フレームと止め金具類
  Gadabout Lab
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2
3
シートから型紙を取る 基本は縫い目を 全
てほどいた物で型紙を取ります 
写真1,2,3はボーダーラインの位置の型紙
を採寸しているところです 

最初ほどいた物の型紙で 背もたれを縫製し
たところ どうも弛みが出て しっくりいかな
いので ボーダーラインに縫製上のポイント
があると分かり ボーダーラインの位置型紙
の製作をしているところです 使用する生地
によっても伸びがあるので オリジナルの型
紙だけでは座り心地がピッタリの感じが出な
いのが 事実です
ラボでは色々な生地でレストアに挑戦して
います
裁断する生地に型紙をのせ 
動かないようにウェイトで固定して 線
を生地に引いています
裁断は布地は裁断ハサミを使用
厚手や鹿革にはロータリカッターを使用
しています
これはディアスキンの裁断風景です
が ディアスキンはメス鹿なので革の
サイズが小さいのでほぼ2頭で1脚
分になります 型紙はシート部分で
ディアスキンは柔らかく 伸びるので裏
地を当てて縫製します 
ほとんどのシートは補強も考えて裏地を
足す形で縫製 
6号帆布を使用したシートは地は 
現在1枚物で縫製しています
生地を合わせたり 折り曲げした場
合は 布地では待ち針で 止めてい
きますが 革は穴が開いてしまうの
で クリップを使います
1,2,3は素材違いの縫製です ク
リップ、待ち針、千枚通しと布地同
士がズレたり 浮いたりしないよう
に 丁寧にゆっくりと縫製をして行
きます
シートが出来上がったら 背もたれか
ら取り付けて行きます
背もたれをフレームに通したらフレ
ームのクロス金具を止め左右のフレ
ームを組み 前部のフレーム下部分
と合体させてから シートをセットし
ていきます
最後にアルミリベットで前部シート部
分、背もたれ上部を止めます

左の写真、シート前部と背もたれ側テ
ープの間に四角い金属ワッシャーを入
れ忘れないように

 軽く コンパクト ワンタッチでチェアになる
 ガタバウトチェアは最高のチェアです
ラボが所有するガタバウトチェアは倉庫に入
る前は過酷に使用されていたので金具類が
かなり 錆がひどく 錆びを落とすのに
10時間ほど掛かりました
錆びを落とす道具として ジュエリー
研磨ドラムで2種類の研磨材を使い
錆びを落とせるだけ磨き込みました
大型のバフマシンで1万番の研
磨剤を使用して1本 輝きが出る
まで1時間ほど掛かります
磨き上げるとフレームは   
ジェット戦闘機のような 輝き
を放ちます
いかがでしたか ガタバウトチェアフレー
ムに惚れ込んで いつか もう一度 復活
させたいと考え 20年が経ちました
2021年 ガタバウトチェアラボを立ち上
げ 12ヶ月間 シートを縫製しては   
組み立てて またバラシては型紙を直し 

留め具の研磨を変えてみたりと 試行錯
誤でやって来ましたが やっと自慢できる
レストアチェアを完成させることが出来ま
した 
多くの方からチェアレストアをお願
いできるかと問い合わせをいただき
ました 
ラボではレストアを受付していきま
すレストアはとても時間が掛かりま
す 1ヶ月でせいぜい6脚程度しか
できないと思います 
シート地によって掛かる費用も変わり
ます レストアの目安ですが
チェアの傷み具合によっては修復で
きないフレームダメージでフレーム交
換などもあると思います
まずは問い合わせしてください
レストアの申し込みは下記のメール問
い合わせをクリックしてお送りください

お名前 住所 メールアドレス 
お持ちのガタバウトチェアの年式また
は購入時期を 
こちらから素材、レストアによって、止
め金具の一部変更などのPDFをお送
りします  レストアに掛かる費用は
素材で代わりますが4万円〜になりま

レストア問い合わせクリック 
HPトップに戻るクリック
長く使い込んだガタバウトを 試行錯誤しながら
1年間 リストアしてはテストして やっと満足で
きる レストア ガタバウトチェアが出来上がりま
した まだまだ使い込んで行きます
アウトドアスクール&イベント、企画、環境調査

ガタバウトチェアラボ シートレストア


 























































































































































































































































































































































































































































































































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