12月2日、いよいよハウス建築に入ります。事務所で
製作した壁をツリーハウスの森に運びます。
すべての材料は樹上に上げなくてはなりません。
壁は大きいものですから、上での加工が必要なものから
順番を決めて上げていきます。 
        順番待ちの壁が下に並んでいます。
ベースデッキに初めて壁が上がりました。  何故壁に
穴が開いているか? それは窓と枝が出るところです。
 デッキベースの上で加工をします。
日も とっぷりと暮れて、7時近くなって、やっと壁の
仮組が終わりました。 壁ができると急に家らしく感じてき
ます。
壁ができた言っても隙間だらけで下から眺めても
変です。

枝、幹が複雑に出ているので壁も高度な加工が必要
です。 
 頭がいたいのは屋根はもっと難しいことです。

暗くなるまで作業を続けていたら、冬の星空が広がり
 ツリーハウスからの眺めは格別です。
12月3日、90度の大きな直角定規ジグを作り、昨日上
げた壁に当て、正確な位置に固定します。それから枝と
壁の加工です。 そこまで行けば問題の屋根の加工
に入ります。
現場で図面と合わせて屋根のトラストを製作するの
で、屋根材を森に運びます。
軽量化を前提に設計しましたが、これだけの材料が
必要でした。
壁の仕上げと同時進行で、図面と現場の壁寸法と合わ
せたトラストサンプルを試行錯誤しながら作りました。

スライドノコやコンプレッサー、他の電動工具類を使用す
るために、大型の発電機を運びこみました。

新型のインバータ式はエコスロットルで、音が静かで 
森の中でも気になりません。BE-PAL当時に使用した。
ホンダの発電機はまだ、エコスロットルがないEB4500
だったので小屋に入れて使ってもうるさく感じましたが
発電量も少ない(2,8KV)せいか 静かに感じます。
樹木との関係と山中湖は冬季に大雪が降る事があるの
で、屋根の角度考え、寸法出しのサンプルトラストを作
り、壁にセットしての確認が夜まで続きました。 
屋根のトラストをのせて枝との関係を見るために壁よ
り高い位置に上がります。 もう地面は暗くてよく見え
ないので 恐怖感はあまり感じません。壁から上に出
ると富士山から降りてくる冷たい風が当ります。 壁が
有ると無いとではこんなに違うと体感、、、、
12月4日 
朝から曇り空でどんよりした天気、

雨が心配な日、天候が悪くなりそうなので、昨日、決め
た。トラストサンプルに合わせ、3セットのトラストフレーム
を作り 壁フレーム上に、屋根のフレームを今日中に合
わせる予定で作業に入る。 朝一番は当然、人も荷物も
ロープで上にあがります。
豪雪地帯の合掌作りを参考に雪の重さで樹木が傷まない
ないよう屋根角度はかなりキツイ角度に決めました。
本格的な雪です。こうなるとデッキに雪が積もり、破
損する可能性が出てきました。 突貫工事でなんとか
トラストフレームを上げて、屋根タル木付けて、シートで
仮の屋根を作りして、雪がデッキに積もるのを避けなく
てはいけません。
最初のトラストフレームが仮止めされた時は、もう真っ
暗で雪もますます強く降ってきます。
残り2本のトラストを壁に固定して、屋根のタル木を掛け
たのが20時近くです。雪も止んできました。
悪天候の中なのに、以外にみんな元気です。
トラストの上に、ブルーシートを掛けた借り屋根が8時過ぎ
に やっとできました。なんだか家らしいです。
紅葉も過ぎて色彩の無い。枯れた森全体を
白い雪が綺麗に覆いました。

今日一日は寒く、キツイ日でしたが
壁ができ、仮屋根ができて、ツリーハウスが
 見えてきました。 ツリーカーペンターの頭
の中は 完成後に どうここで遊ぼう
か、、、、、みたいです。
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 朝一番はきついな〜
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