クリーンインストールを伴う更新

2005.05、ようやく 5.系 も安定…というかいい感じに仕上ってきたっぽいし、 新しいディスクも調達できたので、 クリーンインストールしつつ OS を更新することにした。 以下はその作業ログである。

公開する前にもうちょっとなんとか体裁くらいは整えようと考えていたが、 結局のところ、やったことを単純に時系列に書いて行くのが のちのち一番便利な気がするので、ログ自体はあえて全部ただの pre で書く。

一応作業しながら番号は振ったのだが、いい加減だったりパラレル作業だったりするので まったくこの通り時系列であったと断言できないところもまた情けない。

さて、作業ポリシー(設定プライオリティ)としては、

  1. 日本語テキストの読み書き、X11。
  2. ネットワーク疎通とメイルのやりとり。
  3. サーバとしての仕込み、Web Browsing。
  4. 過去の資産等、特殊なファイルの読み書き。
  5. 過去の資産に対する検索データベースの設定。
  6. 生活の楽しみ。静止画、音楽、動画、ゲームなど。
  7. 特殊条件下で使用するための設定。emulator 用 nat等。

…という順序を考えていたのだが、必ずしもそうなってないところが ダサい…人間味のあるところだ。



1)
  ACPI 切って APM 運転のテスト。
    この状態でも sysctl で hw.acpi.thermal.tz0 が拾える。
    値が信用できるかどうかは別だし、どこを測温しているのかも不明。
    shutdown -p now で電源断を確認。
    サスペンド:Fn+F4 バックライト点いたまま切れる。恐い。
    ハイバネ :Fn+F12 利かない。apm -z 利かない。
    apmd が上がってなかったので手動で上げたが、それでもダメなものはダメだった。
    結局のところ APM は設定では自動で有効にはせず、ACPI で運用することにする。
    この状態(hint.apm.0.disabled="1")でも apm コマンド自体は使えるらしい。

2)
  サウンド
    kldload snd_driver で ICH3 に感あり。
    loader.conf に snd_ich_load="YES" で良さゲ。

3)
  キーマップ
    とりあえず USA CapsLock->Ctrl (us.pc-ctrl) を選択。あとでいじろう。
    後日談:旧ディスクからカスタマイズ済みの us.unix2.kbd を救出。
    /etc/rc.conf に keymap="us.unix2" を追記。
    再起動するのはばかばかしいので
    # kbdcontrol < /dev/ttyv0 -l us.unix2
    やはり、キーマップは慣れ親しんだものが良い。

4)
  スピーカ
    kldload speaker
    cd /usr/src/games/morse && make
    ./morse -p sos
    make clean
    良し。ちゃんと鳴ったので、speaker_load="YES" を loader.conf に記入。
    一般ユーザでも鳴らせると楽しいと考える。
    chmod 664 /dev/speaker
    /etc/apmd.conf を参考に、echo T250L8CE-GE-C >/dev/speaker などとして楽しむ。

5)
  ramdisk
    mkdir /ram
    mount_mfs -s262144 md /ram
    mount コマンドで確認すると、ちゃんとマウントされている。
    これを fstab に書く。
    md /ram mfs rw,nosuid,nodev,-s262144
    これで reboot してみる。OK。

6)
  USB マウス@コンソール
    挿す。動く。OK。
    奥ポートも右ポートもOKだった。

7)
  IBM Memory Key
    挿す。da0 で認識する。
    mount_msdosfs /dev/da0s1 /mnt
    使用可能。
  Gundum Memory Key
    同上
  後日談
  4.x 系ではいろいろ工夫しないと認識しなかったり、認識しても unmount まで
  異様に時間がかかったり(timeout 待ち)していて不愉快だったが、5.x 系では
  こんなに簡単に使えるのか。もっと早く 5.x 系に引っ越しておけばよかった。
  ちょっと気に入ってしまったので、fstab にエントリを追加して
  /dev/da0s1 /usbkey msdosfs rw,noauto,-L=ja_JP.eucJP,-D=CP932 0 0
  マウントポイントも作っておいた。
  mkdir /usbkey
  chmod 777 /usbkey
  chown takeo /usbkey

8)
  DOS partition
    mount_msdosfs /dev/ad0s1 /mnt
    使用可能。

9)
  CLIE TJ25
    結線しても反応なし。む?ケーブル壊れか?
    kldload uvisor としても反応なし。
    CLIE の電源 OFF/ON も反応なし。
    HotSync を CLIE 側から敢行したところ、ugen が反応してくれた。
    結論としては、まだ、ということらしい。

