リカちゃん園児の型紙を拡大して、PFちゃんの型紙にすることもできますが、
いちいちコピーしにいかなくちゃいけないし、袖の長さとか結局、調整しないといけないし…
袖だって、小さいからつれちゃうし、作りにくい。
自分は採寸して原型をおこして、そこから型紙を作るという方法をとっていますが、
慣れないとなかなか大変でしょう。
たまには、気楽に作ってみたいな。
そこで、PFちゃんも着られるというシルバニアのお母さん服の、本に載っている型紙をそのまま使って、お洋服作りを試してみました。
使った型紙は 日本ヴォーグ社の「だいすきシルバニア」からとりました。
自分が使ったのはちょっと前のvol.5。でも、他の号でも大丈夫だと思います。
「用意する型紙」…お母さん服のブラウスの型紙を身頃に使います。
ワンピの身頃をそのままだと短すぎるのと、袖ぐりが苦しいので、修整が必要になってしまいます。
スカート…4.5p×17pの長方形
ギャザーフリフリにするのなら、幅を21pに増やす。
ピンタックを2本入れるなら、1.5pほど丈を増やす。
※その他、レースやブレード、、リボンなど飾り。5oのスナップを用意します。
※きれいに縫うために、オリジナルの方法を使って、ちょっぴり手間を増やしていますが、
丈夫になるので、試してみて下さい。シルバニアの本に載っている作り方ではありません。
@ブラウスの型紙とスカートの型紙を用意して、布をそのまま裁ちます。 |
A広げると、こんな感じになります。 |
BちょっとPFちゃんに着せてみましょう。襟ぐりもちょうどよさそう。 |
C身頃の表に薄手接着芯をあらだちして(襟ぐりライン+1.5pくらい)のせ3ミリの縫い代で縫う。 |
D縫い代に切れ目を入れて、裏に返してアイロンをすると、きれいな襟ぐりが完成。ほつれないし、丈夫でおさえ縫いの必要なし! |
←これが面倒な人は、接着芯を貼ってきれいに襟ぐりを切り取り、もう一度ほつれ止めをしましょう。 この上にレースをのせるので、これでも目立ちません。 ここまでできたら、襟ぐり以外の縫い代にほつれ止めをする。 ピケが有名ですが、アラビックのりやボンドを薄くのばしたり、透明マニキュア、トップコートも速乾性でとても扱いやすいです。 |
E袖口縫い代を5o折り返して、ぐし縫いで4pに縫い縮める。 ゴムを通したり、直接うらにたたけば本格的ですが、ぐし縫いだけで十分きれいです。 |
F試しに袖口にピコレースを乗せてみました。可愛いと思ったんだけど、縫い合わせたらあまりよくなかったので、また、はずしました。好みでリボンとかブレードとか試すといいと思います。 |
G中表に折って、脇を縫う。縫い代に切れ目を入れて、もう一度ほつれ止めをし、縫い代を開く。こうすると脇線がつれません。よければ、襟ぐりにレースをとじつけました。(両耳レースを折って、少しギャザーを寄せました) |
Hスカートを作ります。 ほつれ止めをし、すそにレースを飾ったり、平らなうちに好きに可愛くします。 |
I身頃と縫い合わせる側をぐし縫いして、身頃の長さに合わせて、中表に合わせて、ウエストを縫う。 |
J後ろあきを5o折って縫い、スナップを止めて出来上がり。 リボンをつけても可愛いですね。 |