03年8月13日 ナビスコカップ準々決勝 対ジュビロ戦
一人で地味に観戦するつもりだったが、友人からチケットが1枚あるとの話があったので、娘と行く。ジュビロの試合をみるのは久しぶりだ。目の前で優勝を決められた2001年1st以来か。

試合前、友人からレアルマドリッド対FC東京戦の話を聞く。ベッカムのFKよりロベカルのFKの時の方がフラッシュが多かったそうだ。

試合は優勝を争ったチームの意地のぶつかり合いで始まった。当たりが激しい。早々とイエローカードが出る。

中盤はジュビロが支配。うまいなぁと感心してしまう。マリノスは攻撃の形が出来ない。中盤がぽっかり穴があいているように思えた。那須がいなかったからだろうか。
小競り合いが頻発していたゲーム、ごちゃごちゃもめていると思ったら、ジブコビッチがドゥトラの顔をひっぱたくのが見えた。一発レッド。

が、一瞬の気の緩みかロングパスに西野が反応。追いすがる中澤をかわしてシュート。ゴール。

まだ時間はある。10人のチームに勝てないはずはない。

後半、マリノスは攻勢を強める。何度も何度もゴールに迫る。それをヴァンズワムが素晴らしい反応ではじき出す。、久保のヘッド。CK、シュート、はじかれる、またシュート、ゴール前の混戦に神戸戦のゴールシーンがよみがえり「決まった!」と腰を浮かしかけては「あ”−」と腰を下ろす。まるで見えないバリアがあるかのように入らない。外から打つシュートは枠をはずれる。もっとちゃんと打ってくれ。

ジュビロはクリアボールも仲間につながる。狭いところでもパスが通る。どこにボールが来るか、お互いよく分かっているのだ。マリノスはまだそれほど熟成されていない。

松田は、今日は積極的だ。何度も何度も前線に上がってくる。守りも頑張る。戻る時は早い。「本気になると足は速い」と知人の弁。

で、何かもめていると思ったら、松田がドリンクボトルをジュビロベンチに蹴り入れた。
「やめて松田君、お願いだから落ち着いて」と娘が言う。私も同感。

結局、0−1で負け。まだ常勝チームにはなれない。試合後サポーターからはブーイング。
 
チケットを譲ってくれた友人はジュビロサポ。アウェイ側で見ていた。「とても1位と2位の試合とは思えないお粗末な試合。審判ひど過ぎ」との感想だった。

娘の不敗記録はストップかと思ったら、ナビスコや天皇杯は負けたことがあるそうだ。ナビスコはもう一試合ある。

Jリーグ2stもこれからだ。気を取り直して、開幕試合良いプレーを見せて欲しい。

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