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 朝をきちんと始める。


羽仁もと子さんの本には、寝る前の家の次に、起きたての家という項目があります。
そこからポイントになる言葉を抜粋します。

「午前中に一番主な仕事を片付けるのは、ほんとうによいことです。
午前よりも午後、午後よりも夜と、仕事の負担がだんだん軽くなるのはよい生活で、
朝から晩までだらだらに仕事のあるのは、疲れるもとだと思います。
私たちは、朝から段々に調子よく働いて、夜になるほど仕事が軽くなり、十時ごろには眠ってしまうのが、身体にも頭にも一番よいのでしょう。」


ワタシは、早起きが大の苦手。
朝は、出勤する時間から逆算して、それに間に合うギリギリの時間まで寝ていたい…、
出勤のための時間に使うのでいっぱいいっぱい…、
出勤の前に一仕事してからなんて、慌しくてとんでもない…、
という考えでした。

だから、結局日々の家事は、帰宅後からの夜に集中。
日々できないことは、休日にまとめて…という生活です。

そうなると、出勤日は、仕事が終わっても、まだまだ家の仕事がある…
休みの日にも、まだまだ家の仕事がある…
という生活で、だらだらと、いつも働いてるような感じがするんです。

たしかに、起きてすぐ…という時間は、頭がボーっとしていて体も動かないんだけど、
自分をよく観察してみたら、起きて30分ぐらい経つと体が動くようになることがわかりました(笑)
しかも、睡眠をとった後なので疲労が回復して、体が元気!
仕事を終えて帰ってきたあとよりも、機敏に動けるほど。

朝のうちに、夜や休日の家事の負担を少しでも減らすために、30分だけ早起きすることにしてみました。
たったの30分でも、夜のうちに「起きたら掃除をしよう」という心構えと、寝る前の家で片付けはしてることで、床をちゃちゃっと掃除することができました。

やればできる!

何より、気持ちがスッキリして、その日1日が有効に使えるような気持ちになりました。
朝の30分でも週に換算すると、平日5日間で2時間半になるんですよね。
すこーしずつ計画的に、夜と休日の家事を、朝の時間にシフトしていくのが、最近の目標になっています。


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シンプルライフをめざす基本の家事―暮らしにゆとりをつくります

羽仁もと子さんの思想を受け継いでいる、「婦人之友社」の本。今も変わらない、基本の家事の方法がわかる本。大事な参考書です。複数の方の「朝仕事」の心得も記されています




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