WindowMaker
背景画像のセンタリング・タイル・拡大
背景画像の定義は ~/GNUstep/Defaults/WindowMaker の WorkspaceBack で 行われる。 標準メニューでは Appearance → Background → Images で指定することができる。 が、標準メニューではタイリング (並べて敷き詰める) しかできない。 これは、実際に背景設定を行うコマンド wmsetbg の -t 指定のものしか用意されていないからだ。 wmsetbg は中央に表示したり (-c) 拡大/縮小して表示したり (-s) できるので、 標準メニューはいささか不親切かもしれない。
value | effect |
---|---|
tpixmap | Tile タイル |
spixmap | Scale 拡大/縮小 |
cpixmap | Center 中央に表示 |
ちょくちょく気分で壁紙を変える向きは、 WPrefs のメニューエディタを使ってメニューを書き換えて 3種類用意して使い分けてるがよいだろう。 めったに変えないよ、という方は WindowMaker を終了した状態で 設定ファイル (~/GNUstep/Defaults/WindowMaker) を 直接書き換えてしまう戦法でもよい。 頻繁に変えるなら、いっそ wmsetbg を呼び出すスクリプトを 書いてしまう、という手もある。 好きなやりかたでやればよい。
ショートカットキー
便利な機能が用意されているが、確かデフォルトではキーアサインされていなかった… と思う。これらも WPrefs で自分の好みに設定するとよい。
effect | 例 |
---|---|
横方向に最大化 | Ctl-Alt-← |
縦方向に最大化 | Ctl-Alt-↓ |
アイコンはがし
昔設定したアイコンを剥して、アプリケーションから再度作り直させたい場合、 そのような UI は用意されていないので自力で剥すことになる。 例によって WindowMaker を終了させておいて手編集だ。 対象は ~/GNUstep/Defaults/WMWindowAttributes で、 ターゲットのアプリケーションの記述を消してあげれば 次の起動時に自動的にアイコンキャッシュ措置が行われる。
ちなみに アイコンのキャッシュは ~/GNUstep/Library/WindowMaker/CachedPixmaps/ にできる。
オートスタート
終了時にセッションの保存をしても保存されない系のアプリケーションは、 ~/GNUstep/Library/WindowMaker/autostart に記述しておけば WindowMaker の起動時にいっしょに起動してくれる。 xdkcal などはここに書くとよい。