10)
  ネットワーキング
    /stand/sysinstall から fxp0 にアドレスを固定設定。
    とりあえず ipv6 と DHCP は使わないことにしておく。
    cd /etc && sh netstart で割り当てを行い、
    ifconfig -a で確認。

11)
  xorg.conf
    4-STABLE の設定ファイルをそのまま持ってくる。使えるはずだ。
    一般ユーザで startx。そのまま使えた。OK。
    twm 久しぶり〜。
    render のかかった右上の小さな xclock は出てくるのにしばらく時間がかかった。
    この新しい xclock は -update 1 すると秒針に針がついて何か嫌なので、
    調べてみた。man を一読して最初は -sharp かな、と思ったが、全くハズレで
    ぜんぜんイケてない状態になってビビる。
    -norender して昔ながらの face を拝んで安心した。
  各種フォント
    旧ディスクから ttf ファイルを ~/.fonts に集める。

12)
  旧ディスクのマウント
    Ultra Base に突っ込んで起動したところ、ad2 として認識した。
    disklabel /dev/ad2s2 および /dev/ad2s3 でラベルを確認の上、
    mkdir /old
    mkdir /oldopt
    mount -oro /dev/ad2s2a /old
    mount -oro /dev/ad2s3e /oldopt
    問題なし。旧 DOS 領域についても
    mount -oro -t msdosfs /dev/ad2s1 /mnt
    で無事に mount できた。
    ja_msdosfs を入れようと思って Makefile を見たところ、
    "is included in the base system." ええぇぇ超格好イイじゃん
    ということでググってみたところ、あっさりと
    mount_msdosfs -oro  -L ja_JP.eucJP -D CP932 /dev/ad2s1 /mnt
    こんな感じで mount 成功。

13)
  screen
    ports から何もヒネらずに make install clean
    旧ディスクから .screenrc を $HOME にコピー。

14)
  Canna
    ports から何もヒネらずに make install clean
    rc.conf に 以下2行を追加。
    canna_enable="YES"
    canna_flags="-u bin -inet"
    旧ディスクより、.canna を $HOME にコピー。
    旧ディスクより、myroman.cbp を $HOME/lib にコピー。
    /usr/local/etc/rc.d/canna.sh start でデーモンを起動し、
    nvi にて変換の確認を行う。良さゲに見える。

15)
  kinput2-canna
    ports から何もヒネらずに make install clean
  kterm
    ports から何もヒネらずに make install clean

  ebview
    -gtk2 のほうがバージョンが新しいので、こちらを選択。
    やはり、楽しい Gnome 関連のビルドが始まった。…終わらない…眠い…
    ~/.gtkrc-2.0 および ~/.fonts.conf を 旧ディスクから $HOME へサルベージ
    フォントがダサいのはあとでなんとかしよう。とりあえず起動は成功。

16)
  nvi
    旧ディスクより、patch-za と patch-zz を editors/nvi-m17n/files/ に配置
    あとはヒネりなし。make install clean
    旧ディスクから .nexrc を $HOME にコピー。
    とりあえずの繋ぎとして、$HOME/.cshrc に alias vi /usr/local/bin/nvi を追加。
    同ファイルにて EDITOR に /usr/local/bin/nvi を設定。

17)
  /etc/aliases の修正
    root 宛てを takeo 宛てに変更して newaliases

18)
  cannadic
    Canna を停止してから、ports から何もヒネらずに make install clean
    cd /usr/local/share/canna/dic/canna
    Canna 起動。…だけではダメだった。
    cp dics.dir dics.dir.orig
    cat dics.dir.gpl_canna >> dics.dir
    /usr/local/etc/rc.d/canna.sh stop
    /usr/local/etc/rc.d/canna.sh start

19)
  俺辞書
    mkdic takeo
    mkdic katakana
    旧ディスクの catdic したファイルを元に、
    addwords -l cannadic.takeo.txt takeo
    addwords -l cannadic.katakana.txt katakana
    nvi にて、ちゃんと見えていることを確認。OK。

20)
  jless / nkf / qkc
    ports から何もヒネらずに make install clean
    環境変数の類は zsh を入れてから考えることにして、
    繋ぎシェルの csh では設定しない。
  jman
    ports から何もヒネらずに make install clean

