草刈機でGO!のページに戻る 2014年7月30日更新
オーレック スーパーウイングモアー WM1207TL
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畦の天面を走行して、畦の天面と隣接斜面を刈る専用機。
カタログの謳い文句、
「刈払機でのあぜ草刈の作業時間を80%以上も短縮することが可能」
の言葉に釣られて、元は取れない価格だけど悩んで購入。
もひとつ小さいサイズの機種にしようかと思ったけど、1m以上の刈幅の魅力に負けた。
畦だけでなく平地も刈れます。
スパイダーモアみたいに急傾斜面を走行して刈ることはできません。
斜面ではタイヤのグリップも足りません。
関連リンク
minapapaさんブログ「とらくたー といっしょ!」スーパーウイングモア (v^ー°)
■ スーパーウイングモアーの危険な点 ■
刈刃は、355mmサイズのバーナイフですので、スイートスポットが広い2枚刃の特性で石を弾き飛ばすことがあります。
7馬力355mmバーナイフの破壊力は、刈払機、スパイダーモアーとは桁違い。
そのため、作業者及び、周辺の他者に危険を及ぼします。
作業者は、
防災面等のフェイスガード、厚手の長袖の服、スパイクの長靴等の着用と、
他者を近づけないようにする注意義務があります。(30mぐらいは危険領域)
危険領域に石が飛んではならない施設等がある場所はウィングモアで草刈作業はやらないほうがいい。
民家の近くとかで使うと窓ガラスを割ったりといった事故になることがあります。
石が有る場所を刈って、石が飛ぶことが当たり前と考えずに、
日頃から、圃場を整理整頓整備して石が飛ぶ可能性を減らすこと。
自走式二面畦草刈機
オーレック orec
スーパーウィングモア super wing mower WM1207TL
同じ機種が、オーレックからのOEM供給で 共立 アグリップ からも発売されてます。
2010年4月5日購入 地元の農機具屋で注文して3日で届く。
サイズ、重量
全長約1760mm 全幅970〜1220mm 全高950mm
乾燥重量77kg
刈幅
刈幅690〜1020mm (355mmのバーナイフ x 3本 15mm程度クロス)
畦の天面を355mm + 片側の隣接斜面を355〜670mm
基本的に平地を走行。 10°以上の傾斜面の走行不可。
刈払い速度、能力 (カタログ値)
低速 1.1km/h 11.2アール/時間
高速 1.9km/h 19.3アール/時間
エンジン
クボタ GR200-E-DML-OR1
4サイクル 195cc?
7.0ps (5.1kw)
プラグ BP6HS
使用燃料 レギュラーガソリン
燃料タンク容量 3600cc
エンジンオイル SD級以上
エンジンオイル交換時期 初回20時間目 その後50時間毎
使用オイル 夏 SAE30、SAE10W-30 又は SAE40
冬 SAE5W20 又は SAE10W-30
エンジンオイル量 約600cc (車体を水平にしてオイルゲージで確認)
交換ベルト
走行ベルト LA26
刈取りベルト HPII SB26 SG1000 LA45 各1本
ミッションオイル
#90 750cc
ミッションオイル交換時期 初回20時間目 その後100時間毎
グリスアップ #00又は#0
4ヶ所 エア抜きプラグ(ボルト)がある部分はボルトを抜いてグリスガンで圧入
注油 13ヶ所
■ 使用感
評価中。
ウィング側(斜面側)の刈幅がノーマル機の倍ですから幅広く刈れるような気がしますが、
刈幅1mでも、幅広く刈れた気がしません・・・。
平地でも刈ることができます。
パワーがそれほどありませんので、草が伸びすぎると負荷が大きく、前へ進めなくなったり、進行方向がウィング側(左側)へ曲がったりします。
平地を刈ると良くわかりますが、負荷が軽いと右側へ曲がる傾向、草の抵抗が大きいとウィング側(左側)へ曲がる傾向があり、それを力づくでハンドルを操作し修正しながら使う必要があり体力を使います。
草が伸びすぎると、負担が大きくなるということで、あまり草が伸びすぎないうちに刈るべきなのですね。
前輪は鉄、後輪はゴムタイヤで、両輪駆動だけどグリップ力はあまりありません。
車重は重く、狭い畔の上で方向転換するのは不安定な作業になります。
直進安定性が悪く、重作業はできず、車体の取り回しが悪く、スパイダーモアを使ってるよりかなり体力の消耗が激しいです。
石を巻き込むとナイフが曲がったり、ナイフが欠けたり、カバーが歪んだり凹んだりします。
前輪に小石を噛みこんで走行系がロックしてしまうことがあります。
刈刃は355mmのバーナイフで、スイートスポットの広いバーナイフの特性で小石等激しく弾き飛ばします。
バラスがあったりするところを低く刈ると、激しく弾き飛ばしてとても危険です。
バーナイフが石に接触したときの衝撃も激しいです。
スパイダーモアーより遥かに衝撃が大きく危険な機械です。
ブレーキは付いてません。坂を走行中、走行クラッチを切ると低い方へ暴走します。
■ その他覚書
高さ調整レバーの支点及び、
フロント車輪の駆動シャフトのカバーの後ろ側のナットは強く締めちゃだめですよ。
刈高さ調整をするとカバーが前後に移動しますので、ナットは締めた位置から1回転緩めること。(緩み防止ナット使用)
ナイフクラッチワイヤーは、ギアケース横ワイヤクランプの「上側」で固定すること。
ワイヤクランプで固定しなかったり、ワイヤクランプの下側になってると、ワイヤーが引っかかってツッパって、ハンドルの向きを調整すると意図せずナイフクラッチが入ったりします。
各ワイヤー類の固定バンドは、キチキチに締めすぎないこと。
各部のボルト、ナットが緩みがちです。
1年目でワイヤーの調整ナット、ナイフの固定ナット、ウィング駆動シャフトのフレームのボルトなど緩みました。
ギアケースなどの組み立てのボルトがタッピングボルトみたい?
2010年4月9日ページ作成開始