2007年 さくらそうの生育状況

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2007年6月25日(月)
今朝、桜草の種子を播種しました!

 ジベレリン処理していた桜草の種子を、出勤前の早朝、播種しました。偶然にも昨年と同じ日の播種となりました。
 昨年は、育苗箱に播種専用の用土を敷き詰めて使用しましたが、発芽後の生育が芳しくなかったことから、今年は従来に戻し、プランターに播種しました。
 用土は、下部5分の3を小粒の赤玉土単用とし、その上に1cm位芝用の超小粒の赤玉土を被せ、残りの5分の1を、超小粒の赤玉土と播種専用用土を等分混ぜ合わせ、敷き詰め、その上に播種しました。
 桜草の種子は好日性なので覆土はせず、ばら撒きとして、その後、散水して土となじませ、終了しました。1週間から10日で発芽してくることと思います。
 ところで、播種したのは良いのですが、苗を育てる場所が無くなり、早く親株の葉が枯れてくれないかな〜と思っているのですが、まだまだ青々と繁って元気です。右の写真がそううなんですが、この場所を明け渡して頂かないと、栽培場所が取れません。生育が順調なのは良いのですが、早く休眠に入ってほしい…

2007年7月3日(火)
種子が萌え始めました!

 7月に入り種子が動き始めましたが、本日、根が伸びてきて間もなく双子葉が開く状態になってきました。
 種子を播種したプランターの表面を見ると、びっしりと種子が並んで発芽に向け頑張っている様子が見て取れます。
 まだ、種子が余りに小さいので、接写しても殆ど写真的に判り辛い状態ですが、一応紹介します。
 左がびっしりと並んだ種子ですが、白っぽい根が点々と散らばっているのが確認できると思います。
 右が、拡大した写真ですが、薄っすらと緑掛かって見えるのが発芽間近の桜草の種子達です。

2007年7月5日(木)
八重さくらそう種子の発芽始まる!

 一斉に発芽し始めました。写真で見る限りでは、それほど密集しているようには見えませんが、肉眼では、びっしりと双葉が開き始めた種子が眼に飛び込んできます。
 順調な発芽です。月曜からの降雨で、微細な種子が流されては困ると思い、プランターに傘を掛けておきましたが、昨日は本降りになる恐れもあったことから心配のあまり、昨晩は、テラスの屋根の下へ避難させました。
 しかし、今朝はいい天気、十分に日光に当てるため、また、晴天の(寒冷紗の下)もとに戻してやりました。
 このまま育て、本葉が2〜3枚になった頃、3.5号ビニールポットに植え替えます。

2007年7月8日(日)
本日の実生苗

 双葉がどんどん開いてきました。種子の数が多かったので、密に播種した関係から、双葉が重なっているところも見られます。
 早めに植替えした方が良いようです。

2007年7月22日(日)
梅雨が明けないですね〜!実生は順調な生育です

 太陽光が少ないせいか、いまいち成長が遅く感じますが元気に成長しています。
 密植したことも一因かもしれませんが、本葉が一枚出てきました。薄い液肥を与えましたが、もう少し量を多くして、早く植替え出来る大きさに育てたいと思います。
 右は、ようやく休眠に入りつつある親株です。今年は涼しかったせいか、まだ葉が多く残っています。

2007年7月26日(木)
日照不足ですが、実生苗は元気です

 今年の夏は猛暑、との予報は修正されつつあります。暑いの・寒いの両方だめの私としては、猛暑にならない方がいいと思っています。
 勿論、桜草にとっても同じこと。盛夏の太陽光は殺人光となりますから。
 日照不足の7月の天候ですが、かえって葉焼けもせずに、実生苗は育っています。一部、病気?か、葉の縁が枯れているのも見受けられますが、多数の苗は元気です。本葉の大きさはようやく5ミリ位の大きさになりましたが、植替える大きさにはなっていません。
 本葉が2〜3枚になり、本葉の大きさも2〜3cm以上にならないと、その後の生育が思わしくありませんので、その大きさに育つまでもう少し気長に待つことと致しましょう。

2007年8月11日(土)
実生苗の植替え準備です

 今年の実生苗の生育はどうしたわけか悪いようです。写真で見る限り、大きく育っているように見えますが、本葉2〜3枚のものでも、本葉の大きさが1cm位と小さいです。
 しかし、この猛暑では、生育するどころか、枯れる心配がありますので、植え替えることにします。
 観察日記を見ると、一昨年の植替えが8月13日でしたので、例年どおりの植替え時期と言うことになります。
 赤玉土の小粒8袋を購入しました。この猛暑の時期ですので、赤玉土8に、牛糞1、腐葉土1の割合にします。

2007年8月12日(日)
猛暑のなか、汗だくの植替えでした

 猛暑のため(37度位?)、寒冷紗の下で行った植え替えも、汗が噴き出す悪コンディション。
 プランター3個の実生苗を植え替えるのに5時間以上掛かりました。
 3.5号のビニールポットに4〜5芽を植え付けましたが、11ケース、約200ポットでしたので、800芽以上植えつけました。
 ただ、開花株まで成長するのは、6割位でしょうか?何とか開花株まで全部が育ってほしいものです。
 この中に、素晴らしい新花が潜んでいることを期待して大事に育てたいと思います。

2007年10月30日(火)
久しぶりに、近況報告です。

 すっかり、ご無沙汰をしておりました。と言うのも、その後の桜草の生育に変化は余り無かったので、省略していました。また、実生の生育状況が芳しくなく、お伝えする気も失せた事もあると思います。
 今年播種した実生苗の今朝の状況です。株の生育が遅く、葉も大きなものでは3〜4センチありますが、他の苗は1〜2センチと小さく、おそらく翌春の開花は見込めないと思います。
 どうしてこうなったのでしょうか?今年の夏の暑さ?用土を少し変え、微細土に牛糞を混ぜ込んだためか?植替え時期が早かったのか?など等、疑問が湧きますが、原因は不明です…
 どうも初心に帰ったほうが良いような気がします。実生を始めた時は、生育が良好で、苦労無く開花したのですが、回を重ねると、色々試してみたくなり、それが悪影響を及ぼしている気がしてなりません。あまりいじくらず、簡素な栽培に戻したいと思います。

2007年11月23日(金)
冬到来!しかし、実生苗は寒さに強い!

 本日午後の実生苗の状態です。育ちが悪く、翌春の開花は見込めませんが、苗は、寒さに強く、霜が降りる寒さの中、まだ青々とした本葉を付けています。
 約半数は、すっかり休眠に入りましたが、残りの株は、まだ、右の写真のように青々としています。冬に備えての栄養を蓄えるためでしょうか?本当に、桜草は寒さには強いですね。しっかりとした冬芽を作って休眠して欲しいと思います。

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