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婦人之友家計簿の予算の出し方について。
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ワタシも、まだまだ初心者なので偉そうに説明はできませんが…。
自分の頭の中の整理と兼ねて、記載させてもらいます!
婦人之友家計簿 創案者の羽仁もと子サンの考える「一家の財力の基礎」
婦人之友は日本の家事マニュアル本の草分け的存在。
なんと明治時代に創刊されています。
その創設者の羽仁もと子サンが創案した「婦人之友家計簿」には約百年の歴史があり、考え方や方法の基本はほとんど変わってないみたいです。
時代は変わっても、家計の基本的な考えって普遍なものなんだということに気づかされます。
その羽仁もと子サンが考える「一家の財力の基礎」とは、結婚して新家庭を持つときに必要な貯金のこと。
これを、「その家庭の年収分」だとしています。
年収300万円のAくんと年収200万円のBちゃんが結婚するときに、それぞれが300万円、200万円の貯金を持って結婚し、その家庭の貯金額は500万円から始めなさい、ということ。
なぜか…。
これが、この家計簿の基本、「年間での予算生活」のもととなるからです。
準備金の「収入1年分」で今年1年暮らす。
…って、こういうことなんです。
年収分の準備金を12等分した金額が、1ヶ月の予算。
その1ヶ月の予算を、各費目に分けて予定をたて、翌月には費目ごとに収支を繰り越します。
各費目ごとに年間予算があって、それで1年暮らす、といったほうがわかりやすいですか?
すでに受け取った金額の中で生活することは、確実に自分たちの経済力の中で生活できることになるので、堅実です。
月々の収入が、バラバラな家庭も、平均した金額で予算を立てられます…。
そして、各費目に割り当て、それぞれの費目ごと年間で考えるということは、バランスもとれますよね。
…でも、現実には我が家には「収入1年分」の貯蓄はありません…
「収入1年分」のお金があるとして、年間で予定を立てる…家計簿上でバーチャルな予算生活をしていこうと思います。
現実的な実際の予算の立て方。
まず、一家の年収を出します。
支出はこう。
サラリーマンの方は、
の部分を引いたものが振り込まれていると思います。
将来のためや生活準備金である生命保険や貯金の予算は、あらかじめひいておきます。
そしてこの残りが、純生活費=「生活費」となります。
生活費を各費目に分けて予算を立てていきます。
食費こそ、毎日・毎月、同じように支出しますが、衣服費や交際費、保険医療費が多くかかる月、または全くない月もあります。
支出が予想されることを、年間の行事やスケジュールと組み合わせて予算に入れておくと、どこを優先してどこを削るかなどの予測がつくようになります(なるらしい…)
たとえば、「子どもの服が小さくなったので新調する」「今年はコートを新調する」とか「お母さんの還暦のお祝い」など…、各費目の予算に入れておくのです。
そういう予測のつく大きな支出も入った各費目の予算は年間の総額で出し、12等分して各月に割り当てます。
たとえば、我が家は衣服費を年間¥216000で予算を立てました。
月々の予算は12等分して¥18000になります。
1月に使わなくても、¥18000は衣服費として翌月に繰り越して、2月の予算は¥36000。
もしも1月のバーゲンで¥60000使えば、2月は¥−24000、3月は¥−6000、4月の予算は¥12000となります。
こんな風にして予算を組むと、今月は衣服費を使わなかったから、その分余計なものを買って無駄使いしたなどということがなくなり、いつも同じように締まった気持ちで家計を営めます。
そして大きな出費を控えていても、赤字を出すことなく、安心して予算どおりの家計を営める…という方法なんです。
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