草刈機でGO!のページに戻る 2015年9月4日更新
草刈用品いろいろインプレ
■ 刈払機の刈刃
■ 岩間式
軽量化、耐衝撃性の上がった新製品。
以下、Amazonに投稿したレビュー。
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重さは、軽量の穴あきチップソーと同程度の約407g。
旧製品と比べ軽量化したからといっても軽くは感じない重さです。
背負い式で畦の斜面刈りに使うには少し重めに感じます。
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チップ高が意図して低く作られてるので、普通のチップソーのように積極的に食い込むような切れ味ではありませんので、刈り払い速度では物足りなく感じると思います。
商品説明に、「低速回転でゆっくり刈ってください」
との文言があり、作業速度優先で使う刈刃ではありません。
ゆったりと、落ち着いて、楽に刈るための刈刃です。
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「軽量化のための穴が無い円盤」
「チップ前下のフトコロが小さい」
「チップ高さが低い」
「チップの数が少ない(30個)」
この形状は岩間式の特徴で、
草の抵抗による回転落ちを抑えるための形状。
岩間式の場合、高負荷になりにくい形状なので低速回転で刈り払いができます。
ですが、当然ながら成長し過ぎて太く硬くなったり、密な草を刈れば過負荷にもなりますし、刈った草が刈刃に乗れば竿を振るのも重くなります。
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宣伝文句の通り、低速回転であまり吹かさなくても刈ることができるので、キックバックとか固い物に当たった時の挙動が穏やかなので、比較的安全な作業ができる感じがします。
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穏やかに刈っているつもりでも、石に当てればやっぱりチップが欠けます。
耐衝撃性が上がったとしても過度の期待はもたないように。
255mm 重量462g
重量が重いので棹の取回しが鈍重になる。
宣伝文句のようにスルスルと軽く切れるが、常用する気にならない重さ。
チップは小さく、石に当たったりすると欠けやすく、再目立ては難しい。
■ 草刈ナシム(nashim) 310FR ナシモト 3枚刃
以下、Amazonに投稿したレビュー
○良いところ
重量360gほどで、255mm軽量チップソー等より50gほど軽く明確に軽く感じます。
密ではない草だと、バラバラ刻むように切れる感じで、負荷も低く好印象な切れ方。
波状の刃が引っ掛ける感じなので、2枚刃等よりはキレが良く感じます。
つる草など絡んでいる藪のような草も、大振りせず刻むように切ると仕事が捗ります。
また、刈り刃の面積が狭い分、
刈った草が刃に乗りにくいので、楽に竿を振ることができますし、
左右に振るだけでなく上下に振るような刈り方もできます。
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×ダメなところ。(危険性とか)
密な草、伸びすぎて硬くなった草などの重作業では刈刃への負荷が高く回転落ちを感じます。
重作業だと、高回転で吹かし気味で使うんで、ぶつけた時の衝撃とか、キックバックとかの挙動が激しいです。
商品説明では、
「へい際作業に便利。小石等に強く」とか書かれてますが、
硬いものに当たれば凄い衝撃ですし、小石等は激しく弾き飛ばします。
固い物には当ててはダメな刈刃だと思います。
バラバラ刻むような切れ方をしますので、硬めの茎などを激しい勢いで弾き飛ばすこともあります。
刈刃飛散防止カバーを付けてても、防護の装備で身を固めても、
危険性を感じながら作業することになりますし、
これらの安全装備は、周辺への飛散は防ぐことはできません。
周囲に人が居たり、車が走ってたり、民家の近くとかでは使ってはダメな刈刃だと思います。
