丁度、高校3年の時だろうか?
浜田省吾に、初めて接したのは、「風を感じて」だった。
しかし、カップヌードルのCMソングだったそれは、いい曲だとは思ったものの、それ以上心には残らなかった。
自分が、浜田省吾に傾斜していくのは、もう少し先。
それから、3年間が過ぎ、82年の夏。
知り合いが、「浜田省吾いいよ」と、熱っぽく語ってくれた。彼は、4月のライブに参加していた。
ちょっと、興味の涌いた僕は、レコードを手にとってみた。
「愛の世代の前に」「ON THE ROAD」などの、アルバムタイトルに、とても惹かれた。
でも、まだそこまで。
そんな時、烏丸せつ子の、「サウンドストリート」で、小倉でのライブを放送したんだ。
大きな衝撃を受けた僕は、当時まだ珍しかった「貸レコード店」を漁り、(まだ買わなかった?)「愛の世代の前に」や「ON THE ROAD」などに直に触れて、ますますのめり込んでゆくのだった。
なぜか、「浜田省吾」と「浜田金吾」が一緒のコーナーで、まだ浜省初心者の僕には、大変紛らわしかった・おまけに、浜田金吾のジャケット帯には、「浜田といえば。金吾です」などと、ケンカ売ってんのか?的なコピーが付いていた。(笑)
ニューアルバムとして初めて買ったのは、「プロミストランド」からで、そのせいか、これに、一番思いいれがある。
そんな自分の前に、浜省が11月の秋田に来るとの情報が・・・これは、行かない手は無い。
そういうわけで11月に初参加。
2800円(!)。初生省!
1曲目の「OCEAN BEAUTY〜マイ ホーム タウン」には、本当に鳥肌がたったな。
「プロミスト ランド」からの曲が中心だったが、同アルバムが11月21日発売だから、バリバリの新曲だった事になる。
地元の新聞では、「観客との熱気と熱気のキャッチボール」と評していた。まだ、2000人たらずの、県民会館が一杯でなかったけど、確かにその熱気は、大ホールのそれだったと思う。
手拍子の代わりにと、指を鳴らしながら始めた、「D.J.お願い!」は2番もあったと記憶している。残念ながら、歌詞は思い出せないけど・・・・。
パンフは買わなかった。売ってたのかなあ?
その代わり、プラスティック製のキーホルダーを買った。500円だった。初省吾グッズ(笑)まだ、ROAD&SKYが、設立前なので、あか抜けないデザイン。
知り合いが、前のツアーで買ったという、「ON THE ROAD」のトレーナーを着て参加してた。
欲しかったけど、今回は、トレーナーは売ってなかった。(涙)
セットリスト(多分?)

OCEAN BEAUTY
〜マイホーム・タウン
土曜の夜と日曜の朝
独立記念日
陽のあたる場所
モダンガール
ラストショー
恋に落ちたら
ロマンス・ブルー
DJお願い!
あばずれセブンティーン
反抗期
愛しい人へ
僕と彼女と週末に
ON THE ROAD
東京
壁に向かって
愛の世代の前に
アンコール 明日なき世代
        Hight School R&R
        君が人生の時

初めて買った♪省吾グッズ

ON THE ROAD 82 1982年11月24日 秋田県民会館

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