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99年8・30行財政改革特別委員会質疑(2)
財政再建プランのねらいを露骨に示した「福祉施策の新たな展開」

 そね議員は、財政再建プランに続いて出された福祉切り捨て計画「福祉施策の新たな展開」が見直し対象にあげた乳幼児医療費助成、福祉手当など11事業について質し、「前知事の『財政健全化計画』で削減しようとして、都民からも議会からも否定され、審判が下ったシルバーパス、老人医療費助成のとり上げを蒸し返すのは、都民と議会に対する挑戦だ」と厳しく批判しました。

 さらに都が、少子化対策の中心施策として拡充し、国にも制度化を要望している乳幼児医療費助成について「削減方針に転換したのは筋が通らない」と追及しました。

 また重度心身障害者手当について、財務局の成田主計部長は、「存廃を含めた見直しを指示している」ことを認めました。そね議員は「福祉の破壊は、自治体の任務を放棄するものだ。安易に削るべきではない」と批判しました。

 成田主計部長は「財政健全化計画の時より都の財政が危機的であり、あらゆる角度から再検討する」と答えました。

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