乳頭山(烏帽子岳)登山レポート(No.1) By RS500
1.はじめに
今回は、私が高校で所属している登山同好会で行ってきた乳頭山(秋田県側からの名称。岩手県側からは烏帽子岳)についての
登山レポートを書きたいと思います。諸事情で執筆が遅れてしまいました。
こういう作業は慣れていないので、あまり出来のいい物とはいえないかもしれませんが、初めてということで見てやって下さい。
2.登山概要
(1) 日時 2005年8月1〜2日
(2) 利用キャンプ場 網張温泉キャンプ場
(3) 移動計画 8/1 9:00 部室集合 〜 13:30 出発 〜 17:00 網張キャンプ場到着 〜 炊事・網張温泉入浴
8/2 起床・炊事・テント片付け・キャンプ場出発 〜 6:00 滝ノ上温泉登山口到着・登山開始
〜 10:00 乳頭山頂上到着 〜 14:00 滝ノ上温泉登山口到着・登山終了 〜 18:00 宮古高校到着
3.写真付き本文
§§ 8月1日 §§
この日は9時に部室集合。あらかじめ買い出してジップロック詰めしておいた携帯食と非常食をザックに詰め、その他の持ち物も
ザックに詰め込み、ザックの重量が12〜13kgになるようにテントなどを詰めて調整し準備完了。
ほぼ予定通りに出発し、車は宮古市を過ぎて川井村へ。川井村といえばまず思い出されるのが、大峠にある、国道106号から
見える絶景スポットである。デジカメを持参した私はせっかくなのでと1枚。(ガラス越しですがご勘弁を)
そして、区界へ到着。道の駅「ビーフビレッジ区界」にて休憩。その時に撮影した、兜明神岳の写真も下に掲載。
夏の大峠。結構有名な撮影スポットである 兜明神岳。頂上からは早池峰山も見える
それから、網張温泉キャンプ場に到着。テントを張ってから夕食の米を炊き(鍋に米を入れて携帯コンロで温めるだけ)、
網張温泉へ。
湯は結構な熱さ。慣れるまで時間が・・・ 入浴後はあらかじめ目をつけておいた自販機のコーヒー牛乳を購入!!これが
また格別の美味さ!いや、ホントに。今までで一番のものじゃないかと思ってしまった。
それからキャンプ場に戻り、夕食のレトルトカレーを食べて終身。いや、就寝。
何気に周りの写真を撮ってみたり。
少し見えづらいが、管理棟の写真 使用したテントの一つ
§§ 8月2日 §§
翌日。同じテントにいる先輩と1年部員一人を我が愛機?のプロトレックのアラームで起こし、予定通りに起床。
朝食はそうめん。米と同様、鍋で炊いたのだが、固まりになってしまい、しかも一人分の量がかなり少なかったので少しばかり
残念。それからテント等の片づけをして登山口へ出発。
そして登山口到着。前回来た時に入った滝ノ上温泉を背に出発。
初めの登りを何とか抜け、白沼へ到着。行きは残念ながら霧がかかっていてあまり見えなかったが、一応撮影。
白沼。対岸が見えるのが分かる 同じく白沼。こちらのほうが見えやすいかも
白沼を過ぎた後、第1ピークへ。ほぼ岩で、結構急な坂だった。蜂が飛び交っていたので、私は意識的に姿勢を下げながら
登っていった。
そして第1ピークを通過。しばし歩いた後、見えてきたのが植物の群生地帯。前回来たときはもっと霧がかかっていて感激
し、短歌まで作ったほどだったが、今回はそうでもなかった。だが、植物が群生しているさまは素晴らしく、忘れずに撮影。
小湿地を撮影。もう少し霧がかかっていれば・・・ 同じく。少し暗くなってしまった
ここでの休憩の後、第2ピークに向けて出発。この第2ピークは、前回来たときは雪に埋もれ、我々は吹雪に巻かれながら
進んだが、今回は完全に姿を変えて植物の楽園となっていた。ピークを過ぎた後、休憩中に先生に促され植物を撮影。
ピーク上の花。名前不明。 このような花は珍しく、いかにも高山植物という感じがする
そばにあった紫色の花。このような花が一面に群生していた