グスベリージャム




私が小学生の頃、祖母の家に遊びに行くと庭にグスベリーの木が植えてあり、
赤く熟した実を選んでは食べていました。 当時の記憶では、
その実は大変甘く美味しかったことを憶えています。



ある時ホームセンターへ買い物に行くと園芸コーナーにグスベリーの苗木が
置いてあるのを見つけました。懐かしさのあまり、すぐに購入し庭に植えると
翌年からは結構な実を付ける様になりました。



昔を思い出して食べて見ると予想外に甘みが無く少しボケた味がしました。
そういえば幼い時にあんなに美味しかったケーキやジュースが、いつのまにか
あまり食べたいとは思わなくなった自分に少し寂しい想いがしました。



カリンズジャムの影響を受けジャムにしてみると意外に美味しく、
少し形を残したその実は食感も良く思い掛けない出来栄えとなりました。





『グスベリージャムの作り方(レシピ)』



         グスベリの実を摘み採ります。


        (枝には棘が在るので手や指に刺さない様気を付けて下さい。)
        以前は青い実を使用していましたが、完熟した実を使った方が美味しく
        

        出来上がります。   
        水洗いし、摘み採った時に茎や葉が残ってしまうので綺麗に取り除いて下さい。


       (実のおしりに枯葉状のものが付いているので、出来るだけ取り除いて下さい。)
        鍋に移し85%前後のザラメを加えて弱火で煮詰めます。


           ※ザラメの量はお好みで増減して下さい。
       
        アクを取りながら底を焦がさない様に時々かき混ぜます。


      (あまり形を崩さない様に仕上げると食感も楽しめます。)        
        粗熱を取り小瓶に詰めて出来上がり。


        パンなどに乗せて食べるとGOOD!


        


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