新世界シリーズでかーなり目立つ飲み物、フリシア入り薫茶、フリシア入り珈琲。
これは果たして実在するのか!?という訳で調査開始〜 「新世界」5thのなかにこんな文章があります。 薫茶を茶碗へそそいだ。上澄に浮かんだフリシアの蕾が、渦の中でゆっくり回転している。 蕾が解れていくにしたがい、いっそう香しい蜜の匂いがたちのぼった。 まず、お茶のなかに花を浮かべることについて。 紅茶にはこのようなものが見つからなかったので… 多分中国茶の類かと思われます。 調べてみたら。〜ありましたよっ、お茶の中で咲く花! |
花茶 |
花茶とは茶葉に花の香りをつけたものや、茶葉に花びらをブレンドしたもの、
花やつぼみだけを乾燥させてお茶にしたものなど、種類は様々。
「花の香りだけ茶葉に加える」香りだけだと文章の説明と合わなくなるので違いますね…
ちなみに茉莉花茶(ジャスミン茶)もこの種類。 |
工芸茶 |
水中花のように綺麗な中国独自のお茶。
まだ歴史は20年程と浅いですが、見てよし、味よし、香りよし。
らしいです。(といいつつ私は飲んだことがありません)
茶葉は一つ一つ重ね、糸で丸く束ねられています。さらに中には花が埋め込まれています。
その蕾のような茶葉にお湯をそそぐとゆっくりと花が開くのだそ〜な…。 |
結論!!
乾燥させたフリシアを珈琲豆に混ぜたりしているので多分、花茶の一種でしょう。
工芸茶は花1つ丸ごと茶葉に包んであるので珈琲豆に混ぜる、香りをつけるということは
ありえません。(でも可能性は捨てきれないので載せておきます) |
フリシア |
一応フリシアって植物は実在するんですが。
花の色は白で同じなんですけど、草花のはずなのに本物は花木なんですよ。明らかに違うでしょう。
どうも長野さんの創作みたいです…名前が一致しただけでモデルですらないのかも。 |
薫茶 |
「薫花法」と呼ばれる製茶された茶葉に花を混ぜて香りを移す製法で造ったもの。
茶葉に乾燥させた花やつぼみを重ねることで、花の香りを茶葉につけること。
それによって作られたお茶。まあ、「花茶」と同義語です。
(とかいいつつ自分で調べただけなんで不安……。誰か間違ってたら教えて下さい) なんて文字だけで説明されてもわかにくいので後日、 写真プラス味見(実況検分)をしたいと思います…。勿論私が実験台。ヒイイ…オレンジペコとダージリンの味の 違いも判らないのに…っっ!(いやそれは紅茶のハナシ) お前のいつアップされるかわからないレポなんて待ってられんわ!という貴方には此方をオススメします↓ |