21)
  zsh+euc_hack
    ports から何もヒネらずに make install clean

22)
  俺設定
    歴史的事情により /opt があることを前提にいろいろと便利な機能を書いている。
    が、今回はディスクの切り方として独立した /opt がないので、
    /usr/local/data/opt/ を切って、これに向くシンボリックリンクを
    /opt として作成する。シェルの設定ファイルが欲しいので、まずは旧ディスクの
    /opt/cvsroot/ をここに移行する。
    続いて作業ディレクトリを取り出し、$HOME にばら撒く。
    今まで繋ぎで使っていたファイルも、消して取り直す。
    cvs -d /opt/cvsroot checkout FreeBSD
    mv FreeBSD/settings/CVS $HOME
    rm .canna .screenrc .cshrc .nexrc
    cvs -q update -d -P
    zsh を起動し、そこそこ確認する。
    chsh にて、ログインシェルを /usr/local/bin/zsh に変更する。
    全部いったん exit して、ログインし直す。
    旧ディスクから、cvs に入れてないローカル設定をコピーしてきて reload かける。

23)
  make.conf の移行
    そのまま上書きすると汚れるので、ちょっとづつ移行することにする。
    とりあえず CPUTYPE?=i386 と PERL の設定、および インストール簡略化のための
    MASTER_SITE_OVERRIDE だけ入れておく。

24)
  linprocfs
    インストーラに linux_base-8 を入れてもらっていたはずだが、
    /compat/linux/proc が存在しないという変な状態のため、
    linprocfs が mount できない。よって、入れなおすことにする。
    pkg_delete で削除し、ports から何のヒネりもなく入れるものとする。
    入れたところ、正しく /compat/linux/proc が作成され、fstab に書いた通り
    linprocfs が mount できた。
    linprocfs       /compat/linux/proc      linprocfs       rw      0       0

25)
  俺データ
    $HOME の可視ディレクトリはそのまま tar で移行する。
    dot ファイルは吸い上げるだけ吸い上げておき、必要に応じて展開するものとする。
  $HOME じゃない俺データ
    古い /opt/ は 新しい /opt/ へ tar でコピー。
    /usr/local/data 以下も tar でコピー。/usr/local/data へ。
    /usr/local/src も tar でコピー。 /usr/local/data/src へ。
  旧ディスクから crontab をコピペ
  旧ディスクから /tmp/radio をコピー

  旧マシン設定ファイル
    /etc/ にあったファイルは /tmp/old/etc/ に吸い上げておく。
      fstab
      rc.conf resolv.conf services inetd.conf
      make.conf qemu-ifup
      ppp/ppp.conf
      pccard.conf

26)
  fetchmail
    ports から何もヒネらずに make install clean
    chmod 4755 /usr/libexec/mail.local
    無事取得を確認。
    メイルの取得を確認してしまったということは、つまり、
    もう簡単には元に戻れないということだ。Go Ahead.
  mh
    ports から何もヒネらずに make install clean

27)
  compat4x
    ports から何もヒネらずに make install clean
    ちなみに misc の下にあった。

  mnews
    compat4x を投入したらそのまま動いた。OK!?
  rc.conf
    すっかり忘れていたが、sendmail 関係の変数を rc.conf に設定。
    sendmail_enable="NO"
    sendmail_outbound_enable="NO"
    sendmail_msp_queue_enable="NO"
    これで、sendmail_submit_enable (localhost-only MTA) だけ生き残るはず。

28)
  mpg123
    make.conf に設定加筆の上、ports から make install clean。
    まだ gnome が入っていないので -esound がつかない。
    gnome が入ったら、またリビルドしよう。
  gogo / wavplay
    ports から何もヒネらずに make install clean

29)
  dnsmasq
    ports から何もヒネらずに make install clean

30)
  w3m
    入れるものが japanese/w3m であることに留意して、
    ports から何もヒネらずに make install clean
    .w3m は旧ディスクからコピー。

31)
  jcode.pl
    ports から何もヒネらずに make install clean

32)
  namazu関連
    ports から何もヒネらずに make install clean
    旧ディスクから mknmzrc をコピー。
    メイルの全文検索インデックスを cron で作ってみる。
    自分ドキュメントのインデックス作成スクリプトを旧ディスクからサルベージ。
    インデックスを作ってみる。
    マニュアル類のインデックスは後日会社にて作成する。
    cgi-bin/namazu 下はそのまま旧ディスクから移行し、namazu.cgi のみ
    /usr/local/libexec/namazu.cgi で上書きコピーする。

