※コメント、点数は管理者の独断と偏見よって書かれています。また
点数やコメントは定期的に変更される可能性があります。
(と言いますか、文才に自信がないのでよくコメントを修正しています。)
◇「あ行〜た行」のレビューはこちら。 ※フレームタイプのレビューはこちら
〜コメント〜
ロボット大戦のゲームキャラバージョンみたいなものですが、戦闘システムが独特で○ボタンと十字キーの
上下左右に攻撃が割り振られており、それぞれを組み合わせて連続でヒット出来るなど、アクション性の強い
戦闘となっています。(感覚的にヴァルキリープロファイルに近いかな。)
シナリオとキャラクターについては、選抜作品とキャラに多少の疑問不満は残りましたが(個人的にガイルは出
て欲しかった)、各ゲームキャラのコラボレーションが巧に混ざっていて、会話の一つ一つが面白い。ほとんど
の登場作品を知っているだけにニヤニヤしっぱなしでした。 他に気になった点は、コンビユニットの場合強制的に固定でコンビを組まされるのと、コンビの片方のキャラの 音楽が聞けないのが残念。折角各ゲームの名曲を取り揃えているのにもったいないです。
今作のようなお祭ゲームに求められるのは話とキャラであり、他は話とキャラをいかに盛上げるかの引き立て役
にすぎません。もし次回作が出るなら戦闘シーンカット機能を付ける、もしくは他のシミュレーションのように
味方フェイズ敵フェイズに分け、反撃可能にするなりサクサク進めるようにして欲しいですね。
まとめ
〜コメント〜
一応オフラインでも遊べますがオフラインのみだとぶっちゃけクソゲーです。 第二に、オフラインでは各ストーリーで自分が選択したキャラ以外にコンピュータが操る仲間(残りの7人の いずれか)がいて、一応こちらから指示は出せますがかなりのお馬鹿でアイテムを勝手に取っては勝手に何 処かに置いてきてしまうなど、役立たずでプレイヤーの足を引っ張りまくります。その為自分の腕だけでは フォローしきれない場面が出てきてしまうなど、理不尽な思いにさらされてしまいます。 他に今作は今までのシリーズとは違い、倒しても倒してもゾンビが次から次へと沸いてきます。また厄介な 事にアイテム画面の状態でも時間が進んでしまい、アイテム使用中にゾンビに攻撃されてしまいます。落ち 着いて遊べたもんじゃありません。 と、これらの理由からオフラインのみだとすぐ飽きるか、またそれ以前の問題で、失望と怒りのあまり今後 バイオハザードシリーズを買う気がなくなってしまいかねない恐れがあります。
しかし文頭に挙げた環境がそろったオンラインモードで遊ぶとあら不思議、たちまち良作へと早代わり。 (※ブロードバンド環境の方はネットワークアダプタのみでもオンラインで遊べますが、HDDが無いと先に 述べたとおり各ロードで15秒ほどかかりますのでHDDを購入されることを強くお勧めします。ちなみに自分も 最初はHDDが無い状態で、あまりのロードの長さに我慢できなくなりHDDを購入しました。後悔などびた一つ していません。) ただしここで注意して欲しい点があります。現在発売日から一ヶ月以上経っており、大勢の人が攻略方法を 熟知しているのが現状です。その為遊ぶ人によっては初心者の方に合わせず勝手に進めて、最悪何もしない ままあっという間にクリア、と言う事になってしまう可能性があります。今からオンラインで遊ぼうとされ ている方はチャットなどで「自分は初心者で勝手に進まないで欲しい」などと先に説明しておきましょう。 大抵の人は初心者に合わせて行動してくれるはずです。
最後に各環境ごとのおおよその点数(最高10点満点で採点)を参考程度に書いておきます。 課金システムはカプコン公式サイト、または KDDIのマルチマッチングBBを参考に して下さい。
