あ と が き
「恋愛大戦争」を最後までお読み頂きましてありがとうございました。
終わっちゃいまいしたねぇ〜。私としても大変感慨深く、そして寂しく、そしてよくここまで書けたなぁというのが感想です。
書き出した当初は、まだ先行きをまったく考えてなかったのですよ(笑)
なので、ちょこっと書いては停滞が続いてました。というか、こんなにたくさんの方が読んで下さり、楽しみにして頂けることが来るなんて思ってもいなかったものですから・・・(爆)
チラホラと拍手で、続きが読みたいです、おもしろいです等のメッセージを頂くことが多くなってきて、「なんでこれが?」という驚きと、「マジ進めていかないとヤバイじゃん」と慌てて真剣に考えだしたというのが本当のお話です。
皆様のお言葉というのは本当にありがたく、そして影響が大きいです。
不思議とそうすると妖精さんが見事に降りてきてくれて、私の頭の中でキャラクターたちが生きて動き出してくれました。本当にうるさいくらいに・・・(笑)
ペラペラと勝手に頭の中でしゃべりだしてくれて、「ちょっ、ちょっと待って! 今、メモるからーー」なんとことが毎日。
いいセリフたくさん言ってくれてたのに、結構忘れたのとかもあります(爆)
ストーリーも自分で読み返してみると、どうしてこうなったのかなんて、よくわかんないとこもあります。
波に乗れると、創作って楽しいものですね。
ここいらで、細かく裏話をお知らせしていこうと思いますが、この作品で書きたかったことは、とにかく一哉の隠された優しさと、一哉はこんなに良い男で良い人なんだぁぁぁと言う事です(爆)
すでに書き終えた後にでたシングルCDのコンセプト「仮面の下の激情」これを知ったときに、私も頷きました。
みんなそれぞれに仮面をかぶっているんですよねぇ。だから、私の一哉は仮面の下の優しさ。
少しでも感じとって頂けたのなら私は言う事はないです。
そしてそんな一哉のことを理解しているのが、むぎです。
でも、やはり理解はしていてもそんなところにイライラしたり不安に思ったりするのは、やはり女の子ですよねぇ。
ということで、なんだかんだと一哉を振り回す、うちのむぎです。
でも基本はらぶらぶ(爆)
むぎも一哉もとてもモテますので、やはり恋敵といいますか、間に入ってくる異性を・・・。ということで登場したのが、「デヴィッド・コーンウェル」愛称「デイジー」です。
日記でも書いたように名前のモデルは俳優の「デヴィッド・ウェンハム」氏。愛称もそのまんまです。
みなさまの中に、すでにデイジーの外見など創造して下さっているかと思いますが、いちお私も設定してます(笑)
外見のモデルはときめもGSの葉月珪君です。銀髪の葉月君だと思ってください。
といっても、私自身、銀色の髪って見たことないしよくわかんないです。でも好きなの(笑)
そして性格はこれはわかりにくいかもしれないですが、モデルはこれまたときめもGSの益田義人さんです(爆)
わからない人はすみません。
とくにデイジーのセリフでところどころに出てくる「OK」
この一言は、CDドラマで出てくるマスターさんの「OK」この一言のセリフの響きがすべてです(謎)
前半を書いていた頃は、普通にむぎに惚れていく感じでしたが途中からこれじゃおもしろくないと思いはじめました。
一哉の男としてだけではなく、一人の人間としての素晴らしさを書くのならば、男女の思いを越えても惚れてしまうという設定のほうがインパクトがあるのではないかと思いました。
讃良は基本的にBLは苦手なのですが、敢えてデイジーの感情を男女を越えた思いにしてみました。
しかし、書いていくに当たって、突然とこんな展開になってはいけないと思いまして、デイジーの感情の伏線をいかに読んでくださっている方々にさりげなく、そして決してあからさまでないように思って頂けるかと考えながら伏線をところどころに入れてみました。後で「そうじゃないかと思っていたけれど・・」というメッセージを数件頂けたので、ホッとしたのでした。
デイジーはずっとむくわれない思いに縛られていたわけですが、これがむぎによって解放されました。別れのシーンの「もう一人君がいてくれたら・・」ちょっとわかりにくいかな・・とも思いましたが、これはむぎ自身がもう一人いてくれたらという意味ではなく、デイジーにとってのむぎが現れてくれたら・・というデイジーの感情です。
少し書き進めてはみましたが、デイジーにとっての愛しい人がそのうち現れることでしょう。
アメリカになど行った事の無い、というか海外になど行った事の無い(爆)讃良がアメリカという国を書いてくのに、いろいろと情報を集めました。美術館、日本庭園のある公園などは実際にあります。
場所や風景などはフィクションですが、説明臭くなっている部分は大体事実です。まあ、やはりあんま嘘を書くわけにはいかないしね・・。あ、あと喫煙に関する法律もそのまんまのようですよ。
ただ、ホテルの階数をやたら高層にしすぎちゃったかな・・・という汗かき部分もありますが・・(笑)
無事に連載も終わってホッと虚脱感漂っております。また別のお話など書けると楽しいのですが、なにぶん文才など無いに等しいので、いつ書けるかわかりませんが、その時にはまた読んで頂けると幸せです。
感想などございましたらいつでも歓迎ですので、宜しくお願いいたします。
2005 1月 讃良
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