33)
  辞書データ
    旧DOS領域の辞書データを /opt/dic にコピー
    旧share 内の辞書データは、英辞郎と和英辞郎はそのままコピー
    以下はビルドしなおし。
    vera-fpw / fumeikai-fpw / jargon-fpw / ryaku-fpw / wdic-fpw
    eijiro-fpw および waeijiro-fpw も後日(81 入手後) ビルドしなおし。

34)
  ndtpd
    どこに行ったか、探してしまった。japanese/ebnetd に発見。
    ports から何もヒネらずに make install clean
    install の最後の部分で services の変更を問われたので、
    お任せでお願いした。
    /etc/rc.conf に ndtpd_enable="YES" を追加する。
    /usr/local/etc/ebnetd.conf に設定をモリモリ書きこみ、
    ndtpcheck でチェックした後
    chmod 777 /var/run/ebnetd
    /usr/local/etc/rc.d/ebnetd.sh start で起動。
  ndtpc
    本家さんを見に行ったら新しいのがあったので落とす。
    一般ユーザで make して su して make install
    ヒネるところはなし。以前使っていたスクリプトが
    そのまま(nvi の中から)使えることを確認。

34.5)
  ImageMagick
    旧ディスクより make.conf の内容をコピペしてビルド。
    特に悩むところなし。

35)
  gqmpeg
    japanese のものを入れること。
    Makefile を覗いてみるとなにやらありそうなので、
    旧ディスクの make.conf からコピペ。
    あとは make install clean。
    旧ディスクから .gtkrc を $HOME に救出。

36)
  /etc/fbtab の console の行をコメントアウトしてログアウト・ログイン。
  kterm で -C が効くことを確認。

37)
  旧ディスクからのファイル探しにたまに使うので、locate データベースの更新。
  cd /etc/periodic/weekly/
  sh 310.locate

38)
  cvsup
    ports から何もヒネらずに make install clean
    without-gui にしよかどうか迷ったが、大して変わらん!と決断。

39)
  stunnel
    ports から何もヒネらずに make install clean
    旧ディスクから ~/.ssh をサルベージ
    fwpierce は既存の $HOME/bin/ のものが使えると想定(未テスト)
    鍵は作り直す。今度のパスフレーズは何にしようかな。
    ssh-keygen -t dsa
    ちょっと恥ずかしいパスフレーズにしてみた。絶対口外しないように。

40)
  mkisofs(cdrtools)
    cdrtools-cjk を投入。
    ports から何もヒネらずに make install clean

41)
  xengine
    何のヒネりもなく ports から make install clean
    2950 くらい。

42)
  aumix
    ports から何もヒネらずに make install clean

43)
  mplayer
    make.conf に旧ディスクから仕込みをコピペして
    -skins だけ cvsweb から tarball で port を落としてビルド。

44)
  wmzcalock
    ソースを展開し、CFLAGS に -I/usr/X11R6/include を追加し、
    -O3 を -O に落として make。動作を確認して su して
    cp wmzcalock /usr/local/bin
    strip /usr/local/bin/wmzcalock

45)
  enfle
    ヒネらずにビルドしようとしたら Broken と言われてショック。
    ports 最新 tree 上では fix されているものを発見したので、
    port skelton を tar で落してきてビルド。

46)
  rsync
    ports から何もヒネらずに make install clean

47)
  ssh_askpass_gtk2
    ports から何もヒネらずに make install clean
    SSH_ASKPASS="ssh-askpass-gtk2"
    export SSH_ASKPASS
    を .xinitrc に追加し、古い identity および id_rsa を退避して
    ssh-add が動作することを確認。

48)
  帰宅後。ports ツリーを cvsup 。
  supfile は 旧ディスクからサルベージして自宅マシンに向ける。
  cvsup supfile-home
  cd /usr/ports
  make fetchindex
  で、portsdb かけようと思ったら、まだ portupgrade が入ってなかった。

49)
  portupgrade
    ports から何もヒネらずに make install clean
    とりあえず portsdb -u して portversion -c で確認
    うげぇ。いきなり X が上がってるじゃないか…