〜コメント〜一応オフラインでも遊べますが、同シリーズはオン専用ゲームと考えてください。ブロードバンド環境が 無い人は買うこと自体が間違い。あとHDDも推奨。前作でそれが分っているはずなのに、それにもかかわ らず、もしくはそうとも知らずか巷では相変わらずオフのみでクソゲーの烙印を押されている不憫な作品。
オンオフ以外で問題だったハードディスクが無いとロードが10秒以上掛かるのが改善されていない点で批評
されるのは仕方がないと思いますが、オンライン向けゲームにオフのみで批判するのは筋違いでしょう。
さて、オンオフ問題はこれ位にしてそろそろ本題に移ります。 総合的に難易度が前作より難しくなっているので最初は長持ちするかなと思っていましたが、操作性をはじ め、やってる事は前作と同じなので正直すぐ解けるようになります。ハードモード以降で遊べばシビアな難 易度なのでそれなりに楽しめますが、純粋に楽しめる期間は発売日から一週間以内、飽きるまではもって1ヵ 月といった所でしょうか。
前作と比べ不満点が目立った今作ですが、キャラのバランスが改善されたのは良かったです。特にジョージ
は錠剤を離れた場所から味方に当てることができるカプセルシューター持参の為、サポート役としての役割
を果たせるようになり、お荷物キャラと言う汚名を返上できたと思います。 前作と比べるとやや見劣りしがちですが、前作のネットワークモードを楽しめた人には満足のいく出来です。 賞味期限が短いゲームですので、迷っている人はネットワークモードの接続人数が多い内に買って遊んだほ うが良いと思いますよ。
〜コメント〜前作の主人公は馬鹿っぽいけどどこか憎めないのに対し、今作の主人公は本当にただの馬鹿。それ以上でも それ以下でもない。各将軍は無個性で味気ない。敵キャラも印象に残るのは実写キャラの鉄拳大公のみ。 メッセージの随所随所で目立つ、コロコロコミックや小学生が好む下品で下らん寒いギャグ。前作までの自 然な笑いに比べ、強引過ぎて笑う気になれないものばかりです。まるでセンスが無い。
必要性が感じられない敵対勢力の3D軍団、そしてこじ付けがましいストーリー。前作なら半熟軍対完熟軍と
パッと見ても自然と対立関係に納得のいくものでしたが、今作はあ・た・しの口車に乗せられ異世界に無理
やり巻き込まれ、嫌々戦っている印象を受けました。何でもありなギャグストーリーでもこんなんではやる
気がそがれます。 月一イベントは毎回ほとんど同じ内容の繰り返し。SFC版の方がイベントも多いし面白かった。たまにある特 殊イベントも、半熟レベルが上がると出てくる染五郎兄弟の無駄に長いイベントと、あ・た・しの強制イベ ント。くどいようですがまったくもってウザイのみ。全然面白くありません。そもそも死者を冒涜するな! 戦闘は前作は敵も卵を使ってきましたが、3D軍団は卵など持ってはいません。よってザコ戦は楽勝。卵の召 還の応酬が面白いのに・・・・・。 全編に渡って流れるチープな音楽。FC版ベースだそうですのでFC版のファンの方には嬉しい演出でしょう。 が、そういうのはFC版のリメイクが出たときにやってほしい。全く繋がりがないんだから新曲にしても良い でしょうが。 そして我等がヒーローのエッグマンがゲーム中全く出てこない点。今回エッグマンは存在感まるで無し。
何ですかこれは?これが満を持して発売されたかの名作、半熟英雄シリーズの最新作なのでしょうか。
〜コメント〜5年もの間(※このレビューは2007年9月に書かれています)多くのユーザーに遊ばれているそうで、 PS2用のHDDとネットワーク環境が揃っているので折角だから遊んでみるかと、拡張パック3本が同梱された本作を購入し、 ワクワクしながら始めてみましたが…
MMORPGは殆ど遊んだ事がないので遊び始めた頃は何もかもが新鮮でした。ですがレベル20に到達した辺りで急速に熱が冷めてしまい
