明治29年(1896年)4月、子爵鍋島直彬より錆造館建物器具一式を寄付せられ、「佐賀県尋常中学校鹿島分校」が設置され、明治31年(1898年)4月、独立して「佐賀県第二尋常中学校」と称し、旧鹿島城内に校舎を設け、創立式を挙行しました(学校の歴史はこちらをごらん下さい)

 平成18年10月28日(土)、本校体育館に於いて創立110周年記念祝賀会が開催されました。
式典に先立ち、高校41回卒の石橋英城氏による記念講演が行われ、演題「いかに生きるか」〜夢を実現できる”強い人間”になろう!〜を、出席した生徒は一生懸命に聞き入っていました。

 午前10時15分。
開式のことばに続いて、国歌斉唱、物故者追悼の黙祷があり、樋口学校長からは下村湖人先生の言葉を引用しながら「知・徳・体を兼ね備えた、当たり前のことが当たり前にできる人間、公と私のバランス感覚を持ち祖国日本の発展に寄与できる人間を育成したい。」と式辞がありました。続いて古谷副教育長のご挨拶があり、来賓祝辞として同窓会の吉田会長から「本校の校門”赤門”は創立以来、この学び舎に学ぶ若人に鹿城の古の歴史を語り、無限の励まし、無限の諭し、そして希望を与えてきました。
濃緑に映る朱塗りの赤門精神は今後に於いても脈々と受け継がれ、同窓生諸氏と母校との絆を一層ふかめられていくことを願っています。」とご挨拶され、そのあと桑原鹿島市長からも祝辞を頂きました。
このあと、出席者全員で現在の校歌を斉唱して、午前11時10分、閉式となりました。
樋口学校長 式辞 吉田同窓会会長 来賓祝辞 桑原鹿島市市長 来賓挨拶
昭和39年に卒業以来、初めて校舎内に入りましたので、写真を撮ってきました。かなり変わっていたのでびっくりしました。
玄関です。 体育館です。式典開催中でした。 理科・物理棟です。3階物理室、4階生物質です。
昔ながらの講堂です。 赤門をくぐった目に前に、今でもあります。 赤門右側のヒノキがこの前の台風で倒れてしまいました。

午前9時より本校体育館で始まった記念講演、記念式典も、11時10分に滞りなく終了し、場所を嬉野温泉の和多屋別荘に移して、午後12時30分から祝賀会に入りました。
樋口学校長 教育振興会
栗林会長
今村衆議院議員 福岡鹿城会
富永 副会長
東京鹿城会
北村会長乾杯
主催者、来賓それぞれのご挨拶があり、また福岡鹿城会の富永副会長からは、来年4月に福岡で開催する「鹿島物産展」の紹介があって、東京鹿城会の北村会長の乾杯のご発声で、祝賀会となりました。
長崎岡会長より樋口校長へ労いの一杯。
「おめでとうございます。まあ、一杯」
嬉野名物「温泉湯豆腐」です。 伊勢エビは酒も飲まずに色赤く、
石橋先生お得意の「伊勢エビ」です。
現役の先生方です。 若い先生が多いのには、びっくりしました。 次は120年です。先生方、宜しくお願いします。
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