kterm を使う

termcap の変更対応

割と最近(いつだよ)の ports 版では termcap の修正が入っているので、 vi や less の終了時に、前の状態にちゃんと戻るようになっている。 この behavior が気に入らないひとは(私だ)、 termcap を修正するのが正しい解決方法。

# vi /usr/share/misc/termcap
kterm|kterm kanji terminal emulator (X window system):\
        :hs:es:ts=\E[?E\E[?%i%dT:fs=\E[?F:ds=\E[?H:\
        :KJ:sc=\E7:rc=\E8:cs=\E[%i%d;%dr:TY=ascii:\
        :eA@:as=\E(0:ae=\E(B:tc=xterm-r6:
↓
        :eA@:as=\E(0:ae=\E(B:ti@:te@:tc=xterm-r6:
# cap_mkdb /usr/share/misc/termcap

しかし、この修正だと (そのマシンでは) 恒久的にそうなってしまうので、 一時的に変更したい場合には -tn vt100 などとするのが楽である。

console を開けるようにする

/etc/fbtab を編集し、 /dev/console の行のコメントを外して有効にする。 これで -C が有効になるはずである。

リソース設定でホイールなど

リソース定義でけっこうなことができる。以下は実際に使っている私のリソースから。 Shift-Space を kinput2 のトグルにし、 Shift-←→ で 1行づつ上下スクロール、Ctrl-←→ で 半画面づつ上下スクロール、 マウスホイールでも 1行づつ上下スクロール、Alt-V で セレクションのペースト を行うようにしている。

KTerm*VT100.Translations: #override \
    Shift <Key> space:  begin-conversion(_JAPANESE_CONVERSION) \n\
    Shift <Key> Left:   scroll-back(1,line)                    \n\
    Ctrl  <Key> Left:   scroll-back(1,halfpage)                \n\
    Shift <Key> Right:  scroll-forw(1,line)                    \n\
    Ctrl  <Key> Right:  scroll-forw(1,halfpage)                \n\
    <Btn4Down>: scroll-back(1)                \n\
    <Btn5Down>: scroll-forw(1)                \n\
    Meta <Btn4Down>:    scroll-back(1,halfpage)                \n\
    Meta <Btn5Down>:    scroll-forw(1,halfpage)                \n\
    Meta  <Key> v:      insert-selection(PRIMARY, CUT_BUFFER0)
[$Revision: 1.5 $ $Date: 2008.02.02 12:51:32 $]
[EOF]