ました。
次にオンラインゲームにおいて重要視される接続人数やプレイヤーについて。 他の不満点は、説明書に必要最低限の説明すら書かれておらず、ゲーム内で分らない事が続出する点、 お金がなかなか貯まらず競売でクリスタルや素材を売ってちまちまお金を稼いでも装備一つ二つで貯めたお金が吹っ飛んでしまう点、 倉庫の容量が少なすぎる点、等など…。
全体的に非常に時間のかかる面倒なゲームであり、初心者には何かとハードルが高いので、今からこのゲームを始める事はおすすめ 出来ません。このゲームはもう以前からやり込んできた人の為のゲームです。素直にもっと敷居の低いオンラインRPGを探しましょう。 自分もそうします。(結局1ヶ月で引退しました。)
〜コメント〜PSOの手軽さ気軽さやパーティープレイの面白さ、レアアイテムをドロップするワクワク感など良いところを全て改悪。 そこにMMORPGの駄目な廃人・マゾ向けの要素を組み込み、さらに不具合続きの客を舐めきった運営を続けるなど 見事期待を裏切られました。 発売初日から接続障害・不具合が続き、収拾がつかなくなり発売数日で一旦運営を破棄してオンユーザー全員をβテスター化させ、 その後もトラブル続きでろく接続出来ないは、メンテナンス情報の掲載が遅いは、ゲーム内容を故意に制限しオフで普通に遊べる内容 をあたかもVerUPに見せて小出しするセコい延命処置を取り続けるは、ユーザー誰もが望まないデータの変更 (状態異常、アイテム合成・武器強化、メセタドロップ等確率の低下)を決行するは、運営はもう最悪の一言。
暇潰しに遊んでみたオフのストーリーモードもつまらないし、9月15日に再びオンラインモードの正式運営を開始し、9月下旬過ぎ辺りに
やっと繋がり易くなったものの、遊んでいく内にゲーム内容の底の浅さ・不満点が下記のように明るみに。
・オンオフのデータの繋がりが無い、
・各ミッションでクリアしないと先のミッションが遊べないので希望のミッションを遊ぶにも一々時間がかかる、
・メセタに価値を持たせたのは良いが、メセタ至上主義になるなど極端になり過ぎ、
はっきり言って最低の出来ですよ、これ! 延々と眠気と戦いながらの単調作業を繰り返し、せっせと集めた素材で合成しても失敗し、メセタで買い取っても強化して消滅し、 また何の面白味も無い単調作業に戻る日々。PSOには単調作業の中にもスペシャルウェポンというご褒美があったからこそモチベーション が続いたのにそれも無い。やる事なすことマゾいはダルイはつまらなくて眠いは、 オフのストーリーもどうでもいいは、一ヶ月も経たないうちに飽きてしまいました。
本作の良かったと思える点は、拭き出しやカットイン、効果音に色やサイズの変更のできるチャット機能と、
女キャラの尻が妙にエロい点ぐらいしかありませんでしたよ…。
これが見吉氏の言う「6年間のノウハウ」とやらなのでしょうかね? ほんとあの田中仕様のMH2を超えるマゾさクソさになるとは流石に想定外。もうやらないだろうとGC本体とPSO EP1&2、 キーボードコントローラを売った私は間違いなく負け組み。
〜コメント〜
・武器強化に失敗しても強化限度が減るだけになり武器は手元に残る
など前作の不満点が幾つか改善されました…が、逆に言えば上記の改善点以外は殆ど前作と同じ仕様でお世辞にも良くなったとは言えない。
イルミナス専用のミッション、武防具、服なども追加されましたが相変わらずの小出し運営でイルミナスの追加要素もチマチマと配信され
るクソ運営っぷり。
また、パッと思い付く欠点・不満点に目が向いていましたが、この数ヶ月イルミナスを遊びある重大な問題に気が付きました。
それはレアアイテムへの執着心の薄さ。PSOと同様にPSUもレアアイテム、ことレア武器を発掘・作成し所有することがゲームを遊ぶ