50)
  xbatt を投入。
  まだ WindowMaker を入れてないので twm 生活が続いている。

51)
  sudo
    ネットワーク切替え作業が多くなってきたので
    投入する。これも ports から何もヒネらずに make install clean
    sudoers は旧ディスクからサルベージ

51.5)
  旧ディスクから吸い上げた distfiles とのマージを行い、
  これからゲットするものはそちらに行くようにリンクを貼る。

52)
  anonymous FTP
    インストール時に anonymous FTP を有効にしていたので、基本的な
    設定は既にできている。あとは、旧ディスクから吸い上げたところが
    chroot 先になるように root にて vipw で変更し、とりあえず
    接続してみて確認する。

53)
  JDK
    必要なファイルを先に集めておくことが肝心。
    あとは ports から何もヒネらずに make install clean

54)
    cvsup 後のインストールなので、カブりがないかどうか pkgdb -F しておく。
    このあともそうするのは嫌なので、stunnel / win32-codecs / mplayer を
    除外して portversion のお告げに従い portupgrade する。

55)
  FireFox
    java を先に入れているので、このプラグインが活きることを期待して
    ports からビルド。config オプションは XFT を切って SMB と NEWTAB を入れる。
    旧ディスクから .mozilla/firefox/hogehoge/chrome/userContent.css および
    userChrome.css をコピー。

56)
  ochusha
    いまだに ports ツリーに入ってないらしい。tar 玉を旧ディスクから吸い出して
    japanese の下に展開してビルド。
    FireFox のビルドを追い越してしまったので、make clean はちょっと待て。
    設定とキャッシュ(~/.ochusha)は旧ディスクからサルベージ。
    引継ぎ成功を確認。

57)
  wmbattery / wmmon
    ports から何もヒネらずに make install clean

58)
  mplusfonts
    ports から何もヒネらずに make install clean

59)
  Apache (proxy)
    1.3.33 を落してきて展開。
    ./configure --enable-module=so --enable-module=proxy
    make
    make install
    cd /usr/local/apache/conf
    mv httpd.conf httpd.conf.save
    ln -s /home/takeo/etc/current/httpd.conf httpd.conf
    /usr/local/apache/bin/apachectl start
    ※ libphp4 とか書いてあった部分は、まだ入れてないのでコメントアウト。
    過去のアクセスログをコピー。
    過去の index.html をコピー。ここに既に anchor を張っているので、
    標準ドキュメント(ハンドブック、FAQなどなど)を document root 以下から
    シンボリックリンクを貼って処理。

  Samba
     [X] MSDFS    With MSDFS support
     [X] SMBSH    With Smbsh and smbwrapper
     2つだけ入れてビルド。
     smb.conf と smbpasswd を旧ディスクからパチって来て終わり。

60)
  GImageView
    ports から何もヒネらずに make install clean

61)
  WindowMaker
    ports にて WM_LINGUAS を入れて make configure まで。
    ついでに ~/.cvspass を 旧ディスクからサルベージして cvs から update。
    でも面倒なので
    http://www5f.biglobe.ne.jp/~sempreff/WindowMaker/wmaker0910ja.tar.bz2
    から自作カタログを落す。
    cd /usr/ports/x11-wm/windowmaker/work
    tar xvfj wmaker0910ja.tar.bz2
    vi src/wconfig.h
    MINIATURIZE_ANIMATION_DELAY_T と MINIATURIZE_ANIMATION_DELAY_F を
    MINIATURIZE_ANIMATION_DELAY_Z と同じく 10000 にする。
    cd /usr/ports/x11-wm/windowmaker
    make install
    起動を確認して、make clean

62)
  pclock / wmdrawer / wmbiff / wmMoonclock
    ports から何もヒネらずに make install clean

63)
  wmnet
    ports から何もヒネらずに make install clean
    やっぱりちゃんと描画できてないことを確認。
    files/ から 2004/08/18 のファイルを削除。
    make clean
    make deinstall
    make install clean

64)
  wmrecord
    ports から何もヒネらずに make install clean

65)
  gtkdiff
    ports から何もヒネらずに make install clean
    .gnome/gtkdiff と .gtkdiffrc を 旧ディスクからサルベージ

66)
  xdkcal
    tar xfz xdkcal-0.9d.tar.gz
    cd xdkcal-0.9d
    gzcat ../xdkcal-0.9d-patch | patch -p1
    gzcat ../xdkcal-0.9d-patch2 | patch -p1
    gzcat ../xdkcal-0.9d-fbsd-patch | patch -p1
    gzcat ../xdkcal-0.9d-takeo-patch | patch -p1
    gzcat ../xdkcal-0.9d-takeo-patch2 | patch -p1
    ./configure
    vi xdkcal.c
      short_usage() の継続行を \ でつなぐ
    make
    su
    make install

