大小40ぐらいの島があり、約700人の人が生活していて、大きな島には、学校や教会や病院があります。
なんと、家畜も飼っているし、じゃがいもを作る畑もあるそう…。
彼らは、チチカカ湖で魚(右写真。名前は忘れた…)を捕って、プーノなどの市場へ持っていき、島でとれない野菜
などと交換したり、現金に換えたりしているそうです。
また、観光客が訪れる島では、おみやげを売ってお金を稼いでいます。
プーノの桟橋からモーターボート(観光用)に乗り、ライフジャケットを着せられ、
人がいっぱいになってから出発。
どーせなら、景色がよく見えるボート
の屋根の上へ行こうと、はしごを登って行ったら、こ・こわい…
歩くとボコボコとくぼむような床(屋根?)で、今にも足が下へ突き抜け
そう…両脇には木で作った長椅子と取って付けたような背もたれ兼
手すりのポールがあり、全体重を預けられない気分…
でも、心地よい風と景色が最高でした!
約40分ほどで目的の島へ到着。10家族が住んでいる小さな島でし た。
ボートから島へ降りた最初の一歩はフワッという感じで、なんか変。
島の端はくれぐれも注意して歩かないと、そのまま、湖に足を突っ込ん
でしまうそうで…でも、ふかふかのじゅうたんの上を歩いているような
感じで気持ちよかったです。
島の真中は広場になっていて、広場を取り囲むように家が建ってい ます。広場では、この島の住民が民芸品を売っていました。ひととおり 見て、10歳前後の男の子が売っている所へ。
太陽を表わすペンダント(インカでは太陽神を崇拝している)がかわいくて、
種類が違うのを6個持って、「Cuanto cuesta?(いくら?)」と聞いたら、
「じゅうごソル(15sol)」となんと日本語で返ってきたんです!
まさか、この地で日本語を聞くとは! すごくびっくりしました。
数字と"こんにちは"、"どうぞ"、"ありがとう"は、日本語で言えるらし
い。
後でEdgarに話したら、「あぁ」とうなずいたんで、そう言えばEdgarはガイドで よくウロス島へ来てるんだと思い、「もしかして、Edgarが教えたの?」と聞いたら、 ふふっと笑っただけでした。どっちなんだ??
結局、値切って10sol(約300円、1個約50円)で買いました。 (値段がバレちゃいました。…プレゼントした友達よ、許して!まぁ、気持 ちの問題よぉ!)
それから隣の島へ行くため、トトラの船に乗りました。2人がやっと 座れるくらいの幅で、10人乗れるぐらいの大きさです。地元のおじさん が船を漕ぎながら、ガイドもしてくれました。
漕ぐたびに船が揺れて、 ちょっと緊張(泳げない…)。トトラの船と言えども、硬く硬く縛って作って いるため木のように硬く、底(床)には、クッション代わりにトトラをバラバラっと 敷きつめているにも関わらず、船を降りる時にはお尻が痛かったです。
次に着いた島は、もう少し大きい浮島で、ちっちゃな学校(右写真)とちっちゃな 博物館(チチカカ湖で見られる魚や鳥のはく製等)がありました。この2つの 建物だけが、トトラではなく、木とトタンで作られていました。
あとで思ったのですが、浮島では水道はどうなっているのでしょうか?
飲み水はチチカカ湖の水?でも、洗濯物を洗って干してあった…。
トイレは?もしかして、タレ流し?お風呂は?…肝心なことを聞いてくる
のを忘れてました…
チチカカ湖へ行ったら、ぜひ、1泊2日のウロス島、タキーレ島、アマンタニ島ツアーをお勧め致します。
モーターボートでタキーレ島まで約3時間、アマンタニ島まで約4時間。宿泊施設がないため民家に泊めてもらえ
るそうで、地元の人と触合うのにもってこいのツアーらしい。アマンタニ島から見る景色もまた絶景らしい。
…なぜ、行かなかったか…と言うと、最初の予定では、このツアーに参加したら、リマへ帰る予定日の飛行機
に間に合わなくなるという事で泣く泣くあきらめたのです。結局は、飛行機のチケットがとれなくて、プーノ滞在
が1日延びてしまい、こんなことなら行けばよかったと思ったのは、後の祭でした。