上での核となるはずなのに、PSOとは比べものにならない程魅力を感じない。
確かに前作と比較すると遥かに遊べる内容になってはいますが、所詮PSUはPSUでしかない。
〜コメント〜
前作から引き続きスネークが主役の前編と、2で初登場となる雷電が主役の後編という2部構成になっていますが、スネーク編は前座であり、
実質雷電編が本編となっています。その本編ともいえる雷電編ですが、基本的に一定のステージを行き来する事になるのですが敵の位置や
隠れるタイミングがパターン化しており隠密行動が主体のはずなのに緊迫感が感じられません。
ストーリーは雷電編の途中から二転三転と急展開・複雑化。
雷電の記憶操作や、大佐・オペレーターが実在しなかったり(後でオペレーターは実在すると判明しますが自分にはどこからどこまでが偽
物かの区切りがつき難かった)、プラントの占拠事件もソリダス達の思惑も愛国者達の手の平に踊らされていた、などなど一気にたたみに
来るので混乱必須。 壮大な裏設定があるのは構いませんが普通にプレイしていては説明不足で理解し辛い。リアリティをちらつかせながらも「ゲームだから」 と世界観を平気でぶち壊す。そんなのは開発者側の自己満足に過ぎません。もうちょっとユーザー視点で考えて欲しい。 一アクションゲームとして考えれば良作なのは間違いないのですが、シリーズとして考えると低価格版とは言え不満が残る作品です。
〜コメント〜まずネットワーク対戦をやってみて驚いたのが、回線の安定具合にもよりますがキャラ動作は滑らか、アクション豊富だという点。 同系統のSOCOM2とは雲泥の差です。(まぁ、対戦人数が少ないからでしょうが。) 対戦人数は最大4対4の計8人と少なさに不安・不満が当初ありましたが、マップの広さが8人だと程よい広さ。チーム対戦・ケロタン 争奪戦では人数の少なさという不満点をリスボーンが良い方向に埋め、1キルアウトのガーゴ争奪戦、スネーキングも無難に纏まって います。
不満点は、マップの種類が少ない上、狭すぎてあっという間に撃ち合い合戦になるマップが2〜3もある点、マップ構成に公平性がか
けている部分が多く見られる点(研究所の1階陣営に玄関前に集結されたら苦戦必至)、マシンガンの射程距離が長く万能すぎる点、
ヘッドショットが簡単に出来る点。
ちなみに本編はゴブラ部隊2人目(ステルスの人)の所でやる気なくして止めました。
〜コメント〜
個人的にマザーと並びメタルマックスはかなり思い入れのあるゲームですので、DCのワイルドアイズがお
しゃかになり、某社に2が改悪移植されその後音沙汰無くなり、メタルマックスはもう出ないのかと半場諦
めかけていた時に颯爽と本作が発表された時はそりゃもう喜びました。
そして実際に遊んだ感想はと言いますと、戦車を駆ってモンスターや賞金首を狩りまくるもよし、家業引継
ぎや結婚して早々に引退するもよし、確かに表面上本作はメタルマックスです。
・文中に幾度か述べたキャラクターデザイン。 ・グラフィックがPS2としてはイマイチ。下手をしたらDC、もしくはPS並に見えてしまう場面も(列車出発時等)。 ・HDDが無いと街とマップの出入り、戦闘開始と終了後等のロードが長く掛かってしまう。またゲーム開始時に ある戦車ペイントデータの読み込みは一台毎にロードがあり非常に時間が掛かる。 ・美人な母、可愛くロリッ気な妹、幼なじみの気が強い酒場の看板娘、仲間にもなる眼鏡ッ子メカニック、 旅先で知り合う大富豪の娘、和服巫女、女科学者、果ては少年にまで水着にウエイトレス、メイド服、 巫女衣装を始めとした貢ぎ物を送り着さす事の出来る、あからさまに狙ったとしか言い様の無い萌えの存在。 2に愛人(?)のマリリンに貢げはしましたが、ここまで露骨ではなかった。