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草の状態で、負荷が低ければ低速回転でも刈れるし、
重作業だと吹かして刈ったりと、
固定スロットルより、レバー式とかの可変スロットルの方が使いやすそうです。
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高い危険性から、お薦めしません。
自己責任で軽作業で密かに使いましょう。
■ チップソー
255mm 穴あき軽量チップソー
重量 398g
255mmの穴あき軽量チップソーは概ね400g以下。
■ チップソー
230mm 穴あき軽量チップソー
重量 328g
■ 笹刃 (笹刈り刃)
ツムラ 255mm 1.25mm厚 30枚刃 474.3g
ツムラ 255mm 1.05mm厚 30枚刃 389.2g
呼び名から、笹を刈る専用刃のように思れるかもしれませんが、汎用的に使える刈刃です。
目立て後はキレが良いですが、
刃はチップソーのような硬度は無いので、チップソーよりはるかに賞味期間が短いです。
キレが落ちてきたら無理して使わず、最目立てすれば、また新品のような切れ味が戻ります。
現場で再目立てしながら使うのは効率が悪いので、再目立てしたものを複数枚用意しておいて、休憩のたびに交換してます。
刃はチップソーのような硬度はないので、地面を切ったり石を弾いたりすることもある田んぼの畦刈りなどには不向きですが、低く刈り過ぎないように刈れば意外と保ちます。
除伐など潅木なども切る場合、アサリを入れて使います。
木を切る場合、刈払機をしっかり保持して、刃をゆっくり慎重に木に当てます。
ガンとぶつけるような切り方は間違ってます。
アサリを入れずに木を切ると食い込み、ゆっくり当ててもキックバックを起こします。
刈払機 草刈機 キックバック実演 rs200r さん
チップソーは、新品の場合キレが良い状態は長持ちしますが、摩耗するとキレが悪くなり、チップが硬いので最目立ては非常に時間がかかり、新品のようなキレの状態に戻すのは難しいです。
笹刃は切れる状態はチップソーよりはるかに短いですが、再目立てすれば新品のような切れ味に戻ります。
手作業で最目立てすると時間もかかりますし、バランス良く、切れる状態にするにはそれなりにテクニックが必要です。
参考リンク (手作業で各刃先を1つづつ目立て)
村人の気まぐれブログ 刈り払い機 カテゴリー
出来杉計画 笹刈刃の目立て、研ぎ方
笹刃目立て台 ツムラ 笹刈刃研磨機 TK-105
(手作業で各刃先を1つづつ目立て)
26400円?
■ 笹刈刃研磨機 SK-320 らくらくケンマ
(機械的に位置合わせして、笹刃形状に切削する機械)
刃付けはできません。
「笹刃形状に削り出すだけ」 の機械です。
笹刃形状に削り出す機械で、刃付けが必要なら手作業で。
説明書では、刃付けしなくても切れ、刃先が厚いので耐久性があるとのこと。
30枚刃専用 グラインダー無 25650円
30枚刃専用 グラインダー有 35730円
30枚刃40枚刃兼用 グラインダー無 28490円
30枚刃40枚刃兼用 グラインダー有 38570円
(刃数の違いは歯車盤を交換 歯車盤は単品売りもあり)
専用の7mm厚のグラインダー砥石を使う。
当方は、「30枚刃専用グラインダー無し」を買って、手持ちの速度可変式のグラインダー東芝DG-4SVBを使用。
専用の7mm厚の砥石を使い、ダイヤブリックで砥石の形状を整えてから使う。
砥石の形状が、研ぎ上がる刃形状(すくい面)に影響を与える。(フック形状の深さとか形とか刃頂の鋭さとか)
押さえ板が大きく、重切削ぎみでも比較的安定している。
キマルと比べると大雑把な機械で、各部のガタも大きく、動きもスムーズではありません。
キマルの場合、笹刃形状に強制的にトレースするが、
SK-320の場合も笹刃形状に強制的にトレースするが、「切削深さ」についてはレバーで手加減しながら切削できる。
再切削の作業時間は、キマルより時間がかかる感じで2〜3分。
1回転で一度に深く削ると重切削ぎみになって振動したり焼けたりするので、少しずつ削り、2、3回転させたほうがいい。
