War hammer

War Hammer - ウォーハンマー
全長:1m前後
重量:1000g〜3000g
生産地:世界ほぼ全域

 戦闘用に改良された大型のハンマー。片手、もしくは両手で扱う。重量を軽減するために、握りは木製、槌部分は金属製というのが一般的。

 相手が金属製の鎧で身を包んでいた場合、剣や槍などでは刃が相手の体に届かず、傷を与えられない。しかし、殴れば衝撃は鎧を尽きぬけて人体に伝わる。 そこで「打撃で相手を叩き伏せる」為の武器が開発された。それがこのWar hammerである。

 十字軍遠征など、キリスト教の僧兵が使用した武器として有名。キリスト教では「血を流す行為」が禁じられているので刃のついた武器は使えない。そこで相手を殴って殺害するために、この武器が使われたのである。(Flailなどもこの類の武器)

 RPGによく登場する「クレリック」や「僧侶」が刀剣を扱えず打撃武器しか装備できないのはここからきている、らしい。こんな部分にリアリティを求めなくてもいいと思うのだが…。