越えてはいけない線というものが ある。それをスタッフは理解できないのでしょうか。 ・レッドウルフの二番煎じ的なレッドフォックスの存在。赤い悪魔と言えばレッドウルフを指す筈なのでは。 それを、よりによってあんなイカれた電波女に「レッド」を名乗らすとは…。旧ファンに対する挑戦状ですか? ・戦車の装甲タイルがザコ敵の攻撃数発ですぐ0になり即破損、大破しまくる。戦車なのにまるで紙屑です。逆に 生身や犬はやたら丈夫で強く戦車に乗った安心感や圧倒的な強さ、生身で行動時の不安さがまるで感じられな い。 ・装甲タイルに存在意義がない。1枚1Gで1000枚貼るなら=1000Gな異常設定で序盤の金食い虫。また重量によって 行動順番が決まり、装甲タイル0状態だと先制攻撃になるのでむしろ装甲タイルが邪魔になる。 ・ステータスが簡略化されており、特に命中率や攻撃力などがすべて運転能力一つに纏められ、運転能力の上が るCユニットの性能一つでガラリと変わってしまう。 ・ハンター、メカニック、ソルジャーの能力差、特に運転能力の差が大して変わらない。ハンターとソルジャー が同じ武装の戦車で攻撃しても殆ど同ダメージって、ハンターの意味が無いではないですか。 ・戦闘時おたずねものを含め敵のHPが表示され緊張感が無い。 ・戦闘から必ず逃げれる。なんらかのリスクは欲しい所。 ・西部以降、敵がお金と経験値を持ち過ぎていてバカスカお金が溜まりレベルが上がってしまう。 ・戦車や人間装備の種類が少なく街ごとに段違いの性能。その割に売値が安すぎ簡単に入手出来てしまう。 ・ゲーム中、シリーズ独特の荒廃した世界感というものが感じられない。伝説の大破壊後の世界にしてはやたら綺 麗な町並みだし、特にベルディアなど、とてもメタルマックスの世界の街とは思えない。 ・RPGでは会話は楽しみの一つでもあるのに街の住民、トレーダー、列車の乗客の台詞に使いまわしが目立つ上、 独特の台詞を吐く従来のシリーズと比べるとキレが無い。また中には某大手掲示板のネタを普通に使うなど企業側 の常識を疑うものまで存在する。 ・良い無駄(装飾品等)は減りどうでもいい無駄が増えた点。うさぎマンは寒いだけだし、今回まったく意味の無い ドラム缶押し。2で人気があったからといってRでドラム缶押しが追加されましたか? ・おたずねもの数は多い割に印象に残るのが少ない。またヤマタノオロチやメカドラゴンは登場作品を間違えている。 ・音楽はシリーズのアレンジが多いのですがどれもイマイチ。おたずねものとの戦いもテンションが全く上がらず。
埋もれてしまったメタルマックスというゲームをサルベージしてくれた点は大いに感謝しています。また、自分が古参ユーザー
の為、現在の演出に力を入れるRPGに比べ遥かに楽しめました。しかし、メタルマックスとして見た場合、従来のシリーズとの
落差に目をつぶる訳には行きません。
〜コメント〜(※当然の事ながらオンラインプレイ前提でレビューしています。また上記の通りPSOの後釜として遊んでい るのでジャンルが違えどPSOと比較している部分があります。)
ゲーム内容については、ドラゴンや恐竜タイプのモンスターが蔓延る古代ヨーロッパ+原始的な雰囲気の漂う
世界観。ファンタジー特有の魔法のたぐいは一切無く、あくまで武器のみで強大な原始生物と戦うと言う硬
派な設定がイカス。ちなみにストーリー性は皆無。
具体的な内容はと言いますと、プレイヤーは森丘、ジャングル、沼地、砂漠、火山地帯の計5つのフィールド
からハンティングとフィールドのアイテムを採取する「狩り」と、狩りで手に入れた素材で様々な武防具や
アイテムを作る「生産」、この2点で遊ぶ事になります。
「生産」については、ドラゴンやモンスターから剥ぎ取った素材やフィールドで集めた素材を元に装備品(上記