切削時には、本体にそれなりに力がかかり、グラインダーの負荷もあるので、作業台に乗せて固定して使ったほうがいい。
刈刃固定台の移動ハンドルが低い位置にあるので回しづらく、作業台に乗せて使ったほうがいい。
「刃付け無しでも切れる。」 との商品説明ですが、切削しただけでは、やはりキレはいまいちです。
サラサラ、サクサクというより、ザクザク。 といった感じで、目立てした笹刃に比べると刈刃への負荷が大きです。
ですが、高負荷にならないような刈り方をすれば、刃付けしてなくても意外とイイ感じで刈れます。
刃付けすれば、それなりに切れるようになりますが、
使いこんでいくうちに、「手作業で刃付けする時間」 が余分な手間に感じてきました。
■ 目立て作業では目の事故に注意 ■
金属片が眼球の中で錆びて炎症、感染症を起こして角膜を傷める。
少しの違和感、傷みなので翌日までほっといたら悪化して手遅れということがありうる。
グラインダーを使っての目立て作業では、目の保護装備は必ず装着するべき。
SK320で削った状態。
重切削ぎみに削ったのでバリが出てる。逃げ角(刃背)が丸いのも気になる。
再切削は刃背はあまり削らず、すくい面を削るようにすると、刃背が丸くならず、刃頂が鋭くなるよう。
砥石の形状は、すくい面の形状へ大きく影響する。
自作の目立て台で手作業で刃付け
砥石は ツムラ ラウンド7 CBNホイール 笹刈刃用
グラインダー 東芝 DG-4SVB 速度可変式
なげし角(リード角)を千鳥に削って。
アサリを入れるなら次で。
アサリの曲げる位置は好みで。
(鋸刃の目立て解説だと、刃高の刃先から1/3〜1/4程度の高さの位置)
アサリを出す幅は、板厚の1/4〜2/5程度づつ出す程度。
(合計で板厚の2倍を超えない)
ツムラのアサリ割り器だと刃底付近から曲がる。
ソーセットだともっと先が曲がる感じ。
どちらも作業に手間がかかるので
最近は、
レールの金床(かなとこ)の端面を斜めに削って、真鍮ハンマーで叩いてる。
その後、刃頂(研ぎ角)も削って。(刃頂を千鳥に斜めに削る)
新品と比較。
CBNホイールが7mmなので刃先まで削りすぎになってるような気も。
旧バージョンと思われるSK-53を紹介してるブログ
■キマル 笹刃目立て装置
(機械的に位置合わせして目立て)
キマル技研(北川原技研)
30枚刃専用、40枚刃専用で別機種 63000円
キマル笹刃目立て装置 40枚刃専用
自己責任であちこち改造してます。
画像の刈刃押さえ板はSK320のものを流用
グラインダーの角度を変えることで、千鳥に刃付けできる。
千鳥に刃付けすることで、
逃げ面、逃げ角、リード角(なげし角)、すくい面、すくい角、研ぎ角(刃頂傾斜角)
が一度に研磨できる。(刃の各部の名称 マキタの目立て機の資料)
グラインダー砥石の形状が、研ぎ上がる刃の形状への影響が大きい。
砥石が偏摩耗した場合、ダイヤブリックで修正したほうがいい。
砥石が摩耗して「砥石の直径」が小さくなると、刈刃との接触位置が、中心線より右にずれるので、刃形のすくい角が緩くなる。 (グラインダーを左側に移動すると改善できるが刃高が少し低くなる)
40枚刃専用機の場合、刃高は少し低め(逃げ角が浅い?)、すくい角が緩め。
再目立ては、手作業での目立てに比べると遥かに短時間で、1〜2分で目立てできる。
重量バランス良く目立てできる。
が、たまに中心穴のクリアランスが大きい刈刃があり重心がずれて、振動するものがある。
廃チップソーを再利用して、キマル笹刃目立て装置で笹刃形状に目立てしてみたが、
軽量化で薄いもの、穴が多かったり穴の大きいチップソーは強度的にあまりオススメできない。
付属の刈刃押さえ板は径が小さいので、切削時に刈刃が振動するときがある。
■キマルとSK320の比較
切削時間。
切削時間だけならあまり差はありませんが、SK320では手作業での刃付け作業をすると大幅に時間がかかります。
キレ。
刃高も、刃数も、切削形状も違うので比較はできません。
キマル(40枚刃)は、草に当たった時の抵抗が低く回転落ちが少ないのでキレが良く感じます。
