アプリケーションいろいろ
Windows マシンもしかたなく1台だけ持っている。会社に置き去りの奴だ。 2004年当時、支給マシンのスペックが我慢ならずに自分で組んだものだ。 メモリ 2G 搭載が自慢だった。 とはいえ仕事にしか使わないので、なんだかもったいない気もする。
会社ライセンスで入れているものをずらずら書いてもしょうがないので、 ここでは自前で拾ってきて入れているアプリをいくつか紹介してみよう。
システム
CraftLaunch
ホットキー呼び出し→コマンド入力 (先頭一致補完+登録順候補表示) 形式の
国産ランチャ。キーボード派のためのツール。恐しく軽い。
入力 window も設定次第で IME ツールバーより小さくなるし
非アクティブな時に隠れたりもできるので、画面の狭いマシンでもOK。
ウィンドウの位置はおおまかにD&Dで決めておいて微調整は設定画面からピクセル単位で行う。
解像度を越えた座標位置に設定してやれば、機能はしているのに姿が見えないという完全サブマリンモード (?) も可能。
MagnetWindow
ウィンドウをピタっとくっつけるツール。それだけでも便利であるが、
ホイールをマウスカーソルのあるウィンドウに通知することができる。
CoolMon
デスクトップに溶け込むことのできるリソースモニタ。洋もの。
CPU 負荷、温度、メモリ消費状況、ファン回転数あたりを1行でコンパクト表示している。
できあいのサンプル定義はあまりにゴミゴミしているので、そのまま使用するのはお勧めできない。
サンプルで使われている構文を切った貼ったして、そのマシンに合わせた設定を書くのがよい。
Norton Ghost
オンライン購入品。やっぱあると便利。今度 Windows マシンを仕立てる時にはシステムパーティションとデータ領域を分離すべきだと確信させてくれた。
その時がいつくるのか見当もつかないが、たぶん新しいマシンへの乗り換えになると想像している。
CloneCD / DAEMON Tools / NERO / B's Recorder
MagicDisk
特に説明は要らないだろう。焼くのはもちろんとして、
CD のイメージを作成したり、そのイメージをマウントしたりできる。便利だ。
いろいろ試してみたが、結局のところ MagicDisk が便利である。ディスクからイメージを作って
できたイメージを mount することがこれ一本でできる。
TrueTypeフォント
ながまるベースに○囲み数字を勝手に追加して疑似 TrueType に変換した野良フォント。
ポイント数が小数でぴったり合うように生成されているので、アプリによっては使えないものもある。
TeraTerm に指定するときはダイアログからフォントサイズを気にせずに指定し、のちにその設定をテキストエディタで編集する必要がある。
アーカイバ / ファイラー
+Lhaca
dll なしで代表的圧縮形式の圧縮伸張をカバーする国産の便利ツール。
実際これを使うようになってから統合アーカイバプロジェクトを見る必要がなくなった。
セットアップ時に拡張子割り付けをキーボード操作で行うことができない (1.20現在) 以外に問題を感じたことはない。
圧縮時はショートカットなりアイコンなりにドロップしてもよいが、SendTo にショートカットを入れておいて「送る」のが楽。
GCA
ときおりものすごい圧縮率をたたき出す国産のマイナーアーカイバ。
マイナーであるところにこそ価値があるケースにおいて真価を発揮する。
これも +Lhaca 同様に SendTo に入れておいて使う。
2xplorer / xplore2 lite
ファイラー。腐れクスプローラの代替品。洋もの。
Ctrl+[0-9] にフォルダを登録しておいてサクっとそこを開く機能など、キーボード派にも使える。
Mame File の代替品として使ってみたら便利で速いのですっかり乗り換えてしまった。
ドキュメント
仕事にしか使わないマシンなので、public なドキュメントは入っていない。 jdk のドキュメントくらい入れておけば便利かもしれない。
サーバ
Tomcat
これもはっきり言って仕事用。
ソフトウェアの位置付け的には趣味でも使う可能性はあるのだが、
いかんせんこれを入れているマシンが仕事専用なので仕事にしか使っていない。
X-Deep
X Server。まぁ一応サーバ。
フリーであるところに価値があるので、それ以上を求めてはならない。
エディタ
ViVi
vi ライクな操作も許容する windows エディタ。国産。
