第一印象

前々から狙っていたのだが、導師(会社の先輩)から 中古品として入手。 スタイラスの口が割れている(#の仕様らしい) のと、usb ケーブルがロストしている点を除けば、ハードウェア的には問題なし。

アドレス帳の所有者情報をみてみたところ、前所有者の名前が堂々と残っていた。苦笑。また、共通の知己である人物の情報も残っていた。個人情報保護の観点から言って、よろしくないのではないだろうか(笑)。

アプリケーションは q2ch とブンコビューアくらいしか使っていなかったらしい。NetFront にもいくつか履歴があったが、趣味が知れる程度で、特に情報漏洩っぽいものはなかった。

さっそくターミナルを開いていじってみる。基本的に横持ちでしか使わないことを悟った。 いかにも linux らしく、デフォルトのシェルは bash だった。 bash は対話シェルとしてもスクリプトとしても使ったことがないので、ちょっと戸惑う。設定したいことは、~/.bashrc に書けば読んでくれるようだ。早速いくつか alias を設定。 ls がデフォルトでカラー表示される。カラーは嫌いなんだけど、どうすりゃエエのかわからないので放置することにする。

とろこで、Embedded Linux という奴はマルチコールバイナリと呼ばれる物体が居て、こやつを色んな名前で呼び出すことでその名前の処理が呼ばれることになっているらしい。デフォルトの BusyBox がどんなコマンドを内包しているかわからないし、調べ方を調べる方法も調べる気にならないので、適当に思いつきで叩いてみる。

dmesg, uname -a, uptime, runlevel, which, ps, mount などには反応があった。 w, who, what, whereis, man は存在を確認できない。組み込まれていないのだろう。

SD のマウントポイントは /usr/mnt.rom/card/ だが、ここへ向かうシンボリックリンクが /mnt の下に作ってある。こっちのほうが打鍵数が少なくてすむので覚えやすい。だが、それでも尚打鍵は面倒であるので、$HOME にシンボリックリンクを作成した。

まだまだガシガシに使い倒したと言えるわけではないが、PDA(PIM) は自分には Palm のほうが合っている。Zaurus のほうが優れていると感じるのは、極論すれば日本語の長文メモ書きだけという状況だ。CF(P-in)経由でどこでも Web が見られるのも確かに魅力だが、いかんせん電池が弱すぎる。

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