SK320(30枚刃)は抵抗が大きく回転落ちもあり、切れが悪く感じます。
SK320(30枚刃)はキマルと比較して刃高が高く、それが負荷が大きい原因だと思いますが、刃数の違いも影響があるようですがよくわかりません。
■ 禁断の2枚刃 (トンボ刃)
この刈刃を使うときは、フェイスガードプロテクタ必須。
硬いものに当たった時の衝撃が激しい。
小石とか、草の破片を弾き飛ばします。
危険なので一部の地域では使用禁止になってるらしいです。
この刈刃を使うときは、フェイスガードプロテクタ必須です。
キックバック、衝撃に備えてグリックを強く握ってしまい、2007年にはこれの使いすぎで「バネ指」になってしまいました。
2枚刃はUハンドルの刈払機には向かないと思います。
Uハンドルは刃先の位置のコントロール性が悪いので、意図しない接触を起こしやすいので2枚刃を使うとキックバックを起こしやすいです。 また、Uハンドルはキックバックが起きた時の制御もしにくいです。
密な草を刈ると、ギア、クラッチにかなりの負担になり、負荷がかかりすぎると刈刃の回転が止まってしまいます。
チップソーだと、切れる刃の部分の高さは1cmもありませんが、2枚刃の刃の部分は十数センチありますので、草に当たる範囲が広く負荷が大きいのです。
この刃の大きさが危険性の原因です。
超危険すぎるが、圧倒的に軽いです。
この軽さを体験すると、「棹の先の重量」はとても重要なことだと実感できます。
棹の先が軽いと、刃先の位置のコントロール性が良くなります。
コントロール性の良さは、誤伐、誤接触を減らせます。
棹の取り回しも楽になります。
棹の先が重いと、棹の動きが鈍重になります。 慣性質量が大きいので細かな制御もしにくいです。
まばらな草を刈るには、軽く取り回しが楽ですが、
密で、硬く、重い草の刈払は負荷が高く効率的にはできません。
再研磨は簡単ですが、構造がシンプルなためバランスが狂いやすいです。
夏、2枚刃で刈ってるとオニヤンマが特攻してきます。
オニヤンマは扇風機にも突進しますので何かDNAに刷り込まれてるもよう。
■ 2枚刃
255mm 重量234g
この刈刃を使うときは、フェイスガードプロテクタ必須です。
■ 2枚刃
230mm 重量168g
この刈刃を使うときは、フェイスガードプロテクタ必須です。
■ 4枚刃
255mm 重量370g ★
この刈刃も2枚刃同様に危険です。 フェイスガードプロテクタ必須。
■ 4枚刃
230mm 重量298g ★★
この刈刃も2枚刃同様危険です。フェイスガードプロテクタ必須です。
4枚刃は255mより、230mmのほうが軽いので扱いやすいです。
■ ヘッジトリマー式
すーぱー刈った君 KS-400
重量 1495g は重すぎて拷問のように感じる。
振らずに横移動だけで刈れますが、刈り払い速度がとても遅く、
刈った草が乗るので重くてさらに遅くなります。
■ スパイク長靴
大同石油 DAIDO マイティブーツ ★★★★★
ケプラーアラミド繊維補強、金属ピンスパイクの長靴
価格は高いがお奨め。
スパイク効果良好。
軽量、丈夫。
普通の長靴に比べ腰が固めに作られてるので斜面で足首が安定する。
ケープラ−繊維で補強されているので、笹を刈った切り株の上を歩いても貫通したりしない。
(笹の切り株の上を歩けば、当然ながら激しく傷つき傷みます。もったいない)
の旧製品
■ スパイク長靴
ピンスパイク長靴 オカモト ★★
スパイク効果は良好。
中敷がズレる。
底が薄く、スパイクの金具部品が靴の中にでっぱり足の裏を多少刺激する。
腰が柔らかく、マイティブーツに比べると足首が不安定ぎみ。
外装は丈夫ではない。
■ スパイク地下足袋 ★
スパイクの効果はあるが履くのが手間。 足首、ふくらはぎの保護にはいまいち。
蛇とかかまれそうなので最近は使ってない。
■ 取り付け式スパイク
つま先、かかとで立ったとき滑る。
■ 手袋
ホームセンターで安価で売ってるやつ。
滑らず、通気性もあって良い。 手の甲を蜂に刺されたけど・・・何度も。
■ 防振手袋 防振万年
防振効果はあまり期待しないよう。
でこぼこが手のひらを刺激するのでいまいち。
■ ゴーグル
