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夫主導の貯金管理
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我が家は私が生活費を管理、夫が貯金管理と担当が分かれています。こうなった理由は簡単。夫のほうが経済や金利に関する勉強をしていたから。私ならただ貯金し続けるところを、夫は金に変えたり、外貨貯金を行ったり、と資産運用を行っています。(株、証券はやってません。本当は私は実父に習って株をやりたいんですが・・・)

定期預金

勤務先の制度によりますが、お奨めしたいのが、財形貯蓄。財形貯蓄とは会社員の“貯蓄奨励・持ち家促進”を目的として設立された制度です。全ての会社で導入されているわけではありませんし、自営の方もできませんが、職場でこういった制度があれば是非お奨めの制度です。

一般銀行より高めの利率設定になっている貯蓄はもちろんですが、融資制度(財形制度の貯蓄を行っている人が対象)もあるので教育や住宅等でまとまった金額が必要な場合はこの制度を利用することが出来ます。

我が家は現在財形は行っておらず、民間の銀行に定期預金を毎月1万&5000円という低価格で行っているのみです。銀行に関しても宣伝だけにつられず、格付けランクをみるように、と父からは言われています。この
格付とは、銀行などのランクではなく、債務能力や、金融商品が契約通りに投資家に元本・利息が返済されるかどうかの確実性を示したものです。但し、格付を決定する基準は格付期間により異なります。よって、機関毎に同じ商品であっても違う格付になったりします。

銀行口座を作る際には、この格付も考えの中に入れておいたほうが自分の資金を守るためにも目安となります。(とはいえ、実際は自宅から一番近い銀行になったりするんですよね)

マネー情報貯蓄、投資商品に関しての解説はもちろん株式投資シュミレーションや住宅ローン金利、年金シュミレーションなど情報満載です。銀行の格付けに関してのコンテンツもあります。

外貨預金

ポスターの高金利にばかり眼がいきがちですが、この外貨預金は元本保証がされていない、また預金保険制度の対象外というハイリスク・ハイリターンの預金です。また円⇔外貨の換える時には“為替手数料”が発生します。つまり預け入れの時と、受け取り(払い出し)の時に手数料を支払います。お金を預金するにも引き出すにも手間賃がいるのです。そのため、この為替手数料に関しても加味しておかないと、実質金利が異なってきてしまいます。

尚、この為替手数料は取り扱い銀行によって異なりますので、外貨を考えている方はこういった内容も予め確認しておくことをお奨めします。

我が家では米、ユーロ、豪での外貨預金(主に普通預金)をしています。もちろん利益を得ることもありますが、為替変動によるダウンも経験しています。そのため短期間で殖やすというより、上がり下がりを横目でみながら長期保有しています。決して簡単にお金をためられる方法ではありません。必ず余裕資金で行うべき預金です。



金の価値は世界において有効な資産として通用することだと思っています。世界市場で毎日1g単位で価格が決まるため売買がクリア。また万が一銀行が破綻しても少しでも金という現物を持っていれば売ることでキャッシュになるメリットもあります。保有しているだけでは税金はかかりませんが、相続、売却利益などによっては課税されることがありますので、詳しくは最寄の税務署でご確認ください。

ちなみに我が家の保有方法は、ボーナス時など少しまとまったお金がある時にお店に出向き、メープルコインで買い、保有しています。こういった方法以外にも定期積立という方法で自分の予算に合わせた金額で毎月一定額を積み立てる方法もあります。積立がまとまった場合にはコインでも、またジュエリーとして形にすることもできます。いずれにせよ我が家では長期的な資産としての位置付けです。尚、先に述べたとおり毎日金価格は変動していますので、価格相場の動きをしばらく見てから買うことをお奨めします。