14.山川惣治のライバルたち 梁川剛一3プラス沢田重隆
梁川剛一のペン画がありました。
「密林の大怪船」の挿し絵。昭和25年。
昭和29、30年ころになると筆だけですが、このころはペン画も書いていたようです。
ターザンの挿し絵(絵物語?)もペン画らしいです。
上の絵はイーニッド・ブライトン「冒険の島」の挿し絵画家であるスチュアート・トレシリアンのタッチによく似て
います。(絵物語を求めての章を御覧ください)
ついでに、同じころの少年クラブ連載の久米元一作「魔女の洞窟」沢田重隆絵もおなじようなタッチです。(下の絵)
イギリス流の挿し絵のタッチがあるのでしょうか。それとも、このころの英米の挿し絵の流行のタッチでしょうか。
伊藤畿久造の「魔神島」の挿し絵もよく似たタッチです。(次の次の頁)