目は保護できるが、鼻も口も喉も保護できない。
■ フェイスガードプロテクタ ★★★★
ホームセンターによくある980円の黄色いやつ。
以下、Amazonの投稿したレビュー
メッシュタイプは、
細かな破片は通過しますし、粉塵は素通りしますので、破片を激しく飛ばしたり、粉塵を巻き上げるナイロンコードでの草刈りには不向きです。
このタイプのフェイスガードを、兼業農家の週末草刈りで使っています。
以前は、透明シールドタイプも使っていましたが、今はメッシュタイプしか使っていません。
装着は、アポロキャップとか野球帽を前後逆にかぶって、その上に本製品を装着します。
寸法を適切に合わせると、意外と安定性は良いです。
直接頭に装着したり、本製品の上に帽子をかぶると安定性はイマイチです。
ツバの部分が狭く、アポロキャップに比べ日除け効果はイマイチです。
メッシュ面が黒いのは、光の乱反射を弱めるためなので仕方ないですが、
黒という色は、太陽熱を吸収しますし、蜂などは黒い部分をめがけて攻撃します。
なので、メッシュ面以外の部分が白色系統の物もあればなぁ。 と思います。
また、ツバの部分の黄色は、作業者が目立つようにこの色なのだと思いますが、少し派手過ぎな気がします。
この部分も白色系統の物があればなぁ。 と思います。
枠部分の耐久性は5年程は使えてますので問題ないです。
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メッシュタイプは、
○良い所
湿度が高くても曇らない
涼しい
年単位で使える耐久性がある。
傷、汚れがついても、視界への影響が出にくい。
×ダメなとこ。
透明シールドタイプに比べ、視認性が悪くなる。
細かな破片は通過する。
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比較して、
透明シールドタイプは、
○良い所
防護効果良好
新品なら視界良好。
×ダメなところ
湿度が高いと内側が曇る。
傷、汚れが付きやすく、傷汚れがつくと視界が悪くなり、逆光下では乱反射して前が見えなくなります。
汚れは洗えば落ちますが、 傷がつくと治せません。
草刈り作業では、破片が飛んできて必ず傷つきますので賞味期間は短いです。
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透明シールドタイプだと、草刈で使うと数十時間で傷だらけになりますが、
メッシュタイプは、年単位で使える耐久性があります。
私の場合、メッシュタイプの視認性の悪さは、慣れれば気になりません。
細かな破片は通過しますが、私の場合メガネもかけてますので問題ありませんでした。
というわけで、メッシュタイプを使っています。
安価ですし、コストパフォマンスは良く、買って損なし。
草刈時の飛散物が目に飛び込むと一生の怪我になります。
草刈り作業では、目の保護装備は必須です。
透明シールド。
装着後の安定性いまいち。 これも帽子がかぶりにくい。
■ 安定板
ジズライザー ★★★★
重量 82g
以下Amazonに投稿したレビュー
安定板は、「滑らせて刈るため」ではなく、「低く刈り過ぎないため」を目的に使っています。
低く刈り過ぎると、地面を切ってしまって刈刃を消耗させたり、
芝のような密な草で食い込むように刈ると、キックバックになることがあります。
ジズライザーを使うと、低く刈り過ぎる頻度が低減されます。
ジズライザーと、小型のジズライザープロを使い比べると、
ジズライザープロでは、草刈が下手になってしまったかのように低く刈りすぎになることが多発します。
ジズライザーの大きは、低く刈りすぎないためには必要なサイズと実感できます。
他社にもっと大きな安定板もありますが、重いものは作業性が悪くなります。
刈払機の標準で付いてる安定板は、
ボルトの摩耗を抑止するための保護カバーが主目的のようで、
側面がもっと立った形状で、地面の起伏、草の株にひっかかったりしますが、
ジズライザーの丸い傾斜した形状だと、引っかからず棹の取り回しが安定します。
ジズライザーは、刈刃押さえ板も兼ねますので、少しですが棹の先の軽量化にもなります。
