pdaXrom

SL-C700 に pdaXrom 1.1.0 rc11 を入れてみた (そして戻した) 記録。

バックアップ

戻せなくなるのはつらいので、まずはバックアップをとる。 64M 以上の空きがある FAT16 フォーマットの CF か SD を用意する。 64M の CF では取れないので、それ以上の大きさの媒体が必要。 ちなみに、128M の媒体があれば 後述の kathrin のファイルもすべて入る。 フォーマットが FAT32 だと媒体を認識してくれないので、 なんとかして FAT16 にする。 デジカメ (SANYO )でフォーマットした媒体は使用できなかったが、 WindowsMe でフォーマットした媒体は使用することができた。 Zaurus 本体だけを用いて FAT16 にフォーマットすることができるかどうかは調べていない。

AC とバッテリを抜いて 5 秒以上待ち、電池蓋は開いたままの状態で D と M を押しながら AC を接続してメニューを出す。 上下矢印で NAND FLASH BACKUP を決行する。かなり待つ。 無事完了したら AC をひっこ抜いて止める。

インストール

pdaXrom のサイトから落としてきた kathrin-rc11-corgi.zip に initrd.bin、tools.tar、updater.sh が入っているので すべて FAT16 の CF か SD に入れる。 AC とバッテリを抜いて 5 秒以上待ち、電池を戻し、AC を接続し、 OK ボタンを押しながら電源を入れてメンテナンスメニューを出す。 このフォントも可愛いなぁ。「4.アップデート」を選択する。 アップデート経路に、上述 CF なり SD なりを指定する。

FreeBSD のインストーラに似た画面のインストーラが起動したら、 install new rom でインストールを行う…のだが、 SL-C700 の場合はデフォルトでは / のサイズが足りないので install new rom する前に root partition size を大きくする。 45 を投入する。 最大サイズは 47 まで指定可能なようだが、起動しなかった。 試行錯誤の結果、45 は起動できた。 インストールが成功すると user flash の初期化を聞いて来るので yes で続行。

動かしてみる

初回起動時は SSH の rsa と dsa の key pair を作るので多少時間がかかる。 放っておけばそのうちログインプロンプトが出る。 root でログインする。パスワードはデフォルトでは設定されていないので、 まず root のパスワードを設定する。この段階で FLASH の消費は以下の通り。

# df
Filesystem              1k-blocks       Used Available Use% Mounted on
/dev/mtdblock/2             46080      41740      4340  91% /
none                        12288         12     12276   0% /dev/shm
/dev/mtdblock/3             12288       1452     10836  12% /home
/dev/hda1                  124770     110872     13906  89% /mnt/cf

startx で X を起動する。 初回のみ、左上から時計回りで四隅とまんなかをタッチしてキャリブレーションを行う。 キャリブレーションが終わると、matchbox が起動する。

CF LAN カードを挿してやれば eth0 として認識される。 これでもうネットワークを利用することができる。 System Tools から LAN & WiFi で Network Settings を出して アドレス、マスク、ゲートウェイ、DNS サーバを設定する。 terminal から netstat -rn で確認すると、設定されている模様。 FreeBSD 側から ssh で 接続できることを確認。

CF LAN カードを抜いて usb ケーブルを接続してやると、 こちらは usbd0 として認識される。 System Tools から USB で NET を選択してアドレスを設定してやる。 これも FreeBSD 側から ssh で接続できることを確認。

要らないアプリケーションを消して空きを作る。 少なくとも abiword や gtkboard は要らないだろう。 作業を楽にするためにまずは x11vnc を入れるべき。

あちこちの feed から 東雲、anthy、uim、leafpad を入れて動かしてみたが 遅すぎるため、ここで使用継続を断念。常用するには遅すぎる。

その他気づいた点をいくつか上げておく。

  • 標準で入っている vi は狂っている。まともに画面描画できない。
  • もうちょっと速いマシンなら快適な X 環境になる可能性がある。
  • 電源ボタンでちゃんとスリープするし復帰する。
  • NAND FLASH を restore してあげれば簡単にもとに戻せる。恐れるな。
  • X を諦めてコンソールで生きると仮定すればイケるのかも。
[$Revision: 1.2 $ $Date: 2007.12.09 18:47:02 $]
[EOF]