67)
  zphoto
    ports から何もヒネらずに make install clean
    …としたら、qt やら SDL やらいろいろと重いものを作り始めた…

68)
  TightVNC
    zphoto 作成中だったが緊急の用件で急遽作成することに。
    ports から何もヒネらずに make install clean

69)
    この時点で portversion -c してひっかかったものを全て portupgrade

70)
  ltmdm
    ports から何もヒネらずに make install clean

71)
  gimp
    ports から何もヒネらずに make install clean

72)
  flash (linuxpluginwrapper)
    ports から何もヒネらずに make install clean
    AcrobatReader へ。完了後、続行。
    /etc/libmap.conf に Flash6 with Mozilla のエントリだけ入れて、
    FireFox を再起動。about:plugins および tenki.jp で確認。良好。

73)
  AcrobatReader
    linuxpluginwrapper を ports から何もヒネらずに make install clean
    …しようと思ったが、AdobeReader_enu-7 で manually fetch が出た。
    AdobeReader_enu-7.0.0-1.i386.rpm というファイルが必要らしいが、
    Adobe の ftp サイトにもありゃしない。困った。 ftp サイトには
    7.0.0-2 なる物体がある。1つ前の版くらい置いておいてくれ。>Adobe
    こうなれば仕方がないので、distinfo だけ書き換えてうまくいくかどうか
    試してみることにする。うまくいかなかった。Makefile にもファイル名が
    ハードコードされているので、ここも -2 に直してトライ。
    すると、インストールはできた。動くかどうかはわからない。
    給与明細でトライしてみたところ、起動はできたので、日本語フォントの
    投入をトライしてみる。
    5.x の日本語フォント
    ftp://ftp.adobe.com/pub/adobe/acrobatreader/unix/5.x/jpnfont.tar.gz
    を落して、作業ディレクトリに展開しておく。この中に含まれる LANGCOM.TAR を
    /compat/linux/usr/local/Adobe/Acrobat7.0/Resource/CMap
    で展開する。また、LANGJPN.TAR を
    /compat/linux/usr/local/Adobe/Acrobat7.0/Resource/Font
    で展開する。さらに、4.x の日本語フォント
    ftp://ftp.adobe.com/pub/adobe/acrobatreader/unix/4.x/jpnfont.tar.gz
    を落して作業ディレクトリに展開し、この中に含まれる LANGJPN.TAR を
    /compat/linux/usr/local/Adobe/Acrobat7.0/Resource/Font
    で展開する。これで、日本語表示ができた。しおりの日本語も見られる。
    OKだ。
    参考:
    http://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/linuxtips/720acrobat7.html
    http://robotics.naist.jp/~juniti-i/pukiwiki-1.4.4/index.php?Tech%2FApplicationTips

74)
  ant
    ports から何もヒネらずに make install clean

75)
  marumojiフォント
    ports から何もヒネらずに make install clean
    FireFox のフォントを misc-marumoji で 14pt に設定。
    ケバい系の文字が一部混入しているが、おいおい直そう。

76)
  fluxbox
    ports から何もヒネらずに make install clean

77)
  Sylpheed
    ports から何もヒネらずに make install clean
    ~/.sylpheed を 旧ディスクからサルベージ

78)
  global
    ports から何もヒネらずに make install clean

79)
  Eclipse
    入れようと思ったら broken だった。何だとぅ。
    ports の cvs を 見てみたら、11 時間前に unbroken されている。
    これだけ tar 玉で落してビルド。途中 Python の config は ipv6 を外す。

80)
  gmp3te
    さだまさしのアルバム2枚を自宅マシンで ripping して、
    これを編集するために野良ビルド。~/bin に install。
    tar で解凍して make してできたバイナリを strip して cp するだけ。

81)
  fd
    ports から何もヒネらずに make install clean

81)
  OpenOffice
    maho さん作成の 5.3 用のパッケージを落してきて pkg_add 。
    kochi-ttfonts が無ぇ、と怒られたので、追加してリトライ。
    openoffice-1.1.4 で起動してセットアップを呼び出し、
    「ワークステーションインストール」を選択。
    インストールディレクトリには /home/takeo/.OOorg114 を指定。
    scalc を起動してみて、ファイル選択ダイアログなどでも日本語が
    ちゃんと使えるので感動。