寿命は、使用状況によって持ちがぜんぜん違ってきます。
石の少ない場所のみ刈っていれば年単位で持ちましたが、
舗装路の際など刈ってると、硬い舗装でガリガリ傷つき削れます。
平ワッシャが面倒です。
刈払機メーカー、機種ごとに違う軸径、ネジサイズに対応するためには、
この方法が汎用性があって、売る方としては良い方法なのだとは思いますが、
やはり、刈刃交換時に落としてしまったりと面倒です。
軸径、ねじ径ごとの専用機があればなぁ。と思います。
■ 安定板
ジズライザー プロ
プラスチック製 ★
ジズライザーより軽量だが、安定板としての効果がいまいちなので地面を切りやすい。
■ 計量カップ
プラスチック製の逆円錐形のやつ。 ★★★★
少量でも正確に量れます。
■ 熊手
竹製
大雑把な草集め用
安物は、縛ってある針金がほどけやすい。
■ 熊手
金属製
細かな草集め用
■ フォーク
集めた草を運ぶ
■ 鎌 カマ
障害物の周りなどの刈り残しを刈る用。
おおまかな草集めにも便利。
■ 鋸 ノコ
刈り払い機で切れない雑木を切る。
■ 鉈 ナタ
同上
■ 木こり鎌
木を切った時の後処理用。
■ 虫よけ
スキンガード
■ ジャッキ & 金網
用途は、
刈った草が側溝に落ちたとき下流に流れないようせき止めるため。
側溝周りを刈った時、側溝に落ちた草が流れると下流では給水口で詰まったりして迷惑をかけるので、刈り払い作業前にこれで堰を作っておく。
ジャッキをU字側溝の内側側面に斜めに、つっぱるよう取り付け、網を乗せておく。
15〜30cmぐらいまでのU字側溝に対応可能。
水の流れが多かったり、側溝の幅が広かったり、後から落ちた草を掃除するのが面倒だったり、堰をするのが面倒な場合、側溝の周囲10cmぐらいを刈り残すように刈る。
刈り残すことで、生きた草が垣になって刈った草が側溝に落ちにくい。
水を止めたシーズンオフにまとめて刈払。
■ 漏斗 じょうご
燃料補給用
■ 除草剤
台所用漂白除菌剤の使い終わった容器に入れたラウンドアップ除草剤。
さいじんこ (スカンポ イタドリ) 、ひゅうじ (カラムシ) は多年草で、刈り取るだでは退治できず、
大きく茂ると陰になり他の植物が生えず地面が露出し雨が振ると土が流れる。
カラムシ、クローバーは地面が富栄養化してミミズが増えモグラに穴を開けられるのでよろしくない。
カラムシは、根?をイノシシが好んで食べるので掘り返され荒らされるのでよろしくない。
イタドリ、カラムシは成長が速く、大きく茂るのでよろしくない。
葛(クズ)などの蔓草(つるくさ)は刈り払い機に絡み、自走式草刈機では巻き込むのでよろしくない。
なので見かけたら噴射。
■ 葛(クズ)専用除草剤
ケイピンエース
爪楊枝のような形状、サイズで、目打ちで茎に穴を開け挿す。
よく効く。
森林組合で買えば安くて、800円ほどで買える。 50本入
■ 混合油を入れた1リットル缶
このサイズだと給油がやり易い。
■ 刈刃ケース
アーモボックス 弾薬箱
私が使ってるのはナイトビジョン用 幅約30×高33×厚15
このサイズだと、255mm刈刃が入る。
高さが少し高いので軽トラの荷台に立てて運搬するとコケる。ので寝かせて運搬。
刃が当たる側面と底を合板で内張り。
刈刃を合板、ダンボール板等で挟んで20枚ほど入る。
数はもっと多く入れることはできるけど重くなる。
■ 2サイクル 混合燃料用オイル
混合比を間違えなければ、そんなに銘柄による違いは解らず。
違いは煙の量程度。
気をつけることは、燃料は混合比を正確に。
混合燃料は大量に作り置きをせず、混合したら1ヶ月ぐらいで使い切る。
オフシーズン、長時間使わないときは燃料を抜く。
これだけ。
■ 混合比
混合比とか、FB、FCのクラス等は、刈払機ごとに指定があるので、刈払機のマニュアルをよく読むこと。
■ 50:1 の混合燃料
1000ccのガソリン + 20cc の2スト用オイル
■ 40:1 の混合燃料
1000ccのガソリン + 25cc の2スト用オイル
■ 25:1 の混合燃料
1000ccのガソリン + 40cc の2スト用オイル
2007年8月1日ページ作成開始