別に vi クローンというわけではないので、ときどきアレなんか違う?と
違和感を覚えることもないではないが、ほとんどの場合は期待する動きをする。
作者が面白いと感じたものはサクっと実装される傾向があるので、
ある機能のエンハンスが欲しいと思う時にはいかにしてそれを作者に伝えるか、
が問われる。SPR System など、本当に一人でやってんのかすげぇな、と思う。
古くからのユーザが多い割にはマンセーな宗教になっていないのが健全でいい。
デフォルトではすべてのウィンドウを閉じてもタスクトレイにアイコンが残って
次回起動を早めようとする。
この時、ViVi の居るカレントディレクトリは消せなくなるので注意が必要。
日本語処理
(IME 用)辞書データ
IME 自体はおとなしく MS IME を使っている。
こいつの中途半端な阿呆エンジンは嫌いだが、阿呆っぷりに慣れてしまった。
Canna や POBox も試してみたが、しっくりこなかった。
MS IME は辞書登録をする時に絶対マウスを使わなければならないのが不満。
自分の名前や長ったらしい組織名などは登録しておかないと異様に効率悪いので、
登録単語は主に固有名詞だ。
pdic / 辞書データ
英辞郎と和英辞郎だけはローカルにあったほうが便利。
辞書をひくには pdic を使用。これはシェアウェアだが、英辞郎本 (赤) を
購入したら免除がついてきた。本当に作者に還元されているかどうかは不明だが
ありがたく使わせてもらっている。
辞書登録グループは英和/和英の2つしか登録していない。Ctrl-TAB で直近の辞書グループの切り替えができるので便利。
これで引けない時はすっぱりあきらめて母艦に帰るか web に逃げる。
ページャ・ブラウザ
Firefox / Opera / Mozilla / Netscape Communicator
Opera はちゃんとレジストしてある 6.10 を使用。いまだにメインブラウザだ。
終了時のタブの状態を次回起動時に引き継げるブラウザが他にないので。
FireFox は主に Opera では動かない社内アプリシステム(JavaScript多用)のために
サブブラウザとして活用。
Mozilla と Netscape Communicator は動作確認用。
IE は業務アプリの動作確認専用。
FlashPlayer / RealPlayer
新しい flash は所詮 windows でないとまともに見られなかったりする。
強者の理論は嫌いだし、たいしたことやってないのにやたら flash を
ありがたがる風潮も嫌いだ。
ネットワーク
TeraTerm
文書書きもほとんどは TeraTerm 経由で母艦上で行う。
標準 telnet で euc を使う方法を知るまでは命綱だった。
今は…やはりこれがあるとないとでは仕事の効率が違う。
上述の野良フォントと組み合わせて画面じゅうに敷き詰めている。
メニューバー&タイトルバーを消すとちょうど 12 画面開くことができ、
それと重ねて 4 枚 (都合 16 枚) 開くのが max 臨戦態勢だ。
TeraTerm がアクティブな状態であれば Ctrl-TAB で TeraTerm だけが次々切り替わってくれるので便利。
Putty もちょっとだけ使ってみたが、フォントの設定で嫌になった。
FFFtp
GUI な ftp クライアントもあれば便利。
標準 ftp でも別にかまわないので実は利用頻度は高くない。
VNC
自席からなるべく動かずに仕事するための必携ツール。
移動時間も惜しむんですよ、と言い訳しているがものぐさなだけだ。
vncサーバもサービスで上げておいて、マシン室やセンターなどの遠隔地から
つついて使う。
VNC には亜種がいっぱいあるが、Ultr@VNC を使用。
ethereal
何やら解析しなければならない事態に陥ることはほとんど無いが、それでもゼロではないので、診断用のツールは有用であり、手放せない。
だが所詮 windows なのが痛痒い。
gtkipmsg / LimeChat
メッセージングも重要。LimeChat は話し相手が居ない(泣)が、IP Messenger は流行っているので相手には事欠かない。
アクセサリ
KH DeskKeeper
デスクトップのアイコンが勝手に整列されて気持いい。
ときどきマイコンピュータやらネットワークコンピュータやらごみ箱やらが
消えたり出てきたりするが、これのせいかどうかわからない。
popicon