82)
  acron
    ports から何もヒネらずに make install clean

83)
  tosha / dagrab / cdparanoia
    ports から何もヒネらずに make install clean

84)
  cvsup-mirror
    group に 2つ追加
    cvsup:*:1234:
    cvsupin:*:4321:
    ユーザも2つ追加
Username: cvsup
Full name: CVSup Daemon
Uid (Leave empty for default): 1234
Login group [cvsup]:
Login group is cvsup. Invite cvsup into other groups? []:
Login class [default]:
Shell (sh csh tcsh zsh rzsh fdsh nologin) [sh]: nologin
Home directory [/home/cvsup]: /nonexistent
Use password-based authentication? [yes]: no
Lock out the account after creation? [no]: no
Username   : cvsup
Password   : <disabled>
Full Name  : CVSup Daemon
Uid        : 1234
Class      :
Groups     : cvsup
Home       : /nonexistent
Shell      : /usr/sbin/nologin
Locked     : no
OK? (yes/no): yes
adduser: INFO: Successfully added (cvsup) to the user database.
Add another user? (yes/no): yes
Username: cvsupin
Full name: CVSup Client
Uid [1235]: 4321
Login group [cvsupin]:
Login group is cvsupin. Invite cvsupin into other groups? []:
Login class [default]:
Shell (sh csh tcsh zsh rzsh fdsh nologin) [sh]: nologin
Home directory [//cvsupin]: /home/cvsupin
Use password-based authentication? [no]:
Lock out the account after creation? [no]:
Username   : cvsupin
Password   : <disabled>
Full Name  : CVSup Client
Uid        : 4321
Class      :
Groups     : cvsupin
Home       : /home/cvsupin
Shell      : /usr/sbin/nologin
Locked     : no
OK? (yes/no): yes
adduser: INFO: Successfully added (cvsupin) to the user database.
Add another user? (yes/no): no
Goodbye!
    準備完了。ports にて make install clean
    Master site for your updates [cvsup-master.freebsd.org]? kasumi
    How many hours between updates of your files [1]? 24
    Do you wish to mirror the main source repository [y]? y
    Where would you like to put it [/home/ncvs]? /opt/ncvs
    Do you wish to mirror the installed World Wide Web data [y]? n
    Do you wish to mirror the GNATS bug tracking database [y]? n
    Do you wish to mirror the mailing list archive [y]? n
    Unique unprivileged user ID for running the client [cvsupin]?
    Unique unprivileged group ID for running the client [cvsupin]?
    Unique unprivileged user ID for running the server [cvsup]?
    Unique unprivileged group ID for running the server [cvsup]?
    Syslog facility for the server log [daemon]?
    Maximum simultaneous client connections [8]?
    これで install が走る。
      Fixing ownerships and modes in /opt/ncvs ...
    が長い。そりゃそうか。これを待っている間に
    /etc/crontab に 05:00 で設定。
    00      5       *       *       *       root    /usr/local/etc/cvsup/update.sh
    …としておいたら、
    Would you like me to set up the syslog logging [y]? y
    の後で
    It looks like your crontab is already set up, so I'll use that.
    と出てくれた。OK。cron とは別に、とりあえず手動でカマしておく。
    動作良好だ。でも、やはり eclipse の Makefile は古かった。
    やはり更新時刻が直近半日程度のものを追いかけるには本家に当たるしかないか。

85)
  jfconv
    ports から何もヒネらずに make install clean

86)
  ctwm
    ports から何もヒネらずに make install clean

87)
  GnomeICU
    ports から gnomeicu2 を何もヒネらずに make install clean
    起動してみたら「GnomeICU のために適切な配置キーをインストールされないことを
    検知したので、このダイアログに達しました。(中略)
    プログラムは今閉じるでしょう」とのたまう恰好イイOKダイアログが出現し、
    OKを押すと閉じる。ガッデム。
    …数日後起動してみたところ、別に問題なく起動できた。何だ?

