乳頭山(烏帽子岳)登山レポート(No.2) By RS500
§§ 8月2日 §§(No.1からの続き)
そして、ほぼ平坦な道になり、高山植物の生えている量も少しばかり増えてきたような気がした。
絶景の名所、千沼ヶ原(せんしょうがはら)へ続く分岐を直進し、そのまま突き出た形の頂上へと登っていく。登っている途中に
左を見ると、驚くほどの断崖絶壁があった。それでもいくらかは歩きやすく、それほど苦労せずに頂上へ到着。
意識的にこういう風に撮ったわけではないが、一応並べてみる。
1477.5mからの景色を見渡しながら、昼食を食べる。周りには何人かの登山客が来ており、同様に休憩を取っていた。秋田県側
(黒湯温泉側)から登ってきた人もいた。花もいくつか咲いており、そこには小さな蜂が群がっていた。
ご覧の通り。すごい集まりかた ついでに一枚。下に見えた沼らしきもの。よく見えない・・・
そして、後ろを振り返ると、そこにあったのは剣の形をした金属板だった。「安全祈願」と書かれてあった。
剣のみ撮影 背景と共に撮影。
しばらくして、下山開始。といっても、諸事情により千沼ヶ原への分岐を下って、千沼ヶ原で休憩した後に頂上近くまで引き
返し、そこから本格的に下山するというものだった。
長く急な下りを進み、ほぼ平坦な森林地帯に入る。前回雪で埋まっていた時と比べれば、まったくと言っていいほど変わって
いた。
そしてやっと千沼ヶ原に到着。休憩の合間を利用して、周りの風景を撮ってみた。
高山植物が点在している。なだらかな平地 沼のある風景。入りたいが湿地なので木の板になっていた
高山植物の群れ 多数の沼がある。ある本では、「神々のお田植え場」と呼んでいた
休憩を終え、頂上に戻る。そこから見えた頂上はとても高いように見えた。
頂上へ戻る途中の1枚。見えにくいが、何かの沼があったので撮影
本下山開始。疲れきった中で第1ピークにようやくたどり着いた。登りで苦戦したところだが、下りではもっと危険で、すべる場面が
何回もあった。高度も一気に減って平地となり、白沼までたどり着いた。霧が晴れていたので絶好の機会だった。
水面に風景が映って良い感じ。対岸に何かあるのだろうか
その後しばらくの間下り、630mの高度である滝ノ上温泉登山口に着いた。帰りがけに車中から、国指定の天然記念物
玄武洞を撮影。これが何年か前に崩落したのかと思わず想像してしまった。
柵越しでしかもぶれてしまった。柱状組織であることが分かる
4.全体の感想
きれいに撮影できたものが多かったのですが、肝心な場面で撮っていなかったりしたので、今後気をつけます。
毎回登山に行って感じるのですが、自然の風景は最高です。どんな人工物よりも自然のほうが何倍も上だと思います。
そんな風景を出来るだけ鮮明に記録し、皆様にお伝えできればと思います。
何はともあれ、ここまで読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。そのうち新たな登山レポートも書きますので、
ご期待ください。