アーカイバを使う

ここで言うアーカイバとはファイルをまとめるツールのこと。 圧縮機能についてはアーカイバの範疇ではないという向きもあるが、 このメモではいっしょくたに扱っている。 厳密な分離が必要ならここは読むな。

lha

なつかしの lha。 archivers/lha にある。

作成
% lha a archive.lzh element1.file element2.file
確認
% lha v archive.lzh
展開
% lha x archive.lzh

zip

zip は zip と unzip の 2 つのパッケージで提供されている。 それぞれ、archivers/zip および archives/unzip にある。 両方とも PKware 互換の Info-ZIP である。 unzip には zipinfo も同梱されている。

zip フォーマットはファイル作成時にパスワードをかけることができる。 対話型で処理する場合は -e を指定、バッチで処理する場合は -P でパスワードを与える。

作成
% zip             -e newfile.zip element.file
% zip -P password -e newfile.zip element.file
確認
% zipinfo some.zip
展開
% unzip some.zip

tar

よく「わからない」と尋ねられる書き方についてサンプルを書いておく。

tar を使ったコピー
% tar cf - d | tar xf - -C /some/where
% tar cf - d | (cd /some/whehe; tar xvf - )
tar と bzip2 を使ってバックアップ
% tar cf - d | bzip2 -9 > /some/where/d.tar.bz2
% tar cf - d | bzip2 -9 | ssh user@host 'cat > /some/where/d.tar.bz2'
[$Revision: 1.3 $ $Date: 2006.03.13 04:03:55 $]
[EOF]