の6種類の武器と兜、胴、腕、腰、足の5種類の防具)とアイテムを作る訳ですが、ここで注目したいのは装備品
には固有のグラフィックがある事。固有グラフィックのおかげで一種のオシャレ感覚で楽しめ装備集めに熱が
入りますし、「集める」と言う過程があまり苦痛には感じないのが個人的にポイント高し。 シリーズ物でもない完全新作でここまで完成度が高く、オンラインゲームとは言え百時間以上のめり込む程 の中毒性を持ったゲームは久々なのですが、残念ながら新作故に粗も多く、不満な点もいくつかありました。
まず、オンラインで遊ぶのが売りのはずなのに、オンライン環境の劣悪さが最初に目に付きます。
次に、クエストについてですが、☆1から3までのクエストにはこれといって不満はないのですが、☆4以
降が☆1〜3までの焼き直しなのは頂けない。敵の能力が上がったり、一部のクエストで竜の数を増やした
だけなんて、手抜きとしか言い様がありません。それに☆4クラスになると流石に☆1〜3の各クエストの
攻略法が分りはじめて来ているので、やることが一緒だと効率優先の作業的なスタイルになりがちになって
しまいます。また☆4以降そのランク内のクエストを全てクリアしてもHRが1も上がらないような数値設定で
さらにやる気を削がしてくれます。 素材のレア度によって交換出来ないのは強力な武防具の横行を防ぐ為のもので良い方向に働いてはいますが、 期間限定イベントで採取できる素材のみ何らかの条件付で交換できるようにして欲しかった。期間限定クエ ストを逃すと次に限定素材を入手するのに下手をすれば何週間も待たされる羽目になるのはいくらなんでも 不親切です。
また上記で挙げた武器のバランスの悪さについてですが、まず大剣。ログインしている60%以上が大剣。一
部の大剣の攻撃力と属性が異常なほど高性能な為、大多数の人が大剣ばかり使ってます。他の武器も使いよ
うによっては十分戦力になるのですが、どうしても大剣の優遇さが目に付いてしまいます。大剣ばっかりで
つまらんぞ。 キャラクターついて、動作自体は良いのですが性別が違っても基本動作が同じな点、キャラクターメイク時 の各メイクの種類が少なさ、体型が変えられないのが残念。折角だからもっと個性を活かせる設定にして欲 しかったですね。
最後に、毎度の事ですがオンラインゲームの宿命、マナーについて。
なんだかんだでゲーム自体の完成度は非常に高いし、多人数で遊ぶ方と面白いので発売から1ヵ月経った今で
もログインして楽しんでいますが、やはりオンライン環境の悪さと☆4以降の焼き直しなど不満点が残念で
なりません。
〜コメント〜前作のまでのHRランク最高値が20から今作では30に引き上げられ、新クエスト、装備が追加されました…が、 追加されたHR21以上のG級クエストは残念ながら使い回しで基本はHR20以下までのと一緒。違うのは 敵の攻撃力や体力などのステータスが上昇し、より小回りに動き回るようになったのと、色違いの亜種がいるぐ らい。敵の理不尽な攻撃力の御蔭でバランスが崩壊しネタ装備なんてとてもじゃないが持ち込めません。 悲しいことにその上装備も使い回しが激しく、武器は新種が多数ありますが追加防具のほとんどが色違い。 いくらなんでもこりゃ酷いです。もう少し時間をかけて、新マップ、敵、装備を追加してほしかった…。 装備のバランスも一見改善したかには見えますが、今度は大剣ではなくランスが異常強化され効率優先が蔓延る 結果ランス至上主義に。ハンマーと大剣、ボウガンは適度にバランスが取れていますが、小剣とGから追加された双剣は 風当たりが悪く、特に小剣はG級クエストだとはっきり言って役に立たない扱いとなってしまってます。
またスキル機能も強化されましたが、特定の使えるスキルばかりに目が行き、結局前作以上に同じ装備ばかりと