ホットキーでデスクトップのアイコンがヒョエっと出てきて操作できる。
便利すぎる。
デスクトップカレンダー
デスクトップは普段はちっとも見えないのだが、それでもカレンダーを
貼っておくと便利なので貼っている。
TClock
デスクトップカレンダーの再描画、スタートメニューボタンの縮小、
ntp での時刻合わせ、の3点が主な役割だ。
それ以上の凝った使い方はしていない。
窓使いの憂鬱
キーコード騙しユーティリティ。これは必須。
システム全体を騙したりアプリケーション単位で騙したりできる。
Ctrl-Space で IME の OFF/ON をしたり、ViVi ではペーストを Alt-V にしたり。
付箋紙
ちょっとしたことを書いておくと便利。
まぁだいたい電話番号とか ToDo とかなので、なくても困らないっちゃぁ困らない。
開発ツール
JDK / ant / Eclipse / checkstyle / Jude / jadclipse
JDK は 1.3 〜 5.0 まで 3 つ入っている。
5.0 は Eclipse が走る VM として、1.4 はコンパチビリティ確認のため、
1.3 は業務上その縛りがあるため。しかし、JAVA_HOME は某社製 J2EE サーバの
付属 JDK を指している。住みにくい世の中だ。
ant は めったに Eclipse からはかけないでコマンドラインを使用する。
このあたりも自分が oldtype だと自覚することになるので時折哀しい。
Eclipse はコードベースを視覚的に捉えたい時に活躍する。これを書いている時点で 3.1 が recent だが、設定項目が多すぎてどこをどういじったのか覚えていない。
そんないい加減な使い方でも助かるのは Java エディタだ。
使ってない一時変数や呼び出しのない private メソッドなどは一発でわかるし、
コードアシスト/補完も適切だ。
その他、checkstyle は ant とは違って Eclipse Plugin から利用することもある。
Jude ではたまにクラス図を描いたりもする。
母艦でできない操作、母艦との操作の違い、などが楽しめる。
jad とか jadclipse とかももちろん入っている。
シームレスに見えるので、某社のライブラリのなkうわなにをすrくぁwせdrftgyふじこ
オフィス
会社ライセンスで MS な Office が入っている。OpenOffice は入れていない。 マシンを持って帰るときには消すように、とは別に言われていないのだが、安心せよ。 OS ごと消すから。
AcrobatReader
さすがに native 対応しているバイナリは早いよ、とも思うし、Adobe はいつまで
殿様な商売ができるかなぁと思ったりもする。
クセロPDF
プリンタのように振舞う PDF コンバータ。
アプリケーションから印刷操作をすると pdf ファイルができる。
凝った PDF を作ろうと思わなければ意外と便利だ。
音声処理
Winamp
一応入れているが、滅多に起動しない。タグ情報の確認くらいにしか使わないかな?
画像処理
GV / Susie
GV は1枚づつ見るためのビューア。このくらいの機能があればほとんど困らない。
スライドショーは Susie で行う。特にこだわりがあるわけじゃなく、慣れの話。
両方とも国産で安心、いい具合に枯れている。
WinShot
ハードコピーを撮る国産ツール。ホットキー起動でプレビューもできる。
ゆなカラーピッカー
いわゆるカラーピッカー。スライダーでも数値入力でもOK。このツールの売りは画面上どこにでも行けるスポイトだろう。ウェブでちょっといい色を見かけたときにブラウザ上にスポイトをウロウロさせると楽しい。
動画系
wink
画面操作を録画して Flash ムービーに落とす優れもの。
ウィンドウ単位で撮れるので、固定デモ目的なら十分。
ベンチマーク
たいしたベンチは入れてない。 CrystalCPU や WinCPUID などの CPU 情報表示ツール程度は入れている。
Palm
Palm Desktop が入っている。が、あまり使わない。
ゲーム
誰も信じてくれないだろうが、ピンボールとマインスイーパとフリーセルで十分である。 むしろデフォルトでこんなにたくさんゲームが入っているのはどうかしていると思う。
10 のアプリ
- TeraTerm
- ViVi
- 窓使いの憂鬱
- FireFox
- Eclipse
must なものだけ数えたら 10 点に満たなかった。 が、これだけあればとりあえず作業できる…かな?