと戦わなければいけません。一つの職をマスターするの に気の遠くなるような戦闘をこなさなければいけないのは苦痛です。
熟練度を上げるごとに修得できる「特技」についてですが、特技は基本的にMPを消費しません。つまり無限 に使える訳です。しかも上級職になるとべホマラーやベキラゴン等上級魔法と同性能な特技があり、呪文の 存在価値が無くなってしまいます。何故このような万能設定にしてしまったのか。最終的には皆同じ職業に 落ち着き、同じ特技を繰り返せばいいだけの作業ゲーと化してしまうではありませんか。

また転職以外にもこれまでのシリーズと差別化を図っている所があり、FF系によく見られるダンジョンやイ ベントに中ボスがセットで付いてくるパターンを積極的に取り入れていますが、これも自分には合いません でしたね。ドラクエに過度な中ボスの存在はいらないと思います。

従来のシリーズから変化を求めようとしたのは好感を持ちますが、かえってドラクエらしさを殺してしまっ ただけではないのでしょうか。自分にはそうとしか受け取れませんでした。
まぁ、序盤の展開にちょっと戸惑うかもしれませんが、他の部分は全体的にドラクエテイストが流れていま すので一応楽しめはしましたが…。
転職システムの変更をどう受け止めるかでこれまでドラクエ好きだった人の分かれ道となる事は間違いない と思います。


ゲーム名 : ドラゴンクエスト3 そして伝説へ
メーカー : エニックス
ジャンル : RPG
10点満点中 : 9点 (★★★★★★★★★☆)

〜コメント〜

ドラクエシリーズの中でも一番人気の3。その3のリメイクです。
移植にあたり、主人公や仲間に性格システムが付きました。この性格はレベルアップのステータスの上昇の 仕方に影響します。性格の決まり方は主人公の場合、ゲーム開始時に精霊からいくつかの質問をされます。 その質問の答え方によって色々な性格に決まります。仲間は登録する時にステータスの上がる種を5つ使う事 ができるので、その種の使い方によって性格が決定します。
この性格システムと、すごろく(ボードゲームでサイコロを転がしてマスに止まると敵が出てきたりステータ スが変化したりアイテムなどがもらえたりなど様々なイベントがあります。ターン制でターン内にゴールに 到着するとご褒美のアイテムなどがもらえます。)などが追加され、またリメイクならではのグラフィックや 音楽の大幅な高上といった恩地を受け、SFCの中でもビビルぐらい綺麗な戦闘シーンやオーケストラさながら の音楽になっています。

感動のロトシリーズ完結のストーリをもう一度楽しみましょう。ドラクエファンなら買い!

余談ですが、FC版では頻繁にセーブデータが消えまくっていたのでアレフガルドの地に辿り着けずにいまし た。このSFC版で初めて3をクリアする事が出来ました。ありがとう、SFC版!


ゲーム名 : トラバース
メーカー : バンプレスト
ジャンル : RPG
10点満点中 : 7点 (★★★★★★★★☆☆)

〜コメント〜

本作は数ある自由度の高いRPGの中でもトップクラスの自由度を誇ります。なにせ戦闘を強要されないし、ゲーム開始直後に 幼なじみの娘と結婚して旅を終わらすこともできる。旅を続けて冒険者として日々を暮らすも良し、イベント探しに仲間探し、 幼なじみ以外の御嫁さん候補探しに没頭するも良し、命一杯自由にすごしましょう。

ところで、導入部に用意されているプレイヤーに対する質問がちょっとした心理テストとなっていて面白いんですよ。 回答によってゲームに多少影響があっりのオマケ付きで、SFC版ドラクエ3よりお得感ありかも。(笑)

ロマサガを超える完全自由なストーリー、SFC後期の成熟した画像と音楽。戦闘は地味でバランスが悪くちょっと駄目っぽいけど、 全体的に完成度の高く個性的で非常に面白いRPGです。興味有りなら是非お試しあれ。


ゲーム名 : ドラッキーの草やきう
メーカー : イマジニアズーム
ジャンル : スポーツ
10点満点中 : 9点 (★★★★★★★★★☆)

〜コメント〜

ゲーム雑誌Theスーパーファミコンの漫画にも登場していた猫?のドラッキーと仲間のヘンテコ動物が繰り広げるトンデモ野球ゲーム。
ルール・操作は単純明快、キャラはコミカルで可愛く取っ付き易い。ペナントレースやオールスターもどき、2人対戦、 投球やバッティング練習でレベルアップする育成要素といったモードも豊富。

そして本作最大の特徴が、ゲーム中いたる所に散りばめられたギャグ。
例えば、コミカルチックな必殺魔きう(魔球)・打法があったり、各チームのキャプテンがバッターボックスで踊ったり歌ったり 調子こいて審判に注意されたり、解説が天然漫才みたいだったり、バッティング練習ではスポ魂全開だったり、 何故か日本コカコーラ提供でゲーム7回に実に上手そうにジュースを飲むシーンがある、等などお馬鹿でニヤッと笑える演出で テンションを否が応でも盛上げてくれます。(笑)
別段野球ゲームがそこまで好きでもない自分も、このノリがストライクゾーン直撃で随分とハマりました。

本格的なのも良いですが、たまにはこんな肩の力を抜けるドタバタ野球ゲームで遊ぶのも一興ですぞ。


◇「な行〜わ行」のレビューはこちら

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