なってしまいました。一部スキルには言いがかりまでつけられる始末。 良かったといえる点は前作のシステム面で不満だった部分 (道具や装備の最大所持数が増加、ソート機能の追加、 調合は一度に連続調合可能等) がちょこっと改善されている事ぐらいかな。 今作は簡単に言ってしまえばPSOがPSO Ver.2になったようなもの。前作にすぐ飽きた人は今作も絶対すぐ飽きます。 逆にちょこちょこ楽しんでいる方には安いし暇つぶしになると思うのでどうぞってところでしょうか。
〜コメント〜
折角モンスターハンター(MH)という佳作が出て来ても、カプコンお得意のマイナーチェンジ商法により潰されて往く運命なのか!? その余にも不満点が多すぎるので個別に採り上げてみました。
・冒頭でも述べましたがモンスターや人物、武防具などゲーム内容の殆どが初代から使い回されている。いくら面白いといっても 同じ作業を3作連続で繰り返すと流石に飽きてきます。 ・相変わらず男女モーションが同じで萎える。男女別のモーション位追加してくれても良かったのでは…。 ・相変わらずザコ敵の同期が取れていない。 ・前作以上にロード回数が多く、若干長くなっている。 ・2の音楽は全体的に耳に残らない印象の薄い曲が多い。 ・武器のバランスがG同様極端に変わり過ぎ。最強だったランスも2では弾かれまくりで一気に弱体化し、今度は小剣(&双剣の超 絶)が異常優等扱い。武器の特性から使い勝手の差はあるとしても、全体的に使える武器と使えない武器といった差はつけないでほ しい。 ・新武器全ての性能が微妙。特に笛とガンランスなど発売日間近には良く使われていたのに今では殆ど見かけません。 ・防具強化に異様に出難いレア素材ばかりを要求される場合が多い。また上位以降は一部防具が優遇され、他多くの防具が強化して も程役に立ち難い。ある程度強化すれば、どの防具でもそれなりにやっていけるバランスであれば強化というシステムも良かったの ですが。 ・G以上にスキルに縛られる。あったらあったで便利だけど、無くても別に良い程度に留めて欲しい。初代の様にもっとオシャレ感覚で 自由に装備させて欲しいのに。 ・時間と季節の概念が追加されましたが、夜は大抵地形効果が不利になり、季節の流れが遅いオンでは倒したいモンスターが出て来 ない日が続くなど、面倒になっただけ。 ・マップが一新されましたが、密林はクックが出てきて蜂蜜を採取、沼地はゲリョスと灰水晶運び、砂漠はドスガレオスとディアブ ロス、火山はグラビモスとバサルモスと鉱石採掘、とパターンが前作までと全く一緒で新鮮味の欠片も無い。またマップ構成もお粗 末。森岡が一番楽しいぞ。 ・ザコ敵のがウザさがグレードアップ。ランゴ、ガレオス、ランポス系はG以上に好戦的かつ的確に邪魔してくるし、 新顔のザザミとコンガは、硬いは攻撃力高いはホーミング追跡するはで雑魚とは思えぬ高性能さ。これら雑魚(?)と飛竜等の 大型モンスターと鉢合わせると、もう手におえない。 ・大型モンスターがクエストによっては一切出てこなく、またHRにそった大型モンスターしか出てこないので緊張感に欠ける。 ・大型モンスターが逃げ過ぎ。討伐、捕獲時間より探し追いかける時間の方が長いって…。 ・初代の大型モンスターは爬虫類や両生類等を連想する生々しさがあるのに対し、2の、特に古竜系は西洋ファンタジーRPGに 出てきそうな幻想的なモンスターでMHの世界観から逸脱している。 ・オンのHRアップの公式試験制度は、現行クエストと同じ内容で剥ぎ取り不可、しかも立て続けに4つもこなさなければならなく、 また受注者しかクリア扱いにならない為誰も協力したがらない。何故前作までの緊急クエストを廃止し、こんな仕様にしたのでしょ うか?て言うか、この仕様を考えた奴と採用した奴、お前等アホだろ?
