はじめ通信・冬のひろば0208 定時制高校生が、またまた新たなたたかいを展開 「君らは私立なら退学もの」発言を人権擁護委員会に提訴 ●2月4日、東京の都立定時制高校の生徒とOBで昨年結成された「定時制高校を守る生徒の会」は、昨年の10月に都の教育庁に要請に来たとき、都が直接要望を受け取ることを拒否した上に、担当課長が生徒の運動を抑圧するような暴言をはいたこととあわせて、当事者の声も聞かずに定時制高校を含む都立高校の統廃合計画を決めてしまったことは、生徒の意見表明権や学習権を侵害するものとして、東京弁護士会に人権救済の申し立てを行い、都庁で記者会見を開きました。 ●申し立てでは、 (2)同時に、昨年10月3日に最初の要請に都庁を訪問したとき、都は直接生徒からの要請を拒否した上で、事前交渉の場で、教育庁高校改革担当課長がわざわざテープレコーダーを止めさせて、高校生の自主的活動に対して、「君たちは、私立なら退学ものだよ」などと暴言を吐いた問題で、この発言が、「憲法や、子どもの権利条例に明記された子どもの意見表明権」を不当に抑圧する発言であるとして、撤回と陳謝を求めています。 ●記者会見では、代表の森菜穂子さんと、OBの近藤歩さんたちが、代理人で弁護士の児玉勇二氏とともに、これまでの経過や、今後についても、勧告だけで済ますことなく、粘り強くたたかう決意を述べていました。 ●そこで彼らの展望はいかにと、「生徒の会」のホームページを開くと、なんと・・・ などと、自分たちでも、まだ信じられない思いのようですが。 ●事がらは国際的にもまったくとんでもない教育の逆流ですから、国連でもどこでも行って大いに訴えてきてほしい。 |