03年8月6日 対レッジーナ戦 1−2で敗北 | |||
俊輔凱旋試合。 6時に競技場に着く。レッジーナユニフォーム10番が目につく。グッズ売り場では、タオル類は完売。携帯ストラップを購入。 席はメイン2階後部席。W26入口の上という席。カテ2というので、普段のSB席だと思って購入したのに、こんな上の方の斜め席とは。ファミリーマートの機械に慣れていないから慌ててしまい、よく確認できなかったのだ。 今日はスタジアム内ではイベントなしだ。ただ大型画面にレッジーナバスの様子を俊輔が中継するというテレビ電話映像が流れた。DoCoMoのCMだ。しかし、俊輔はそういうキャラではないし、テンション低く、声も低く、画面も粗く、残念ながら「企画倒れ」だった。 練習にまずマリノスの選手が出てくる。大きな歓声とともにレッジーナの選手が登場。みな体格がいい。ユニフォームなのか、手に持ったものを客席に投げ入れる。一人、観客席まで届かず、階下に落ちてしまう。肩をすくめるポーズがイタリアン。 マルキーニョスとドゥトラがモザルトと何か楽しそうに話している。マリノスサポーターから久しぶりの「俊輔の歌」が流れた。
マリノスは松田、中澤、遠藤、那須、久保、榎本が欠場。でも奥は負傷を押して出場だ。レッジーナはテレビでおなじみの面々、何人か知らない選手。 試合はまぁ親善試合だった。でも俊輔のプレーはやはり見ていてワクワクする。このタイミングでパスを出すのか、ああいうフェイントをしてDFを抜き去るのか、と感心してしまう。相変わらずパスはぴたりと仲間に届く。俊輔がボールを持つたび、スタジアムが沸く。FKやCKの時はフラッシュの嵐。俊輔!俊輔!というコールはいつものように音程が高い。 レッジーナは残留ぎりぎりビリチームとはいえ、やはりセリエA。攻めは早いし、確実だ。ボールもつながる。「去年より強いかも」と娘と話す。コッツァの足の速さとドリブルの力強さにはちょっと驚いた。 レッジーナが1点取った後マリノスも攻めに転じる。佐藤がスーッと抜け出して、GKと1対1、と思ったら倒される。PK。奥がしっかり決めて同点。そして前半終了。 今日は7時過ぎてもじっとりと暑い。皆もらったウチワで扇いでいる。それがきらきらしてきれいだ。 後半は次々若い選手が出てくる。でもみな今ひとつ冴えない。消極的で、ミスが多い。試合は俊輔がドリブルで持ち込んだあとディミケーレにスルーパス、GKをかわしてボナッツォリにパス、らくらく決めて勝ち越し。 マリノスで最後まで走っていたのは、マルキーニョスとドゥトラと清水。若手はどうして走らないのだろう。いつのも2倍以上のチケット代を払っているのに「2軍選手かい」、とちょっと腹立たしくなる。 1−2で終了。表彰式のあと、選手場内一周。俊輔コールが響く。今日は5万4千人も入った。マリノスゴール裏に近づくと俊輔はチームメートに担がれた。なかなかいい情景だった。切抜きのMARINOSボードをもつサポーターがいつの間にか、SHUNSUKEという切り抜きボードをもっている。愛されている俊輔。 翌日、録画したVTRを見ると、ずっと岡田監督の「ゆうき!」とか「ゆうぞうっ」とか叫ぶ声が聞こえる。若手に指示し、叱咤していた。岡ちゃんは親善試合とはいえ、真剣に試合に臨んでいたと思う。若手はもっと頑張って欲しいものです。 次へ |