・オンの上位クエストはこれまでと同様下位の使い回しが殆ど。大型モンスターの能力値をアホのように上昇させるだけに留まらず、
下位でも充分厄介だった雑魚が「これでもかっ!」という位に嫌らしいほど強化され、さらにはガブラスや大雷光虫、チャチャブー
も大量追加されウザさにストレスが倍増。(ところでチャチャブーって確かアイルーボツ案だったような…。雑魚モンスターすら新し
く考えるのが面倒なんですかね。) ・オンの街は予め決まった題名と人数の部屋を用意するのではなく、プレイヤーが任意で題名、人数を選べ部屋を作成できるように してほしかった。求人区では物足りない。 ・初代以上にオンはマナーの欠如した人が多い。語尾にwは標準装備、略語タメ口当り前。装備指定にシンボルカラー指定等など、 あまりの惨状に目を覆い頭を押さえたくなります。 ・オフクエストはもう少し難易度修正をして欲しかった。敵のステータス値を下げるだけではなく、ザコ敵無限沸きやボス逃げ等も 改善し遊び易くしても良いのでは。 ・狩人道場で魚竜・ギルドコインが出なさ過ぎ。教官のミッションか村の発展を一定以上遂げると高ポイントでいいので交換できる ようにしてほしかった。 ・オフジャンボ村の武防具作成時のアニメーションは余計。テンポ悪過ぎ。 他諸々…。
逆に2で良かったと思う点は、オンでの射的や腕相撲等のミニゲーム、オフの村の発展、報酬素材をその場で売却可能、店で購入で きる弾の種類が増えた、あと非常に個人的にですがプライベート装備の頭がフリフリに、足がニーソックスになった点(笑)、 等些細な事ばかり。
初代MHは荒削りながらも適度な難しさとそれを乗り越える楽しさ・達成感、他には見られない独自の魅力が溢れていましたが、
2では使い回しによる倦怠感に、改悪点よりバランスの崩壊・理不尽な高難易度によるストレスばかりを感じます。
(それでいて、今楽しめているは初代からの仕様とオンの仲間達のお陰であり、決して2の仕様が面白い訳ではありま
せん。)
〜コメント〜普段この手の話は興味を示さないので言えた立場では有りませんが、権力抗争や裏社会の表現は良く出来ていると思いますし、 そんなテーマとは一見反した主人公側のヒロイズム的な立場と展開も逸脱する事無く上手くまとまっています。 個人的には後半の政界絡みの大風呂敷な展開とベタな恋愛感情の縺れ、肥大する背景に対して「100億」という額が釣り合わな いのでは、といった点がやや引っ掛かりましたが。
さて、本作は一つの街並みを箱庭空間として再現しており、一見すると「シェンムー」のような細部が無駄に凝っている
ゲームをつい期待してしまいがちですが、街の住民との会話や建物への出入りは限られた特定のものとしか出来ませんし、
動作パターンやリアクションも簡略的です。(例えば飲食店で席に座る事も無ければ食事を取るアニメーションもありません。)
戦闘は基本的に街中を移動中ヤクザや不良に因縁をつけられ接触すると開始されるのとイベントのとの二通りありますが、
後者はともかく前者は事あるごとに発生するので正直うっとおしい。先が気になるイベント進行中お使いに走り回らされる時は
心底そう思います。主人公は街で名が通っている訳ですし、イベント達成率やレベル、もしくはアイテムによって雑魚敵が
近付き辛くなるようにして欲しかった。 システム面ではロードが頻繁にあるのがネック。他は可も無く不可でも無し。
上記で色々不満点を挙げましたが、本作はストーリーが第一であり、他はそれを盛上げる要素の一つにしか過ぎません。
世界観、舞台・人物設定に惹かれ、かつストーリーの為ならお使いアドベンチャーも何のその、そんな人なら不満点も飲み込め
きっと楽しめます。逆にそうでない人は…微妙な評価となると思われます。
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