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活動報告11・28 都議会文教委員会で請願・陳情の審査 ●都立大B類(夜間)廃止をやめて!小石川工業を世田谷に統合するな、病弱養護に高校を・・など大切な要望を全力で審議。 |
●11月のおしつまった28日、都議会文教委員会が開かれ、第四回定例会の議案説明と、都議選後出された請願の審議が行われました。 ●夜間学生が大勢見守る中、B類残せと主張 ●曽根都議は、「都内で18の夜間大学で公立は都立大のみ。学費は私立43万に対し、都立は24万。苦しい家庭が増えている中で貴重な存在。学生の定職持ちが少ないのは、八王子移転の影響であり、学生はバイトでかせぎながら苦労して通学している。その声を聞いているか。」と追及しました。 ●都は、学生への説明会さえB類授業中の午後六時からおこない、B類生の参加人数も把握していないことを認め、もう一度開くと約束しました。 ●曽根都議は、現学生の卒業まで夜間を残すなら時間は十分あり学生の要望を尊重し再検討すべきと訴えました。誓願は、かろうじて保留となりました。 ●小石川工業の積み上げた伝統と歴史をこわしていいのか・・・統廃合見直しを求める請願 ●都立小石川工業高校を2005年に世田谷工業に統合する計画の見直しを求める三度目の請願が出され、私は二つの点で、小石川には絶対統合できない貴重な財産があることを明かにしました。 ●小石川には都立で二校しかない建築、一校だけの土木学科があり、いま一番志望の多い建設技術者を育てる城北の貴重な高校であること。 ●宮大工の方の市民講座で納屋をつくる実習など同窓会の協力で、ほかでは考えられないレベルの授業があること。これは世田谷ではできない。 ●最後に、ある女子生徒が設計事務所を志望していたが、女子の口がなく、同窓会総出である事務所に斡旋したところ「男まさりの頑張りだ」と就職先から感謝された話題を紹介し、「こんなことが教育庁の統合でできるのか」と迫ると、担当部長は「もし統合で就職率が下がるなら、教育庁で全力で支援する」と開き直り、同窓会の協力で就職100%を維持している小石川の伝統まで守のは無理なことを事実上告白しました。 ●曽根都議は、学校の価値は、現在の姿だけでなく卒業し各分野で活躍している人々全体で支えていることを強調し、採択を主張しました。結果は保留となりました。 ●このほか、病弱養護の高等部設置の請願も保留。 ●教科書採択で、区市町村が「つくる会」教科書を選ばなかったのは反対運動に屈したせいだとして都の調査を求める陳情には、都がアンケートに続きヒアリング調査まで行うというので、曽根都議は「都の権限は教科書採択の指導までで、結果が出てしかも区市町村がどこも反対世論の影響はなかったというのに、追加調査までやるのは謁見であり干渉ではないか」と厳しく質しました。 ●都は「あくまで指導助言の範囲」などと繰り返し質問にまともに答弁できませんでした。 |