88)
  cvsweb
    基本的にコピー。…だけでは動かなかった。最終的には、
    cvsweb.cgi の -T を取って動作を確認。

89)
  shinonome / alias-fonts
    ports から何もヒネらずに make install clean

90)
  opera6
    旧ディスクから吸い出して展開し、install.sh でインストール。
    .opera もそのまま旧ディスクからコピーして動作を確認。すばらしい。

91)
  actx / macopix / luna / glclock / qemu
    何のヒネりもなく ports から make install clean
    設定その他必要なものは旧ディスクからサルベージ

92)
  jerm
    最新とおぼしき 0.8093 を落してきてビルド。使えるかどうかは不明。

92)
  gtkipmsg
    バイナリも設定ファイルも旧ディスクから吸い上げ。
    あら動かないわ。libintl.so.5 が無いとのこと。
    しょうがないので gtkipmsg 0.2.6 に 026p3a.patch を当てて野良ビルド。

93)
  mlterm
    ports から何もヒネらずに make install clean

94)
  fusenshi
    ports から何もヒネらずに make install clean …しようとしたが、
    あまりにも遅いので Ctrl-C で打ち切り。
    出社後継続。インストールは成功。このアプリを使うかどうか、はまた別の話。

95)
  jman-doc
    cvsup してソースを手に入れる。…手に入れすぎだ。ポルトガル語なんか知るか。
    /usr/sup/refuse ファイルに doc/hoge* を書いて、取りすぎたものを削除。
    念のためもう一度 cvsup。正しい(余計なものが取れない)ことが確認された。
    mkdir /usr/opt && cd /usr/opt && ln -s ../doc doc
    cd /usr/ports/japanese/man-doc && make install clean
    jman で見ると末尾に 4.9 と表示されるが、
    /usr/share/man/ja/cat1/ 配下を見るとどうやらちゃんとできているらしいので
    良しとする。

96)
  tgif 忘れてた。
    ports から何もヒネらずに make install clean

97)
  jadetect/nldetect
    旧ディスクから吸い上げたソースを展開し、configure && make
    strip jadetect
    strip nldetect
    cp jadetect nldetect ~/bin

98)
  wget / aria / gwget / x2vnc
    ports から何もヒネらずに make install clean

99)
  gnuplot+
    ports から何もヒネらずに make install clean

100)
  tty 設定の直し
    /etc/ttys にて、数を減少

101)
  ppp 設定の移行
    旧ディスクから吸い上げた ppp.conf を /etc/ppp に配置
    664 しておく
    /etc/group を直接編集して takeo ユーザを dialer グループに追加
    P-in を挿したところ、sio4 として認識したので /dev/cuaa4 の存在を確認
    dialer グループで 664 になっていることを確認
    # ls -l /dev/cuaa4
    crw-rw----  1 uucp  dialer  236, 132 May 31 14:15 /dev/cuaa4
    この間まで sio2 だったので、ppp.conf を修正 /dev/cuaa4 に set device する
    /usr/sbin/ppp が network グループのもので 4770 なので
    /etc/group を直接編集して takeo ユーザを network グループに追加。
    livedoor への接続を確認。

この一連の作業で入れなかったもの(要するにたまたまプライオリティの低かったもの) は、以下の通りだ。

  PostgreSQL
  PHP
  irc
  tomcat
  gtar

一方、特に意識して入れなかったのにいつのまにやら勝手に入っていたという 不思議な物体は以下の通りだ。

  gmake  ... 何かの依存性で勝手に入った。
  unzip  ... qkc からの依存性により勝手に導入された。
  zip    ... 何かの依存性で勝手に入った。
  hi     ... ~/bin に入っていたので、何もせずそのまま続行。
  xmms   ... (何かの依存で入った。mplayer か?しかも -esound もいつのまにか...)
    スキンは(Thiefling)、プレイリスト(xmms.m3u)、設定ファイル(config) を
    旧ディスクからサルベージ。

データ移行は 旧ディスクを mount しておいて tar をぶん回す、という原始的な方法をとった。 rsync でもよかったかもしれないが、from local to local だと rsync 自身の over head が馬鹿にならないので tar を採用。

上記ログに timestamp を打っておかなかったのは残念だったが仕方がない。 結果的には、

「最低限の行動はもうできるぜ」→当日。
「データ移行を含むその他殆んどの部分も完了」→翌日。
「これで完了じゃな。あとは新規物件じゃろう」→約1週間。

という作業だった。 これを書いているのは約2ヵ月後の状態だが、実に安定しているし、5.系であることに 何度も救われたので、更新のタイミングとしてはまずまず成功だったと考えている。


[Rev: --not under control--]
[EOF]