Eclipse メモ
リビジョンと開発コード
以下のような具合であろうか。
3.1 名無し? 3.2 Callisto 3.3 Europa 3.4 Ganymede 3.5 Galileo 3.6 Helios 3.7 Indigo
いつから衛星系のネーミングになったか判然としないが、 ひょっとして 3.1 はタイタンだったのかな?
起動オプション
Windows 版の場合。 Eclipse 用の Java VM を指定するには、「-vm」を使用する。
C:\eclipse311\eclipse.exe -vm C:\jdk1.5.0_02\jre\bin\javaw.exe
1.4 系より Tiger 以降のほうがキビキビ動く感じである。 「Eclipse を動かしている JVM バージョン」と 「プロジェクトが動く JVM バージョン」は関係ないので、 1.4 なプロジェクトであっても Tiger を使用することを推奨する。
Windows 版の場合。 Eclipse 用の Java VM に オプションを渡すには「-vmargs」を使用する。
C:\eclipse311\eclipse.exe -vm C:\jdk1.5.0_02\jre\bin\javaw.exe -vmargs -Xmx1408M -Xms1408M
特に Windows の場合、swap したら負けなので、あまりデカくしないことを推奨する。
設定のツボ
個人的にお勧めのオプション。
ヒープの状況表示 Windows → Preferences → General → Show Heap Status
設定の移行
新版に入れ替える時は、旧版の設定を Export してファイルに落し、 新版でそれを Import すれば楽だ。
具体的には、旧版のほうで File → Export で Wizard が現れるので General の中の Preferences を選び、必要なものを Export する。 続いて新版のほうで File → Import で Wizard が現れるので General の中の Preferences を選び、必要なものを Import する。
キーバインド
キーバインドも自分の指に合わせてカスタマイズしておくと、作業効率を上げられる。 自分が設定しているポイントは、以下の通り。
- Content Assist / In Dialogs and Windows → Ctrl-L
- Go to Line / Editing Text → Ctrl-G
- Next Editor / In Windows → Ctrl-TAB
- Word Completion / Editing Text → TAB
Windows でも X11 でも、同じ操作でサクサク動作することは非常に重要である。
プラグイン
JDT にこれらを加えたものが常用環境である。
プラグインの投入
Eclipse 3.4 M7 で Update Site の無い Plugin の登録に苦労したので、メモしておく。 3.4 M5 からジャンプアップしてしまって、3.4 M6 は試していない。申し訳ない。 しかも以下の方法が正しいのかどうかはわからない。 が、少なくとも私の環境では、プラグインは認識されているようだ。
- Eclipse 3.4 M7 のアーカイブを展開する。C: 直下が推奨。
- plugins やら features やらを dropins 以下に配置する。
- Eclipse を起動する。
- なんだか起動時にえらい長い時間かかって考えている。
- いつのまにか、入っている…。若干気持ち悪い。
直接 plugins やら features やらにブチ込むこんでも無駄無駄なかわりに、 dropins の下はダウンロードしたブツを展開しただけの物体でもよいらしい。 つまり、
dropins/ +-- com.sysdeo.eclipse.tomcat_3.2.1/ +-- de.tl.jOra_0.9.4/ | +-- features/ | +-- plugins/ +-- net.sf.jadclipse_3.3.0.jar
こんな滅茶苦茶な状態でもよいらしい。
Window - Preferences - General - Security - Authorization に いかにもそれっぽいオプションがあるのだが、 どれを選択しても記憶されないようだ。不具合なのか意図してそうしているのか、 そのあたりはわからない。
今回、単にプラグインを認識させるだけの作業にかなり時間がかかってしまった。 ドキュメントも (めずらしく) 読んでみたんだけど、「dropins」はヒットしなかった…
その他トピック
アーカイブの展開に失敗する件
Windows 版では、 配布されている .zip ファイルを展開すればインストール完了なはずだが、 アーカイブが展開できない、というエラーが起きる可能性がある。
これは圧縮されているアーカイブ内のパスが長すぎるため。 アーカイブの展開先を C: 直下などに指定すれば、問題ない。
イタリック表示が汚い件
MS ゴシック 9 だと Editor 画面の Italic 表示はとても見にくいが、 デフォルトではあちこちで Italic な設定がある。
Java → Editor → Syntax Coloring で Italic になっている設定を探し、適当に変える。ボールド&アンダーラインとか。
ボールド表示で桁がズレる件
Editor 画面の BOLD 表示はボールドなので横にズレていくが、 インデントがわかりにくくなったりして不便なケースがある。 こういう時は JStyle プラグインを試してみるとよい。
Preferences → General → JStyle で 「太字を通常文字と同じ幅で表示する」ようにする。
このプラグインは TAB や改行を可視化してくれるので、大変便利である。
ドットファイルが見えない件
どのバージョンからか、.classpath や .project がデフォルトで表示されなくなった。 「リソース」ビューでは全部見えてほしいので、カスタマイズして対応する。
「Project Explorer」の右側にある、左右矢印アイコンの そのまた隣の「▽」をクリックし、「Customize View」を選択。 フィルタとして「.* resources」のチェックが入っているので、このチェックを外す。
スペルチェックがウザい件
どのバージョンからか、デフォルトで Spell Check がかかるようになった。 「Dao」とかもひっかかってしまうレベルなので、到底実用にはまだまだ。 辞書を育てればいいのでは? と言われるかもしれないが、そんなモンをじっくりと育てているヒマなどない。
Window → Preferences → General → Editors → Text Editors → Spelling で Enable spell checking のチェックを外す。